三十話 準備

今日は体育祭の準備。




暑いからしんどい。


今は、テントを立てるための柱を持っている。

幸い、筋トレをしているため重さ的には楽だ。

みんな二人で待っているが、俺だけ一人で持っている。

池宮のところ行こうかな?



ということで池宮のところに行った。




「おーい、いっしょもとーぜー」



「おっ、龍宝〜いいぜ」



よしこれでぼっちは免れた。



「二人だから多めに持ってこうよ」



「いいよ〜」



「「おいしょっと」」



「軽いな」



「そうだな」



「てか、池宮、種目なんにした?」



「あー、障害物競走や」



「あら、障害物かー」



「おん、龍宝は?」



「借り物競走でーす」



「あら、あっもしかして〜あるんじゃね?」


池宮がニヤニヤしながら言ってきた。


「なにが?」


ん?なんか定番的なやつってある?

いや待てよ、もしかして〜


「お題が『好きな人』とかね?」

ニヤニヤしながら、目だけを俺の方に向ける。


「げっ」

盲点だった。

うわぁ〜考えてなかったよ〜



「いやでもそれこの年ある?あったの?」



「あっそうか、龍宝おらんかったもんな」



「おう」



「どうだったかな〜んーなかったっぽい!」



「やはりな、まぁ、ないでしょう!」

はっきりと口にだす。


「どうかなぁ〜」

ニヤリと笑って裏を感じる整った顔だった。

しかし

その顔には少し不気味さを感じた。


何か起こりそうな、起こらなさそうな




テントがたち、解散となった。


池宮は部活で、俺は、○r.Childrenを聴きながら帰った。

最近は、【跳べ】だったり、【ロックンロール】を聴いている。










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皆様、是非聴いてみてください。



そして、余談なんですが、佐鳥龍宝くんの身長が伸びました!


紹介のところには、175cmでしたが、178になりました!


流石、成長期!



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