カクヨム

 カクヨム様については私より皆様の方がよくご存じだと思いますので、カクヨム様での印象や私の心情を交えて、最初の行動をざっくり語ります。

(202106現在、私はカクヨム様歴10ヶ月で、ざっくり解説より偏執的な心情多めで、若干、気持ち悪いかもしれません。すみません)



 どうしてさらに無料小説投稿サイトに登録しようと思ったかと言うと、pixiv様でホラー用に書いた話(ホラーというか現代の闇みたいな、カクヨム様に置いてる「身近にある絶望」コレクション系の長い話)はどこなら読んでもらいやすいかなぁ、と探していたからです。

   ↑

(この小説はラストが不謹慎かと思って、今はpixiv様でも見えなくしています←再表示しました。当初のページ平均約40PVだったので、現代文学もpixiv様で読んでもらえるんだと感じました)

   ↑

(pixiv様でブックマークしてくれた方に思春期のもやもやを描いた作品があったり、pixiv様で開催されていた百合文芸の受賞作品のひとつがまさに純文学だったり。私は先入観でpixiv様には二次っぽいのしかないのかと思っていたけど、実際は文学系も受け入れてくれそうです。そして学生さんもいるので、案外カクヨム様と似ている層があるのかもしれないと思いました←というのをpixiv様ページにも後で追記します)


 どこかで「カクヨムはガチ勢」と見て、それなら読んでもらえるかもしれないと思って登録しました。

(「身近にある絶望」コレクションにコメントいただけて本当に嬉しかったです! ありがとうございます!)


あと、カクヨム様から投稿できる賞が複数あるから。

(紙で投稿するより楽なので)


 カクヨム様TOPページ、文字が多くて、最初はホームページの画像がテキスト化けしてるのかと思いました(すみません)。

 開始当初はしばらくTOPを見れませんでしたが、今は慣れて、キャッチフレーズも楽しく読めるようになりました。まさにキャッチーな一文には感心しきりです。

   ↑

(pixiv様といいTOPに若干ウッとなるのは、もしかしたら私が横並び表示になれていないからかなと思いました)


 お試しで短編をupして使い方を確認。

 テキストソフトがいらないくらい書くのが快適な編集画面がスゴい!

 「プレビュー」をクリックするだけで「編集」と「プレビュー」が切り替わるのもいい。スマホで見直しついでに修正もできるのが超便利!

   ↑

(最初はいつも通りにメモ帳で書いてコピー&ペーストしていましたが、最近はカクヨム様に直打ちするようになりました。振仮名ふりがなは同じだし、スゴいラク! 自動で均等に振ってくれる!←なろう様では真ん中によってしまうので一文字ずつ付けている)

 

 たまたま時期的に「カクヨム甲子園」が表示されていたり、人気作品のタイトルやキャッチコピーに「Vtuber」「えちえち」とあったりで、なろう様やアルファポリス様よりも学生さんが多いのかな、全体的に若いな、と感じました。

   ↑

(たまたまかもしれませんが、それらの単語を他サイトで見たことがなかった←Vtuberは最近見かけるようになりました)

   ↑

(なろう様ではエロが過ぎると運営様から修正依頼がくるので、あからさまなタイトルは少ない気がします←目に入ってないだけかもしれませんが。修正依頼を受けた作品は、ギリギリを攻め直したり、18禁サイトの方に引っ越されたりします)

   ↑

(ちなみにアルファポリス様では混在しているので、タイトル近くに表示されるR表示を見逃してしまうと、読んでいてぎょっとすることがあります←どっちも読むんだけど、ないと思っててあるとびっくりするし、あると思っててないとガッカリする)


 カクヨム様で募集されている賞はなにか調べていると「角川つばさ文庫小説賞」にカクヨム様からも出せることを知り、合いそうな作品があったので出すことにしました。


 締切り月ギリギリだったので、すでに書き上がっていた作品を加筆修正しながら三日間で一気投稿したためか、PVがほとんどつかなかった。

(半年後くらいに見ても1ページに対して0~2、1話目も10あったかどうか)


 このPVが話数ごとに棒グラフ状で一目でわかるようになっているのはわかりやすいです。下がった場所や気になったと思われる場所がすぐわかるのが素晴らしい!

(話タイトルも大事なのがよくわかる)


 事前に「カクヨム様では読み手が少ない」とあちこちで見聞きしていて、単純にPVが少ないのかなと思っていたんだけど、そうじゃない。

 カクヨム様では、まず誰かの目にとまるための努力がいるのか。

 今度はちゃんとセオリー通り毎日アップしようと思いました。 


 「自主企画」の存在が初めてで、最初は意味がわからなくて企画者様にたずねました(思い返すと失礼な問いでした。こころよく教えていただき、ありがとうございます)。


 個人の企画を大々的に募集できる便利なシステムなのですね。


 「自主企画」、埋もれてしまった過去の作品を表に出せるし、読み手は気になるテーマの作品を見つけやすくなるし、書き手はコミュニケーションしやすくなるし、ほんとスゴい!


 「○○な恋愛もの」「☆☆なSF」などテーマ縛りや、「同じあらすじで書く」「同じ小説の出だしの続きを書く」など、実験的な内容も興味深いし、なによりそれを募集してすぐに開催できる手軽さがイイ!

   ↑

 紙の同人誌(薄い本の方ではない方)で企画実行するのはかなり大変なので。


 カクヨム様に登録したからにはカクヨムコンに出したいと思って、過去の大賞作品などを読んでいる途中に(受賞作品を読めるのがいいですよね!)、アルファポリス様でファンになった作家様や、どストライク作品に出会えたので、ちょこちょこ読みに通うようになりました。


 カクヨム様で登録したならカクヨムコンに出したいと思い、でも長編を新たに書くのは無理だったので、カクヨムコン6に短編を持って来ることにしました。



……ここから部分引用……

【第6回カクヨムWeb小説短編賞2020】

2020年12月1日(火)~2021年1月31日(日)

一万文字以内。ジャンル不問。


【第6回カクヨムWeb小説コンテスト】

2020年12月1日(火)~2021年1月31日(日)

10万文字以上。


異世界ファンタジー部門

現代ファンタジー部門

恋愛部門

ラブコメ部門

キャラクター文芸部門

どんでん返し部門

朝読小説賞


読者選考期間

2020年12月1日(火)~2021年2月7日(日)

~~ここから抜粋引用~~

一般読者とプロの小説編集者、2つの視点から受賞作を決定するWeb小説ならではの選考方法

応募された作品は、読者による支持と編集部による審査という2つの選考を経るため、通常の新人賞では現れない・応募できないような、新しい作品にもチャンスがあります。

~~ここまで抜粋引用~~


中間選考結果発表

2021年3月頃 発表


最終選考結果発表

2021年5月頃 本サイト上にて発表

……ここまでカクヨムコン6について部分引用……



 カクヨムコンには、選考参加編集部・レーベルが複数あり、複数ジャンルに対応していて、うまくいけばコミカライズもされる。

 なろう様で行われている「ネット小説大賞」と似た感じなのかと思いました。そして読者選考はアルファポリス様と似た感じなのかな、と思ったのですが。


 はい。まず、ここで失敗。


 当時はまったく理解していませんでしたが、カクヨムコンの読者選考には、フォロワーほぼゼロ状態の自分が期限ギリギリに出すのは悪手もいいところだったわけです。

(まったくの無名が一気投稿では、読まれず埋もれてしまう可能性が高いから)


 カクヨム様をふらふらするようになってから、カクヨム様の読者選考というものがどういったものなのか、あちこちのエッセイやら近況報告やらで書かれている内容を読んで、どうやらフォロワーが必要っぽいと知って「こりゃ私には無理だな」と。

   ↑

(その後、読者選考を通った方にインタビューしたエッセイ「『カクヨムWeb小説短編賞2020の中間選考に残った理由』を聞いてみた」(三谷朱花さま著)を読んで、どうやら☆の数だけでなくPV量も関係しているようだとわかりました)


 情けないことに、現在の自分は友達ともメールやSNSができない。読まれるためにまず交流ありきは厳しい。

 カクヨムコンはあきらめよう、カクヨム様では別の大賞投稿のみにしよう、と思っていたら、KACが始まりました。



 カクヨム様でのお祭り。

【KAC2021 ~カクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシップ 2021~】


……ここからKAC2021について引用……

『KAC2021 ~カクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシップ 2021~』は運営が公開する創作のお題に基づいて、ユーザーが作品を投稿・閲覧、レビュー投稿することで参加できるカクヨムユーザー全員参加型のキャンペーンです。


期間中の月・水・金曜日に、計10回運営からお題が出題されます。参加者は毎回出されるお題をもとに、作品を執筆&公開してください。


作品投稿方法は、作品本文文字数1200~4000字の作品を書き、キャンペーンタグ(※キャンペーンタグは毎回変わります)をつけて公開するだけ! 1回だけの参加もOK。苦手なお題があったら飛ばしても大丈夫。もちろん全10回の投稿で皆勤賞を狙うのも大歓迎!


なお、単著の出版経験をお持ちの方には、“プロ作家賞”という専用の参加枠をご用意しました。KADOKAWAに限らず、出版社経由で単著(ボーンデジタル含む)の出版経験をお持ちの方が対象となりますので、予めご了承ください。


~~お題はその都度、発表されていました~~

 1回目お題「おうち時間」

 2回目お題「走る」

 3回目お題「直観」

 4回目お題「ホラーorミステリー」

 5回目お題「スマホ」

 6回目お題「私と読者と仲間たち」

 7回目お題「21回目」

 8回目お題「ソロ○○」

 9回目お題「尊い」

10回目お題「ゴール」

~~お題はその都度、発表されていました~~


賞・賞品


毎回選出

読者賞×5名:お題発表から一週間で、読者の獲得数が多い上位1~5作品

1位:5000リワード、2位:4000リワード、3位:3000リワード、4位:2000リワード、5位:1000リワード


レビュー賞×5名:お題発表から一週間で、最も多くの★数を獲得した上位1~5作品

1位:5000リワード、2位:4000リワード、3位:3000リワード、4位:2000リワード、5位:1000リワード


※読者賞を受賞した場合、レビュー賞の同時受賞はできません


金曜ボーナス回 3/12,19,26

カクヨム賞(5000リワード):数値指標にかかわらず、担当が最もオススメしたい1作品


カクヨムレビュー賞(図書カードネットギフト3000円分):数値指標にかかわらず、担当が最もオススメしたい本文付きレビューを書いた1レビュアー


全ての回が終了後に選出 KAC賞

皆勤賞(300リワード):全回作品投稿し、全ての回の応募条件を満たしているユーザー全員


ベスト皆勤賞(3万リワード):全回作品投稿し、最も多くの読者を獲得したユーザー1名


レビューいいね賞(図書カードネットギフト1万円分):期間中に最も「いいね!」ボタンが押されたレビュアー


※「読者」とは、応募締切までに得た「アクセス数」などの指標で形成されます。その詳細はお問い合わせいただいてもお答えできかねます。


プロ作家賞

ベスト皆勤賞(3万リワード):全回作品投稿し、最も多くの読者を獲得したユーザー1名 ※プロ作家賞は、KADOKAWAに限らず出版社経由で単著(ボーンデジタル含む)の出版経験をお持ちの方が対象となります。


※上記に該当すると運営が判断したユーザーは、【毎回選出 レギュラー賞】【金曜ボーナス回3/12,19,26】【全ての回が終了後に選出 KAC賞】の受賞対象外となります。プロ作家賞のみ参加可能となりますので、予めご了承ください。なお、本件に関するお問い合わせは原則受け付けません。

……ここまでKAC2021について引用……



 なろう様での公式企画「ラジオ大賞2」や「冬の童話祭」を経て「短編もいいなぁ」と思えてきた自分は、短編祭りならぜひとも参加しようと思いました。


 ついでに、目にとまりやすそうなこの機会にウケそうな長編作品をカクヨム様にも置いておこうと、異世界長編を毎日upするようにしました。

 しかし思っていたほどPVがつかなかった。

   ↑

(今思うと、KAC参加者はKAC期間中はKAC作品を書いたり読んだりで忙しくて他の長編作品など読めなかったんじゃないかと)

   ↑

(KAC後から読んでもらえてほっとしました。それほどふるわなかったのは、単純に面白くなかったのか、いかにもなタイトルがカクヨム様にいる本来読んでもらいたい年齢層には合わなかったか、主人公が25歳OLなのがカクヨム様にいる若者には合わなかったか……。うん。とりあえずタイトルを変えよう→変えました!)


 しかしKAC作品は、今までぴくりともしなかったPVが、初日に、それも書き立てで! ついたのですよ!

 しかも、コメントまでもらってる!!

 びっくり!!!

   ↑

 ちなみに、一番最初にシステムを理解するために登録初日に置いた短編778文字のPVは5(←8ヶ月目でです)。

 今回の最初に書いたKAC作品に入った初日のPVが8!

   ↑

(どっちもヒトケタながら、びっくり度が多少なりとも伝わると嬉しいです)


 そしてなろう様に少しでもおられた方なら、コメントやレビューは神の微笑みかってくらい貴重なのは理解していただけるかと思います。

 カクヨム様での初コメ、ひゃっほーい!!

 狂喜乱舞しましたよ!

   

 私がなろう様を始めた当初は今よりも精神的に弱り切っており(なろう様にupするのは遺書がわりだと思うくらい思い詰めていた)、友達とのメールさえつらかったので、スルーが基本のドライでクールななろう様環境は大変ありがたかったのです。


 ですから、ほとんど無反応(PVはあるけどコメントなどはつかない)なのが当時の自分には合っていたし、なろう様で、自分的にも環境的にもスルー環境にすっかり慣れていたので、PVすら動かないカクヨム様環境は全然平気だったのだけど、敏感な反応やコメントにおののきました。


「KAC作品は毎回誰か読んでくれ、コメントが入る、だと!?」


 え、ここって実はコミュ強の集まり? と、びびりまくりました。


(ちょっと待って。「スルーがありがたい」と「コメントが嬉しい」って、支離滅裂じゃない?って感じですが、若干病んでる自分には気持ちの波があって、いけてる時は前向きで、ダメダメな時は下向きなので、どれも本当にそう思ってるんだけど、真逆に近い内容になります。自分でも書いてて微妙です)


 でも、長編は読まれない。

 そうか。今がKACというお祭り期間だからだ。


 短い期間にお題で書く必要があるので、話が浮かばないと「他の人はどんな風に書いてるの?」と、書き手が参考にしたくて読みたくなるのですよ。

(少なくとも私は書くヒントというか、とっかかりが欲しくて読みたくなります。でも読むと引っぱられちゃうから、自分のを書く前に読むのは、本当に書けなくて困った時の最終手段です)


 反対に、首尾良く自分の作品が書けた時は「他の人はあのお題でいったいどんな作品を書いたの?」と気になって読みたくなるのですよ!

(同じテーマなのに予想外なタイトルや、気になるキャッチやあらすじだと、ついついクリックしてしまう)


 そして、書き手ならではの「こんなすごい切り口があったのか!」に感動したら、「ここが良かったです!」とコメントしたくなるし、コメントいただけたら「貴重なコメントをいただいたのだからお返ししなくては」精神が発動するのですよ!


 言ってしまえば普通のやりとりなのかもしれませんが、そんな当たり前のやりとりができるって素晴らしい!

 感想を言い合えるって楽しい!

 なんて優しい世界なんだ!!


 乱暴にまとめるなら「電子版文芸部」といったところでしょうか?


 もちろん、FC2小説様もなろう様もpixiv様もアルファポリス様もカクヨム様もひとしく「電子版文芸部」なのですが、勝手に自分の印象で、FC2小説様は「マイペースでいこう」、なろう様は「出入り自由なタコ部屋かつアメリカンドリーム」、pixiv様は「趣味を極める場所」、アルファポリス様は「いかに消費者のニーズを捉えるか」、というイメージです。

   ↑

(あくまで私個人の印象ですよ! 本当はどのサイト様もきっともっと奥深いです)


 そんな中で、KAC中のカクヨム様はまさに「電子版文芸部」でした!

 人が集まって「みんなで楽しもう」という文化祭みたいな空気が、KAC作品や、あちこちのコメントから伝わってきました。


 確かに自分も、今までになくコメントを残していたというのもあります。

 カクヨム様に限らず、FC2小説様なろう様pixiv様アルファポリス様でも同じくらいこまめにコメントしていたら、もしかしたら同じくらい反応が返ってきていたのかもしれません。

   ↑

(だからといって、どこでも闇雲にコメントしたら、スルーされてガッカリしたり、相手側にウザがられたりするかもしれないので、コメントする前に、そのサイト様や作者様の傾向をリサーチした方がいいように思います)

   ↑

(ということをいちいち考えるのが大変なので、カクヨム様の外ではコメントいただいた時だけ返すという、ほぼスルー状態で活動しています)


 コメントできないししなくていい世界にいた自分が「読んだ作品にコメントを残す」ようになったキッカケも、カクヨム様のどこかで誰かが「コメントのない星や♡などよりも素直なコメントが欲しい!」と心の叫びとして書いてあるのを読んで、「それがカクヨム様なら、できる限りコメントしよう」と心がけるようになったからです。


 それでもどうしても言葉が浮かばないこともあって(短くてキレイにまとまっている作品や、すでに素敵な感想やレビューが書かれてあると、もうそこに自分の文章を足せないと感じてしまう。あと、作品がスゴすぎて称える言葉が浮かばない時や、なにを語ってもネタバレになりそうで語れない場合も難しい)、全部ではないけれども、KAC期間中になんとかコメントを書けるようにまでなりました。

 カクヨム様におられる皆様のおかげです。ありがとうございます!

   ↑

 最初は星やコメントを知らない人に勝手に入れてもいいのか不安だったし(今でも初見の人には迷います)、♡は存在すら気づいてなかった。

(気づいてからも♡を入れるか入れないかで迷う)

   ↑

(グッときたページに入れる。感想は書けなくても応援しています! を送りたい、という主旨はわかるんだけど、そうしようと思うと、短編ならともかく、長編だと読んでページをめくる前に毎回いったん立ち止まって考えることになるのがツラい。つい押さずにだーっと読むか、なにも考えず機械的に全部押すかになってしまうので、結局主旨から外れてしまう。♡多いと通知が埋まって邪魔かもしれない、とか考え出すと、ぐるぐる……)


 どうするかいちいち考えるのが大変なので、「カクヨム様では書ける限りコメント書いて、反応をくれた人はもれなくフォローして反応には反応を一回でも返す」をマイルールにして交流していたのですが、フォロー人数が多くなると、どなたに反応を返せたかがわからなくなってきました。

 

 あと、このマイルールだと、短編はいいけど長編は微妙なことが判明。


(私の記憶力では長編連載が追えず、かといって完結してから読むとなると反応が遅くなるから失礼かもしれないし、完結する頃にはその人のことを忘れてしまっている。完結済作品や短編がなくて連載中長編のみしかないと、もう連載途中でもある分だけ読んじゃう? そうすると高確率で次話を読む前に話を忘れちゃうから途中で脱落する可能性が高くなって……と、ぐるぐる)

   ↑

(これ、面白い面白くない関係なしに忘れてしまうんですよ。市販本でも同じです。印象が薄いと読み終わった瞬間に忘れるし、印象深くても一回だけではやっぱり忘れてしまいます。だから「好き!」と感じたものは無意識に頭の中で反芻したり、できる限り手元に置いて何度も見直したりするようになりました。頭の中で再生できるくらいまで読み込まないとスポッと忘れちゃう。私の脳みそはプリンじゃないかと最近本気で思います)


 カクヨム様で困ったのは、交流と見て回るのが楽し過ぎて、自分の長編が書けないこと(爆)。


 「いい年して、なにを言ってるんだ。スマホを初めて手にした子どもじゃないんだから(やれやれ)」って感じですよね。


 もともと物語に対する執着がヤバいのは自覚してたんだけど、ネット小説はほんと自制がきかないです。ひたすら時間の続く限り読んでいたくなります。


 カクヨム様では「この作者様が書いている作品」と、「まず作者様がいて作品がある」という風に感じられるのが面白いです。それだけ個性的な文体や独特な世界観があるので、作者様のこともいちキャラクターのようにイメージしてしまうのが面白くて、どんどん読んでしまいます。


 残念なのは、自分でも不思議なのですが、自分の中にある「書きたい」「伝えたい」みたいな気持ちが、交流すると交流に満足して霧散してしまうこと。


 「コメントがあった方が頑張れる!」「注目されてるのがわかると燃える!」気質の作家様も多数いらっしゃるというのに、なぜ霧散してしまうんだ自分。残念すぎる。


 交流は本当に嬉しいんですよ!!

 超シアワセ!!

 嬉しいのに……なんで霧散しちゃうんだろう。


 アイドルできる人たちってマジでアイドルなんですね。

 自分にはどうしてか無理っぽい。できればかくれてこっそり活動したい。

 この、こそっとやりたい感、なんて言えばいいんでしょうね。

   ↑

(それを書いてる時点で、すでにこっそりじゃないだろーとも思いますが、どこかにこのぐるぐるを書いとかないとと思って、あえて書いてます。プロフィールに書いても長いと読まれなさそうだし、長すぎて書き切れないし)


 あきらめていた交流ができて楽しくて、思いがけずフォロワー様も増えて、これで次のカクヨムコンには万全の体制で挑めるじゃーんと思ったら、作品が書けなくて挑めないのは本末転倒すぎる。

 

 交流に悩んでいるときに「コメントは無理して書かなくてもいい」というお言葉をいただきました。ありがとうございます。そうですよね。なんでも無理したら続かないから、万感の思いで♡や☆を押すか、☆とブックマークのみか、PVだけにするか、どうしよう。

   ↑

(本来は、事前にどうするか決めるようなことじゃないですよね。普通に読んだ作品についてその場で考えて決めるべきだとわかっちゃいるのですが、そうすると私は読んだ後に毎回やたらめったら時間をかけて悩むことになり、悩むくらいならもうカクヨム様で読むのやめよう、となってしまうので、できれば事前に基準を決めておきたいのです)

   ↑

(ちなみに、なろう様では基本PVしかつけてません。読む用端末はわざとログインせずにただ読むのみに使っていて、評価もブクマもできないようにしています←とっても気が楽。「閲覧履歴」がいっぱいになったくらいに履歴を見ながら記録したい作者様やタイトルをルーズリーフにメモし、そのときにまだ覚えている印象深かった作品をPCからログインしてブクマに入れています)

   ↑

(なんでこんな面倒なことしてるかというと、タイトルを研究したかったのと、自分の好きの傾向を調べるために始めたのですが、手間がかかるのとうっかりすると履歴があふれるのが難点。←あふれた分は記憶からもなくなってしまう。そろそろ評価できそうな自分基準ができてきました。評価すればマイページに評価履歴として残るので、そっちの方が確実に記録できていいかもしれない)


 カクヨム様ではPV以外が署名つきなのでさらに悩みます。

(♡も☆も入れたいけど、お返しをいただいたら、そのお返しにいかなくては……と、ぐるぐる)


 フォローもね。

 頭打ちまでなにも考えずにしていこうと思ってたら、2千人越えている方をお見かけして、ひぃいいってなりました。

 え、これ、いったい何人までフォローできるの?

 上限数どこかに書いてあるんだろうけど、それを見つけられない(涙)。

 もしかして一人何人までとか決まってないフレキシブル対応?

 それならそれで、作者様が書かれている作品ジャンルとかでまとめたいから、グループ分けとかできたら嬉しいなぁ。


 ブックマークも何件できるか知りたいんだけど、どこに書いているかがわからない。ブクマももしかして上限ないの?

 大量にブクマできるんなら、読む予定作品すべてにブクマつけて片っ端から読んでいくんだけど、読み終わって外したらやっぱりショックなの?


(なろう様でのブクマはポイントとつながっているので、読み終わって外されただけだとわかっていても若干ショックらしい←ポイントも一気に減るから。カクヨム様ではポイントにつながってないけど心情的にどうなんだろう? ちなみに自分は気にしません←ブクマは読み手の物だと考えているから)

   ↑

(カクヨム様での持ちブクマ数がわからないから、なろう様と同じ持ちブクマ数4000と考えて、短い作品ばかりなら一年間で読んじゃうだろうし、読み返すためのお気に入り作品としておいとくブクマも欲しいから、やっぱり読んだ作品全部に付けておいとけない。最終的に整理するためにも、読み終わったら外すしかない。外してショックを与えるくらいなら最初にブクマしない方がいいの? でもブクマしないとわからなくなっちゃうし……と、ぐるぐる)


 なに勝手にぐるぐるしてんだよって感じですよね。

 あれこれ考えすぎる自分は、考えていたらだんだんわけがわからなくなってきて、「もう一気に全部外して創作のみにするべき???」となってしまいます。

   ↑

 こういった経緯があって、なろう様のある層の書き手様は基本スルー(コメントしない文化)になったのではないかと勝手に推測しています。

   ↑

 あ、これは私が勝手に妄想しているだけですよ! 誰もがみんなそこまでぐるぐる考えないだろうし、実際のなろう様には違う理由があるのかもしれない。

(一番考えられる理由としては、コメント欄が炎上→作者が疲れきって筆を折る、という話をわりと見かけるので、なろう様では火種にならないように、コメントには極力さわらないようにしているように思えます。だから、なろう様では「面白かったよ」「読んだよ」を伝えるのは言葉じゃなくて☆で、「続きを楽しみにしています」はブクマなのかなぁと)

   ↑

 そもそも私が勝手にそう感じているだけで、なろう様にも普通にコメントをやりとりする文化があります! これだけうだうだ言ってる自分にしたって、なろう様でも普通にコメントやメッセージのやりとりをしています。ただ、考えすぎる自分は、こんな風にいちいち考えてしまい、そうやって考えることに疲れちゃうので、基本スルーがありがたいため、「自分と似た感覚だったら嬉しいな」と都合のいい推測をしているだけです。つまり、実際のところはよくわからない。

   ↑

 そんなわけで、現在のカクヨム様のコメントできる環境というのは、本当に貴重だと思っています。


 せっかくカクヨム様にいるのだから交流したい!

 誰かのオススメを知るのが好きな自分は、通知に流れてくるレビューを見るのも楽しみなので、できればフォローもなくしたくない。


 でも頭が追いつかなくて書けないのは困る。

 きっとどうにかして両立できる方法があるよね?

 ついつい通知を見ちゃうのをやめて、見るのを曜日や時間で固定するとか。

 通知チェックを自分の小説書いてからのご褒美にするとか。


 まぁこのあたりについては私個人の問題なので、あとでゆっくりぐるぐる考えるとして。



 ご縁のあったカクヨム作家様の作品や、なんとなく気になったカクヨム様作品を読むようになって思ったのは「自由だなぁ」ってことでした。


 数行だけのSF作品があったり、詩作品があったり、和歌があったり。

 まさに文学らしい文学、ラノベ、児童文学、童話があったり。

 空白を活用していたり。

 夢の記録や体験談や闘病記や読んだ本の記録といった、自伝的な自分についての作品があったり。

 自主企画で実験的なことが行われていたり。


 なろう様で公募層だけを読みふけっているうちに、ウケるのは山あり谷ありのハッキリした物語で、できれば十万文字かもっと長い方が喜ばれて……と私は勝手に小説にガチガチにワクを作ってしまっていました。


 もちろん、それは公募を狙うためには大事なことなんだけど、それだけが小説じゃない。 

 アルファポリス様作品を読んだ時もワクが緩和したんだけど、その先があったとは!


 それと前後して、突き抜けたなろう様短編作品を読んだことで、「もっと自由に書いていいんだよ」とあちこちのサイト様から言ってもらえたように感じました。

(もちろんサイト様はしゃべりません。私が勝手にそう思っただけです)


 そんなわけで、考え過ぎると時間がかかるため、ついついマイルールを作ってガチガチの行動をしていたけれども、もっとゆる~く活動しようと思いました。


 懐が広いカクヨム様には小説っぽくない作品も置くようになりました。

(カクヨム様では自分語りや夢ネタも受け入れてもらえるのでありがたい)


 カクヨム様にくる前までは「あとはエブリスタ様やノベルアップ様にも登録して全無料小説投稿サイトを制覇してやる!」くらいの気持ちでしたが、さすがに手がまわらないのと、現在の自分が書くジャンルは今所属しているサイト様のいずれかに置くことができるし、はからずも売れっ子作家様みたいに交流を楽しめたりで、「これ以上はもういいや」と思えました。


 とか言っといて「今いるサイト様には属さない小説を書いた」、「あのサイト様にあの作家様が!」や「あのサイト様からあの賞に出せる!」などで別サイト様に登録したら追記するかもしれませんが(ミーハーなんで)。

 今のところ、その予定はありません。


 そんなわけで、高山小石は、FC2小説様(ここではneyanoneです)、小説家になろう様、pixiv様、アルファポリス様、カクヨム様に存在しています。

 カクヨム様にいない時は、リアルが忙しいか別サイトの作品を書いています。


 たまにコメントがそっけないときは、眠たいか、たまたまテンションが下がっている時期なだけで、怒っているわけではありません。


 反対に、微妙に主旨がずれた長文コメントの時は、興奮のあまり短くまとめられなかっただけです(短くまとめるにはかなり推敲がいるのです)。「またやらかしてるなぁ」って感じで、生ぬる~くスルーしてくださいね。後で反省しています。



☆★☆

 こうやって書き出してあるのを見て思ったけど、書き手に親切な作りなのね。

 他のサイト様だと相手が誰かわからないところが、カクヨム様ではハッキリしている安心感もあって、交流が活発なのかしら。

 自主企画を見ているだけでも楽しくて、ついつい読んじゃうわぁ。

 この空気感のまま続いてほしい。でも、明らかな身バレにはご注意よ!

☆★☆

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る