第11話神奈の作戦その3 根回し

早速那月さんはおにぃに接近してくれるようだ。おにぃと話す時に事前に連絡をくれるようにお願いしていたから話しているところをかげてながめていた。

できればこれでのってくれたら嬉しいけれどまあやっぱりだめなようだ。だが作戦のはんちゅうだから問題はない。


私は次の作戦に出るべくある協力者に会いにいった。それは生徒会長だった。

「お願いします会長!」


「それは和樹くんはのぞんでいるのかな?勝手にそんなことをしていいものか正直はかりかねるな。」


「それでも私はやらなくちゃなんです。今のお兄ちゃんは意思がない抜け殻のような感じなんです。そんなのだめなんです!」


「まあ僕も少なからず中学の和樹くんの噂は聞いていたよ。狭い町だ。すごい後輩がいるって程度だったけどね。だから彼を生徒会に誘ったんだがな。まあ今でも十分には活躍はしてくれてはいるけど噂ほどではなかった。そんな彼を奮起たいんだね。」


「そうです。だからおねがいします!」


「わかったよ。神奈さんの熱意に負けたことにしとこう。最大限協力しょうじゃないか!」


「ありがとうございます!」

それじゃあ放課後よろしくお願いします。

といい生徒会長のそばをはなれた。


これで根回しは終わりだ。なんとからこれがうまくいってくれたらいやうまく行くようにもっていくんだ!


どきどきしながら放課後をまつ。

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