十二話 はじめての女の子友達
「せっかく友達になったんだから、敬語やめない?」
「え、あ、はい」
「むぅ、それも敬語」
顔を膨らませている。可愛い。
「わかった。ごめん、白井さん。」
「むぅ、それも!私のことは、真奈って呼んで!」
えっ名前で!?
「わかった。」
まじか…
「じゃあ、仕事終わったんで、帰るね、」
「一緒帰らない?」
がっ!?
「駅まで一緒に!」
「わかりました。」
「敬語!」
「あっ、」
「うふふ」
あー、
音楽聴いておこっ
イヤホンをつけて、ミス○ルを再生する。
これで紛らわそう。
「&@#*@&@」
なんか言ってる。
聞こえてないふり、
「ねぇ!」
わあっ!
「な、何?」
「何聴いてるの?」
ミス○ルだぜ。わかるのか?
「○r.children」
分かると思っただろう?にひひ
「わからないよね。」
駅に着いた。
「じゃあね、龍宝くん今日、私たちか、カップルみたいだったね…
…………………じゃあね!!!!」
そう言って走って行った。
カップル?何言ってんだか。
気にすんな。
帰ろう。
家にて-
「お母さん!週末、遊び行くから!友達と!」
「あら、そうなの?彼氏じゃないの?」
母さん、言っちゃダメ、、、
「そ、そんなわけないよ、!」
「そう、」
焦ってるやん悠華、
週末デートか、
俺には、程遠いな、
それが後々、起こるのは、まだ先のお話。
次の日
いつも通り学校へ行き、
何か見られながらも、授業を受け、
何もなく終わった。
てか最近、吉岡に見られてる気がして、何かしたか、不安になる。
えっ何かした!?
トイレいこ、
あれ、あの人木舞亜梨沙って人じゃない?
廊下歩いていると、前から来た。
あの人が木舞って人か、
ピシってしているな…少し怖いと聞いたが、
それも噂にすぎんな。
すれ違う。
風のようだな。
ん?通り過ぎるとき少し見られた?
まさか、そんなことないわ。
トイレトイレっ
休み時間
一通のlineが来た。
誰?
スマホを見る。
啓太か、写真付き。
海外の女優さんか。可愛いな。
あいつ相変わらず、垂らしだな。
駕ヶ絵 啓太。プロサッカー選手。
日本人で初めて、プレミアムリーグ得点王に輝いた奴だ。
こいつも、幼馴染。池宮も、
でも、啓太が言うに、俺にまだ負けてるらしい。
あいつのプレー見たけど、えぐい。
昔はよくサッカーしたものだ。
でもあいつは、彼女たちの写真を毎回送ってくる。
垂らしだ。
何度も言うぜ、垂らしだ。
みんなで、せーのっ《垂らしだ》
オッケーです。
いい奴なんだけどなぁー
あいつも頑張ってるっぽいし、俺も頑張るかぁー。
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次回
【悠華と創のデート❤️編】 番外編だよ。
見てね!
ミス○ルも聞いてね!
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