第21話 ついにハッチャけ 禁酒休憩!

 2021年6月5日(土)。

 この日はちょっと、いろいろありまして、禁酒一時解除を決定しました。

 結果的には、正味5日、118時間の禁酒に成功、となりました。


 まあその、昼から特急「しおかぜ」に乗ってネットをごそごそ。40分ほどかけて瀬戸大橋を渡って丸亀へ。ここで、駅前のホテルに飛び込み、さっそくお仕事。といっても、駅前の丸亀市立図書館に行って、寄贈をしてご挨拶。縮小開館が多い中、ここはほぼ通常通りの開館をしているので、早目に。ただし、この近辺の図書館回りは、やめました。縮小開館の問題と、何より、大儀なのでね、ってことで。

 しかし、ネットサーフィンに賭ける時間がやたらに多くなっているのも、疲れの原因になっていることは間違いない。何とか、対策を立てねば。

 そんなことを考えている私に、どこからともなく、歌が聞こえて参りました。要は、カラオケ喫茶ね。岡山県内は緊急事態宣言のためどこも閉店が継続しておりまして、そういう歌声が聞こえてこないのですが、ここ香川県は時短こと時間短縮こそありますけれども、酒類提供はなされているし、カラオケも昼間は普通にあるときておりまする。

 

 歌のある世界が、こんなに新鮮に思えたのは、人生50年少々で、初めて!


 その裏を返せばどうなるかと言えば、歌のない世界というのが、実に殺風景な世界であるか、ということ。

 そりゃああんた、CDでもかければええとか、いまどきのこっちゃ、ようつべとか、あ、YOUTUBEのことね、それから、ニコニコ何とか、いろいろ、あるやないけと、そういうお声もあるとは思いますけれども、そういう問題じゃないのです。歌というのはね、それこそ野球あたりと違って、男女問わずだれもが楽しめるもの。歌詞がわからねば、それこそカラオケのテレビ画面を見ればええがな。まあ、松田聖子の歌60曲は歌詞なしでも歌えるおっさんもおるけど、ああ、わしやねん(苦笑)、そんなこと言わんでも、なあ、カラオケは歌えるがな。今ここよ、って、画像のテロップが示してくれるでしょ、もうそんな時代じゃない、30年以上前からさぁ。

 やっぱり、歌がないというのは、いかに特殊な世界なのか、なんか、灯火管制でじっとさせられているような感覚を、受けるのよね。


 でもって、17時を過ぎたあたりで、ホテルの自転車を借りて街中探検、というか、買出し。要は、酒類の買出しね。と思う人は、死刑だぁ~~! 目的は、トロピカルメロンパン! 第一パンが出しているという謎のメロンパン。

 四国では発売されているということなので、さあ、探索だ!

 と思ったものの・・・、結局、何軒か回っても、ありまへんでした(涙)。

 しょうがないので、半額以下になったパンと乾きもの、それに、チーズを買込んで、あとは、ヱビスビールと、サントリーの酸化防止剤無添加ワイン、それに、ブラックニッカの小瓶。大瓶買ってしまうと、2日で飲み切れんから、またしばらく岡山でダラダラと飲みだしかねないため、それは、ナシ20に。


 さてさて、それがその、酒飲んで、久々なもんで、眼鏡をね、外したのはええけど、ホテルのベッドに落としてしもて、それがな、わしの体重で、左側の棒の部分が、折れてしまったのよ。

 あわあわわ・・・。


 で、ショックの中、起きたのは、6時前。

 酒が残っているとは思うが、先週ほどでもない。

 いよいよ、8時30分が近づいて参りました。

 なんか、元気が出てきました。

 よっしゃー!

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