第6話- 生涯忘れることは出来ない

目が覚めて、いつもと違う部屋、いつもと違う枕、少しして入ってきたのは可愛い看護師さん。


にこやかに経過を教えてくれた。


あの時の柔らかな笑顔は生涯忘れることができない、そんな笑顔が5つ並んで私の記憶の扉が閉まった。


もう一つ位なら、でも6つ目はたぶんもう無い、そんな気がする。

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