第6話「告白」
恋をした
クラスの君に、恋をした
君は待っていてくれた
屋上へ上がる階段を駆け上がって
その先で待っている
ドアを開けたらいてくれた
うしろ姿が映える
心はドキドキ
今、告白をする
君の前でしようとしている
そんな僕がいた
普段は目立たない存在
いつも席で独り
いつも読書
いつも君は僕とは違う
誰かと話していて
花が咲く
いつもクラスの中心
僕とは月とすっぽん
または、美女と野獣
そんな僕にはやってくることがない、
そう思っていた
君の言葉
屋上で待ってるね
そしたら気持ちは舞い上がる
やばいやばい
心臓おさまれ
そう言い聞かせ
ここまできたんだ
今、目の前にいる
青空の下で
雲一つない快晴の空の下で
落ち着かせて
君の前にいる
やあ、お待たせ
そんなセリフをしたからには
この後、何が待っているのだろう
僕の青春は始まったのだろうか?
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