十一話 line友達
あーあ、月曜だ。
めんどい、
いつも通り、池宮と行く。
自慢話をしながら、
池宮は悔しそうだ。
教室のところで別れた。
あることに気づく。
今日、日直だ。相手は、白井かよ。
日直は放課後、教室を掃除をする。
帰るの遅くなんじゃん。
はぁー
切り替えるしかないや。
「お、おはよう龍宝く、くん。き、今日は日直だね、」
「はい」
挨拶してくれるの白井だけだ。これも男を落とす作戦か?
席について、音楽を聴く。いつも通りだ。
最近授業が退屈だ。俺はテスト二週間前からの授業は真剣に受けている。それ以外は少し耳にいれるだけ。
でも、頭の中で音楽を流している。
最近それをやっている。
みんなもやってみて。
昼休みだ。
あれ?陽キャのグループに白井がいない。
辞めるとか言ってたからかな。
俺には関係ないか。
そう言って弁当箱を開ける。
そしてイヤホンをはめて、ミス○ルを聴く。
これがまたたまらん。
そう思いながら、昼飯を食べる。
何度も言うが美味い。
トントン
肩を叩かられた。
池宮か?池宮くらいしか俺を呼ぶ奴は居ねーもんな。
「何? !!!!」
え。
そこには顔を真っ赤にしている白井が立っていた。
「白井さん。どうしたの」
まじで何?日直のことか?
「あ、、あ、日直頑張ろうね。」
ん?それだけ?それ言う必要あるか?
「そうだね。」
そう言って教室を出て行った。
何だったんだ。
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白井目線
今日、日直だ。
そして、龍宝くんと一緒!
嬉しすぎルー!!!!
今日は友達になりたいから話そうと思う。
緊張するなー、、
昼休み。
よし覚悟決めろ!真奈!
やっぱり音楽聴いてる。
何の曲なんだろ。
今はいい!友達になったとき聞いてみよ
トントン
しちゃたー!!!!
「何?」
あっ!
「白井さん。どうしたの?」
えっあっう、
「あ、あ、日直頑張ろうね。」
何言っての私ー!
「そうだね」
顔が赤くなってる感覚がある!
あー!!!!トイレいこ!
そのまま教室を出た。
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あー終わった。
放課後掃除か、
白井と二人きりだ。
こんな状態誰もが羨むだろうな。
「わ、わ、私プリント取ってくるね。」
駆け足で出て行った。
よし、掃除始めるか。
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放課後こそ、やるぞ!
覚悟決めろ!真奈!
2回目だ。
プリントを教卓に置いた。
よし、言うぞー!
「龍宝くん!、友達になってくれないかな。?」
言っちゃったー!
どうかな?
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「龍宝くん!、友達になってくれないかな?」
え?友達なるだけならいいかな。
断る言葉も見つからないからな。
「いいですよ。」
嬉しそうな顔してる。
なんで?
「lineも交換することできるかな?」
嘘つくのも嫌だしな、
既視感あるけど、いいか別に。
「いいですよ。」
めっちゃ嬉しそうな顔してる。
そんなにか?
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