第11話 紫陽花歌
「紫陽花歌」
あなたがいつもいてくれた
あなたは一緒に生きた人
あなたがいつもそばにいた
あなたは愛をくれた人
もう会えないと知っていた
もう会わないと決めていた
赤い紫陽花未恋花
青い紫陽花悲恋花
静かな雨の午後でした
あなたを想う午後でした
夏の気配がする窓辺
あなたがユラユラとゆれていた
梅雨色 詩川貴彦 @zougekaigan
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。梅雨色の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
関連小説
如是我聞もどき/詩川貴彦
★3 エッセイ・ノンフィクション 連載中 10話
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます