応援コメント

レーザー光線は貫かない」への応援コメント


  • 編集済

    光の兵器には夢がありますね。
    論の中でも説明がありましたようにライブなどのステージ上のスモークを貫く低出力レーザー光に、人々は貫通のイメージを持つでしょうし、忘れてはいけない光を刀身とする武器もまた同様の問題を孕んでいます。
    レーザーメスなどの医療現場での実績も、貫通や切断に対する過度な期待を寄せるように想われます。

    今話で提起された問題を、現状の科学は突破できないでしょうから、エセ科学を武器に挑むとするならば、

    コヒーレントな光によるレーザーを想定するのではなく、コヒーレントな物質によるレーザー的な物を持ち出せば良いのです。
    幸いにもド・ブロイ波という物質に対する波の定義もありますし、ボースアインシュタイン凝集というコヒーレントな原子群の実例もあります。

    未来科学でこれを実現して、ぜひ遠慮なく小説に記述できることを願っています。

    作者からの返信

     コメントありがとうございます。

     返信が遅くなって申し訳ありません。
     通知を見逃してしまい気づけませんでした。

     光の刀身を持つ武器としては本当は光でできているわけじゃないけど発光しているから光で出来ているように見えるだけという設定も出来るかなと思います。

     たとえば物凄いエネルギーを持った剣で表面に接した空気がプラズマ化してしまうので「光の剣」のように見えてしまうとか?

     ただ、それがSFやファンタジーに求められるロマンチシズムに合致するかどうかはまた色々工夫が必要になるかもしれません。プラズマはプラズマで危険なものですしね。

     これからもどうぞよろしくお願いします。

  • そうか、魔法もですよね。これはためになる指摘。

    作者からの返信

     コメントありがとうございます。

     お役に立てたなら幸いです。

     これからもどうぞよろしくお願いします。

  • 光子は質量無いんですね、完全に忘却の彼方でした。
    コヒーレント光だから、加熱される大気もない大気圏外で通り道光ってたら減衰率ヤバそう。
    虚淵玄というシナリオライターの方の『OBSOLETE』というweb配信アニメのレーザーはリアルに描写されていた記憶があります。

    作者からの返信

     コメントありがとうございます。

     アニメや映画などの映像作品では演出の都合上レーザー光をわざと見せているわけですが、現実の光学兵器開発者に言わせると真っ先にツッコミたくなる部分なのだそうです。
     そもそも、レーザー光線を「避ける」っていうのもあり得ないですしね。

     今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

  • 面白い考察ですね。
    興味深いです。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    面白いと思っていただけたなら嬉しい限りです。

    どうぞ今後ともよろしくお願いいたします。

  • 質問です。
    金属が気化した場合は他と同じく大膨張すると思うのですが、その膨張による衝撃などはどうなるのでしょう?
    金属内部ではなく外側の、真空や空気の方向にエネルギーは向かうのでしょうか?

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    御想像の通りです。
    衝撃波が発生するかどうかは気化する速度によって変わりますが、基本的に爆発が生じた場合の衝撃波は真円状に広がるのでもちろん金属の母材(装甲?)の方へも広がります。
    したがって、その衝撃波が母材の強度に対して極端に大きくなれば、表面で起こった爆発の衝撃波によって破壊がもたらされる可能性はあります。
    ただ、それは光線を受けて気化した金属母材の強度や周囲の状況次第で話が変わるので必ずこうなると断言できるものではありません。

    爆発の衝撃波による物理的ダメージよりは、金属が気化した後も元々の金属母材に残っている熱がもたらすダメージの方が大きいかもしれません。
    たとえばそれが宇宙船なら、レーザー光線を受けて船体表面で小さな爆発が起こる。物理的ダメージは軽微だったものの、熱せられた外板の熱がジワジワと船内に伝導してきて、船内の機器を熱で破壊したり船員を焼き殺したり・・・

    もちろん、それも光線のエネルギーと光線を受けた時間や金属の容積や形状やらで話は全然変わっていくので、やっぱり一概には言えません。