第10話神奈の作戦その2 夜の作戦会議

「もしもし那月さん!」


「はい。聞こえてますよ!」


「それではなんとかお兄ちゃんに改変計画を立てましょう!」


「別にいいのだけどそれだとなんだか友田くんを改造しそうな勢いね。それで具体的には私はどうしたらいいの?」


「そうですねー。やっぱりここは王道に行くべきてましょうか。次の期末テスト勝負なんてどうでしょう?」


「それは願ってもないけど今の友田くんはのってはこないんじゃない?」


「それをたきつけるのが那月先輩ですよ!

お兄ちゃんと話して煽りまくるんです。」


「それでなってきたら苦労しないんじゃない?」


「そうですね。これだけだと弱いです。でもこの行為はお兄ちゃんの心に少しは残るはずです。そこにもう一手打ちます。」


「それはどんな?」


「それはないしょですよ!まあ成功したらどうしたかおしえますよ!」


「まあそれでといいわ。じゃあ今週中に友田くんとはなしてみるわ。」


「はい!おねがいしますね!」と私は那月さんとの電話をきる。


私はなんとかお兄ちゃんがこの勝負にのるようにうまく誘導できる作戦がある。でもこれはうまくいくかは五分五分だ。

でも私はこなしてみせる!と意気込みながら眠りにつくのだった。




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