第18話 【まりも登場】
彼女は真夕さんが持ってきたラスクを手に持って
「姉ちゃん
「口の中に物を入れながら
「
「そうよ。こちらはお友達の
「こんにちは。」
「あ、どうも。
「まりもさんは高校生?」
「はい、二年生です。」
「ねえ、真夕さんは本当に姉ちゃんの友達なの?姉ちゃんの100倍くらい上品なんだけど。」
「ウルサイ!そんな事より用事があって来たんじゃないの?」
「用事?・・・あっ、そうだ。このお菓子全部食べてもいい?夕飯はまだだし、部活でお腹減ってるんだよね。」
「全部はダメよ!お父さんの分はちゃんと残しておいて。」
「ちぇっ、分かったよ。」
「それからアンタが
「メチャクチャ美味しかったです。これ、何て言うお菓子ですか?」
「シュガーラスクよ。」
「ラスクご
「ありがとう。」
「ごめんね、
「そんな事ないわ。楽しそうなご家族ね。」
「
「別に気にしていないわ。それよりも今日はご招待ありがとう、
「こちらこそ来てくれてありがとう。真夕さんが下町を気に入ってれると
私が最初、真夕さんを家に招待する事を
それは私にとってある意味、ニューヨークでの体験以上に衝撃的なものだった。
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