クライマックス戦闘 第二ターン

戦闘配置


ヴァローナ・カルロ・エンリコ――〈5m〉――湯河原――〈5m〉――シルヴァーナ


行動値は以下の通り

14…ヴァローナ

10…シルヴァーナ

9…カルロ

6…湯河原

4…エンリコ


湯河原:カルロさん、行動値上昇とC値減少のどっちが欲しいですか?

カルロ:C値減少が欲しいね。

湯河原:了解です。自分にアクセルをかけます。浸食率が100%を超えているので上昇値が+8になります。

GM:ユーリと同値ですね。湯河原からどうぞ。

湯河原:では、マイナーでシルヴァーナさんのエンゲージに移動しましょう。そして、〈狂戦士〉をカルロさんにかけます。

GM:おのれ、こざかしい動きをしおるな…。次はユーリです。マイナーでBS:重圧をとにかく解除…マイナーがつぶれた。

カルロ:いいね。

GM:えーい!ままよ!さっきの攻撃に今度は〈獅子奮迅〉を組合せて範囲攻撃だ!達成値は31!

カルロ・エンリコ:避けられない!

GM:ダメージは39点!機械の腕を地面にたたきつけると放電現象が起こって、周囲の相手に電気が流れると言う演出です。

エンリコ:うーん、これでロイスを3個消費…かなり、コチラも追い詰められてきたな。

GM:とはいえ、コチラも〈MAXボルテージ〉も〈バリアクラッカー〉も今の攻撃で品切れだ、かなりの弱体化です。切り札もほとんど残ってない。

シルヴァーナ:次はワタシね。先と同じ攻撃で…達成値39!

GM:ガードを宣言…するしかない…。

湯河原:ここは、タイタスを昇華して達成値を上げるチャンスでは?

シルヴァーナ:…うーん、浸食率が現在126%だが。よし、エンリコのロイスをタイタスにして昇華します。達成値は+5なので最終的に44!


「エンリコさん!退いてください!」

 シルヴァーナが裂帛の気合と共に渾身の衝撃波を撃ち出す。

 ユーリは、機械の腕で受けようと試みるが、すでに度重なる酷使で限界を迎えつつあった。


シルヴァーナ:ダメージは42点の装甲無視!

GM:おぉ、かなりギリギリですがその攻撃で倒れます。

シルヴァーナ:やったー!

GM:〈魂の錬成〉を使用してユーリくん復活。


(魂の錬成→魂を錬成して復活するエフェクト。魂も錬成できるオーヴァードって不思議である。)


シルヴァーナ:残念だが、GM。『BS:重圧』が先に入るので、タイミング:オートアクションの〈魂の錬成〉は使えないんだ。

GM:……マジかー。

一同:大爆笑


 身体が大きくずれた。

 ユーリは、自身の身体に搭載された蘇生機能を発動させる…が、起動することはなかった。

 シルヴァーナが打ち出した衝撃波は肉と鋼の装甲を飛び越えて、彼の内部の回路をずたずたに引き裂いていたのだ。

「っチ…ここまでか…。」

 凶鳥は、機能が止まったマシンのようにドシャリとその場に崩れたのだった。


シルヴァーナ:「アナタの内側もすでにワタシの領域の中なのよ。」

湯河原:うーん、〈狂戦士〉が無駄になってしまいましたね。

カルロ:そういうこともあるさ。

GM:では、このシーンは終了です。次はクライマックス②になります。

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