第36話 2021年6月29日(火) つぶやき2回未満の自己紹介
婚活アプリの利用にあたって準備を進めている。
さして準備しないといけないものは登録内容を証明するものだ。
その提出がないと、婚活アプリの登録者同士でメッセージの交換もできないようだ。
分かりやすい証明書としては、名前、住所、年齢を確認するために運転免許証や保険証の提出を求められている。
他にもいくつかプロフィールの確認に必要な証明はあり、例えば、収入については源泉徴収票だったり納税証明書がそれにあたる。
私は株式等の投資やふるさと納税をしており、また、昨年だったら副鼻腔炎の手術と入院があったので医療費控除の関係等から確定申告をしているからその控えを提出する予定ではあるが。
学歴についても卒業証明書が必要らしい。
今更大学に申請するのも気恥ずかしくもあるが、そこは気にしても仕方ない。
そして証明書の提出と認定の次のステップとしては、自己紹介文を書く必要が出てくる。
婚活アプリ内における自己紹介のスペースの文字制限は1000文字まで記入できるようだが、アプリのアドバイス欄には250文字程度にしておく方が読んでもらいやすいと記載してある。
正直そんなことを記載するのであれば、最初からもっと制限文字数減らしておけばいいのにと思わなくもない。
また、250文字という条件も結構少なく感じる。
これはTwitterの投稿が140文字以内だということを考えると、書き込み2回分にも満たない分量である。
Twitterに投稿する際、しばしば文字制限で引っかかる私にとって、この文字数制限の下で説明するのは、自分の考え方どころか趣味や休みの過ごし方でさえかなり難しく思える。
考え方的には文字通り自己紹介の場として捉えるのではなく、自分のプロフィールを見てもらったり、アプリ内で連絡をしてもらえそうな「面白そうな雰囲気を作る」場という認識で考えた方が良いだろう。
まあ、後からでも修正は可能だから最初は試行錯誤するしかないだろうが。
後は、プロフィールや自己紹介欄にヲタク趣味をどこまで出すかということもある。
ゲーム、アニメ、マンガ、創作……これらの趣味を隠して婚活をすること自体は可能であるはが、相手と深く付き合うにあたって隠すことは不可能だ。
これまでの自分の人生の形成に大きくかかわってきている分、やめることも困難だろう。そもそも思ったから辞められるようなものでもない。
だからと言って、最初から趣味を全面に出してしまうと、下手をすれば事故紹介になってしまうので、結果的に自分と出会える相手をかなり限定してしまいかねない。
ただ、その状態で婚活をすると、最初から基本的に趣味について許容できる人が残るということになるだろう。
最初にフィルターをかけてしまうのか、後からフィルターをかけるのか……
結局正解は試すまで分からないだろうが。
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