恋というものは

@my20061219

プロローグ

これは私の経験です

今は大学生ですが昔の淡い恋を残すために書きました

共感する方やいらだちを覚える方も中にはいらっしゃるかも知れません

ですが最後まで読んでいただけると幸いです











私という人は

私という人はあまりパッとしない中途半端な人生を送っていた

両親はそれなりにお金持ちで少し厳しかったが優しく育ててくれた

世の中で言うスペックは低くはないと言うくらいだ

ピアノも中級ぐらいまで弾け、勉強は中の上、水泳は人よりはすごく出来るが選手としては通用しない、親は片方が中国の方の方だったため中国語も喋れた。少しだ。字も綺麗な方だったしバレーボールも少しできた。それだけだ

それでいて小学生の間は自己中心的だった

最悪だった

よく学級委員長なんて務まったものだ

学級委員長はリーダーになりたいという強い思いがあったためなった。

この話はこれを踏まえて成長と行く末を見てもらいたいと思う















小学6年生秋


私は東京都心のタワーマンション街の1部屋へ引っ越した

親が住みたかったため転校もした

転校と言っても別にそんなすごく遠いわけでもなく、千葉から東京とすごく近かった

新しい人生が始まるのだと

小学生ながらなにかを悟った

ここからはその時の気持ちになって喋っていこうと思う


学校の見学に行こうと思い靴を履き、初めて家から外に出かけてみた

もしも転校先の学校生徒とあったら話しかけてみたいな

そう思いながら信号を白い白線だけを踏みながら渡った。2〜3分歩くとそこには明日から行くであろう小学校があった

校庭では小2くらいの子達が遊んでいて日曜日も解放できるのかと期待を膨らませた

楽しそうな遊具が沢山ある

早く遊んでみたいな

友達出来るかな

もしかしたら好きな人もできちゃったり、

満足したため家に戻りランドセルに持ち物を入れてその日は眠りについた




月曜日

この日は私の運命の日言っても過言じゃないだろう


彼。。。。。。。。。。。。



教室のドアの前に立ってみるとやはり心臓がバクバク言って落ち着かない

なんて言うんだろう。期待なのか不安なのか

どっちにしろ今の私の顔はだいぶ間抜けだろう

そう思っていると身長180ぐらいのヤンキー系の先生が来た

うわあ…絶対怖いやつじゃんだるいなあ

「私さんだよね?教室入ろうか」

以外に優しい人なんだ

顔に全然似合ってないな

そう思いながら少し落ち着いたのか

すっとドアを開けて席に着くことができた

ああ…やばいすっごい見られてる

そう思いながら何かが体に湧き上がってくるのを感じた

私注目されてる

学級委員長やっていた時の拍手された感覚に似ている

小柄な男の子の隣の椅子を引いて、ランドセルを置き座ると

ようやく視線が前に言ったような気がした

この先生多分優しいんだろうな

そう思った

ちゃんとここでは清楚キャラでやっていかなきゃ。

そのためになれないスカートを履きレースのついた服を着た

「簡単に自己紹介してくれる?」

ヤンキーの先生がそういった

どこかだるそうなものを感じる。絶対あまり関わらない方がいい系の人

立ち上がって簡単に済ませると

みんなも自己紹介をすることになった

一人一人言っていたがほとんど内容が聞き取れない

緊張のせいだと思う

手汗がすごくて怖くて足をずっと擦り合していた

その時

電流が走ったように感じた

言うほどイケメンでもないし優しそうでもない

だけど今から自己紹介する男の子に釘付けになってしまった

なんだろう

なんでこんなに興味があるのだろう

「小野寺です

小野寺遥 好きなことはゲーム 頭はいいです」

そう言い放つと周りからヤジが飛ばされていた

そんなことどうだっていい

みんな笑いながらいじっていたけどそんなことどうだっていい

何だこの男子は?なんでこんなに

人間なのか?なんでこんなに絞めたくなる顔をしているのか?なぜこんなにこの男子のことを欲しいのか?なぜこんなに知りたいのか?

人生で初めての思いだった












彼。は私の4年間

人生において約20分の1をくれた彼だった







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