十話 サザエさん症候群
今日は日曜日だ。
めちゃくちゃ嬉しい。でも、明日は月曜日…
【サザエさん症候群】ってやつかな。
今日は出かける様子もないっぽいし、ライブDVDを見よーっと
「おはよー」
「あら、おはよう」
俺は、週末でも、7時くらいに起きる。
ちなみに悠華は9.10時くらいだ。
ディスクにDVD入れて、再生っと。
~♪♪
始まったぜ!!!!
「朝からライブ?」
「うん。それがいいんだよ」
「へぇー」
今は静かにしてほしい。
ライブに集中しないといけないのだから。
最初は…《Your song》か、いいな
盛り上がるぜ!
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ふぅー
最後か、
やっぱり最後は、《終わりなき旅》だな
カッケー。最高だ。
はぁー終わっちゃった。
本当に最高だった。
何回でも見れるな。
「おはよー…」
悠華が起きてきた。
もう10時だ。遅すぎだろ。
「おはよう。遅いわねー」
「うぅん…」
今にも寝そうじゃないか。
よし勉強するか。
「勉強してくる」
「はーい」
スマホで音楽を流し、Bluetoothワイヤレスイヤホンをはめる。
曲は勿論ミスチルの曲。
「お昼よー!」
下から声が聞こえる。
てかもう昼か、階段を降りる。
おーうまそう。
「あれ悠華は?ちょっと呼んできて」
「はい」
階段を登り、悠華の部屋の前に着いた。
ん?なんか声が聞こえる。
電話してんのか。
「きずくくん!来週の日曜デート行こ!」
「行けるの?どこ行く?」
えっ!?あいつ彼氏いんのか。
きずきくん誰だそれ。母さんに報告しとくか。
即座に階段を降りる。
「母さん。悠華、彼氏がいる。」
「あら、そう!さすが私の子
名前は?」
「苗字はわからんけど、きずくって言ってた。今電話中っぽい」
「きずきくんかー知らないわね。深堀はしないでおきましょ。」
「わかった。」
「さっお昼お昼」
あいつに彼氏がいるとは、
俺と違って陽気なやつだからな。できるかそりゃー。
ぼっちの俺にはできないだろうな。
そう思いながら昼飯を食べる。
「ごちそうさま。」
「はい、皿そこ置いといて、」
「わかった。」
俺は昼飯を食べ終わった後暇な時筋トレをする。
理由は太りたくないからだ。
まあ、そのおかげで、引き締まった体になったがな。
あとシャドーボクシングもする。
なんか、良いっていいってたから、音楽を聴きながらやっている。
楽しい。これも楽しみの一つかな。
ああ、明日は学校だ。
やだなぁー。
いや、池宮に、ライブ自慢でもするか、それぐらいだなぁ。
悲しいなぁ俺。
ぼっち歴一年だから少し慣れてるが
はぁー。
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