第9話 2021年5月17日(月) 日常の大切さ

5月9日の母の日に自分の母親の余命が長くないかもしれないことを理解してから、今日までずっと私の心には、暗く思い感情がこびり付いている。


この感情は、なかなか拭うことができず、また、様々なタイミングでふと起き上がり、自分の気持ちを沈ませてくる。


職場で仕事しているとき、夕食を食べているとき、家に一人いるときなどそのタイミングは様々だ。


この感情そのものは、自分に危機感を覚えさせて行動に駆り立てる原動力になるので、怠け癖のある私にとって悪いだけのものではないと考えている。


しかし、これに振り回され、消耗していまい精神的な疲労で動けなくなっては本末転倒だ。


だから感情をリセットできる行動がとても重要であり、ここ最近の私の行動を振り返ると、私にとってその行動は、他者と会話することであることが分かった。


自分が好感情を持っている相手と話をしている間は、あの感情は顔を出してこない。


特にこれまでの馴染みの仲間とオンラインで会話しながらゲームするのはとても効果的だった。

スプラトゥーン2やAPEX、among usやfall guys等を仲間と会話しながらプレイすしているときは顔を出してこない。


頭のリソースをゲームに回して集中していることもその要因の一つではあると思うが、一緒に遊んでくれている仲間達が、私の事情を何も知らないで接してくれているところも大きい。

普段通りの彼ら彼女らの行動や言葉はとても心地よくありがたく感じる。


逆に一人用のゲームは自分で思っていたよりも気分転換には向いていなかった。

これまでは気分転換によく古いパズルゲームを遊んでいたが、あの感情が持ち上がってくることを止めることはできなかった。

ただし、一人用のゲームとして私が4月末から始めているリングフィットアドベンチャーは例外ではあった。これについてはまた後日の日記の中で触れていきたい。


とにかく、これから先、私は行動しなければいけないことが山積みだが、自分が暗い感情に心身ともに支配されてしまわないようにするには、この日常を続けていくことが重要になってくると思う。

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