柳十兵衛 駿府に到着する 1

 敵の包囲を見事突破し、小夜の中山を越えた十兵衛たち。

 一行はここで一気に敵を引き離そうと菊川、金谷宿、そしてその先の大井川を目指す。


 襲撃者たちの包囲を突破した十兵衛一行。その後しばらく敵の追撃は続いたが、彼らは分が悪いと見るや一度引いた。だがまだ油断はできない。一行を指揮する壮年の忍びは気を抜かずに足を動かせと檄を飛ばす。

「敵は我々の策に嵌って引いたが、いずれ気付いてまた追ってくる!今のうちに離せるだけ距離を離すぞ!」

 一行は激闘の後ではあったが休むことなく残りの峠道を進み、やがて大井川沿いの宿場・金谷かなや宿が見えるところにまでやってきた。

 十兵衛は小走りで坂を下りながら近くを走る百地の忍びに今後のことを尋ねた。

「次の宿場が見えてきましたがいかがなされるのですか?」

「敵の追手も心配ですし長居することはないでしょう。ただ先の戦いで手傷を負ってしまった者はここに置いていくかもしれません。まだ駿府までは一日以上走りますからね」

 一行は手練れを集めただけあって命にかかわるほどの重傷を負った者はいなかった。しかし肩や足を負傷した者は少なからずおり、そんな彼らがいては部隊全体の進行速度が落ちてしまうことは避けられない。自分たちの目的はあくまで対象の人物を駿府まで送り届けることである。ゆえに非情ではあるが、ろくに走れないような者は次の宿場で置いていくのが最善だろう。

「ですが大丈夫でしょうか?敵が追ってきて捕まったりなどは……」

「ないとは言い切れませんが任務は任務。彼らもわかってくれることでしょう。それに残ろうが進もうが危険なのには変わりませんよ」

 そんな忍びの発言通り、金谷宿に着くや走れそうにない者はここに残るようにと指示が出た。非情かもしれないがこれもお役目のため。手傷を負った者は自ら名乗り出て隊から抜ける。彼らはここで目立たぬように潜んで回復を待つ。あるいは状況次第では連絡役となったり、敵の足止めをすることもあるだろう。

 ちなみに十兵衛たちの班からも善祐と常隆の二人がこの待機班に加わった。彼らは五体満足であったが、一行の中では疲労が溜まっていたために残ることとなった。二人はここで負傷者の介護と護衛を行うこととなるが、万が一十兵衛らに何かがあった時は柳生庄に事の顛末を伝える役目も担っている。もちろんそんなことにならないことを願うばかりではあるが。

「十兵衛様。他の皆様方もどうかお気をつけて」

「ええ。必ず戻って来ますのでそちらもお気をつけて」

 こうして再編した一行は金谷宿のすぐ東、大井川の川会所へと足を延ばした。


 金谷宿のすぐ東を流れる大井川。現在の静岡県中部を流れる川で、当時は遠江国と駿河国の国境いとなっていた。また両岸にはそれぞれ金谷かなや宿と島田しまだ宿が置かれており、ここでは川を渡るために必要な人夫――川越人夫を雇うことができた。

 川越人夫とは依頼人を背負って川に入り、向こう岸にまで運ぶ人夫のことである。なぜこのような回りくどいことをしなければならないのかと言うと理由は単純で、広いところでは1キロメートル以上の川幅を持つ大井川――この川に安全に渡るための橋が架かっていないためであった。

「馬も越えれぬ大井川、ですか。今日は渡れますかね?」

 東海道の一部であるにもかかわらず橋が架かっていない大井川。その理由もまた単純で、当時の技術では毎年起こる洪水に耐えられるだけの橋を作れなかったためである。大井川の上流には降水量の多い南アルプスの山々が並んでおり、梅雨や雪解けの時期には毎年のように洪水、氾濫が起こっていた。ゆえに恒常の橋は造られず、代わりに人を背負って運ぶ人夫たちが配備されたというわけだ。

 とはいえこの人夫たちも万能というわけではない。雇えるのは日が昇っている間だけだし、その日の流水量によって料金も変わる。そして彼らでも歩けないほどの天候の時はそもそも渡河が許されない『川留め』状態になることもままあった。

 だがこの日は幸いにも並の水量であったため、十兵衛たちは無事人数分の川札(川越人夫を雇うための札)を買うことができた。

「ふぅ、川留めされてなくてよかった。もしされていたら宿場に戻ることになってましたからね」

「おや、何をおっしゃってるんですか、十兵衛様?もし通行禁止になってましたら上流に回って自力で渡っていたところですよ?」

「えっ。ははっ、いやまさか……」

 十兵衛はこれを冗談だと思ったが、発言した百地の忍びの目に曇りはなかった。

(まさか足止めされてたら本当に、本職が渡るのをためらうような急流を渡らされていたのか?)

 どうやら気付かぬうちに危険な川越えをする一歩手前まで来ていたようだ。

(あぁ今が梅雨でなくてよかった……)

 十兵衛は若干の寒気を覚えながら、昼食の薄い粥を音を立ててすすった。


 さて、大井川ほとりにて川越えの順番を待っていた一行。やがて順番が来ると十兵衛たちは一人ずつ川越人夫に背負われて川を越え、対岸の島田宿に入った。これは同時に駿河国に入ったことも意味している。一行の目的地は駿河国の駿府であるため、ささやかながらも感慨深いものがあった

「とうとう駿河か……。それでここからはどうするんです?まだ日も高いですし次の宿場に向かうのですか?」

 十兵衛の質問に指揮を執る百地の忍びが答えた。

「いえ。道順様たちと合流するために少し早い時間ですがここで宿を取ります。できれば今日のうちに合流したいのですが……」

「難しそうですか?」

「向こうの道はこちらの倍以上ありますからね。しかもろくに整備もされていない獣道同然の道。到着は良くて深夜。最悪通行できずに引き返した可能性すらあります」

 敵の襲撃をかわすために迂回することを選んだ道順たち。彼らが選んだ迂回路は、修験者たちが修行と称して使う獣道のような古い山道であった。

「引き返したとなれば日坂宿あたりですか。最悪こちらもまた大井川を渡らねばなりませんね」

「まぁそれも報告次第です。とりあえず我々も回復のために休みましょう。……あ、夜番の順番を決めてからですがね」

 時刻はまだ八つ(昼の三時前後)になろうかという頃。昼が長いことを考えれば敵が大井川を越えてくる可能性は十分にあった。

 出発時点では二十人近くいた囮一行も今や半分の十一人しかいない。休むにしても効率が求められる。一行は見張りや交代のスケジュールを綿密に確認したのち、少し早いが体力回復のために床に就いた。


 大井川を渡って一夜明けた早朝、日の出前。十兵衛は疲れや夜番などがあったものの習慣通りの時刻に目を覚ました。

「む、もう朝か……」

「おはようございます、十兵衛様」

 そんな十兵衛に挨拶をしたのは先んじて起きていた与六郎であった。聞くところによると彼は丑三つ時のあたりから夜番として起きていたらしく、そしてこの間に道順たちからの使いも来たそうだ。

「夜中に伝令が来まして、どうやら道順様方は大井川上流の小さな集落にて一夜を過ごされたそうです。敵の監視等がなければ日の出とともにそちらを目指すとのことでした」

「承知した。向こうも無事だといいのだがな」

 その指令に合わせて準備を進める十兵衛たち。やがて明け六つの鐘が鳴らされると同時に出発の合図が出た。どうやら監視はいなかったようだ。

「敵はまだ小夜の中山を見張っているのだろうか?」

「そうだといいのですが……。まぁ今は本隊との合流に専念いたしましょう」

 こうして島田宿を出た一行は正規の東海道のルートから外れ、大井川に沿って北上。やがて粗末な掘立小屋が並ぶ小さな集落らしき所へとたどり着いた。

 聞けばここは大井川上流で切り出した木材を運ぶ水運従事者たちの拠点の一つらしい。そしておそらく大枚をはたいたのだろう、道順たちはその最奥の一番大きな建物を一夜の宿に借りていた。

「道順様。ご無事ですか?」

「おぉ来ましたか、十兵衛様。ご無事で何よりです」

 中では道順や雅親、ゑいなどが待っていた。彼らの顔には若干の疲れが見えるものの大きな怪我とかはないようだ。

「そちらもご無事そうで……。……ここにいるのが全員ですか?」

 十兵衛がきょろきょろと周囲を見渡すと、小屋の中には十人程度しかいなかった。確か道順たちの本隊は二十人ほどいたはずだが、まさか……。

 思わず悪い想像をする十兵衛であったが、それは道順が否定した。

「ご安心を。襲われたりなどはしてませんよ。ただ途中の道が土砂で埋まっておりまして、体力のない者はそこで引き返させました。偽装のために金谷宿へと向かわせた者も何人かおります」

 道順の話によると、どうやら彼らが選んだ道は予想以上の酷道だったらしい。急坂や土砂崩れなどが続いたため、体力のない陰陽寮の術師たちはほとんどがここで脱落。また雅親が乗っていた馬も険しい山道を越えられず、途中からは百地の忍びたちが交代で彼を負ぶってここまで連れて来たとのことだった。

 ちなみに箱木の姫君ことゑいは終始式神に運ばせていたらしく、迂回路を通ってきた者の中では一番涼しい顔をしていた。

「過酷な行脚、お疲れさまでした」

「なに、それはそちらも同じでしょう。まぁ積もる話はまたのちほどということで。せっかく十兵衛様方が囮となって時間を作ってくださったんだ。今のうちに駿府へと向かいましょうぞ」

 こうして合流した十兵衛一行と道順率いる本隊。彼らは改めて隊列を組んで駿府へと向かうのであった。


 再集結した護衛団一行は改めて駿府目指して歩き出す。彼らは順調に藤枝宿、瀬戸川、岡部宿を越え、やがて宇津ノ谷うつのや峠に足を踏み入れた。

 この峠は岡部宿と鞠子宿とをつなぐ峠道で、標高は約150メートル、長さは200から400メートルほどあり、このあたりでは唯一見通しの悪いところであった。だが小夜の中山と比べるとどうしても小ぶりの印象はぬぐえず、しかも駿府城から近いということもあり人通りもそれなりにある。そのため十兵衛一行はここで襲われることはないだろうと高を括っていた。

 しかし峠の頂点付近までやってきたところで、十数メートル先を進んでいた百地の忍びが険しい顔で戻ってきた。

「この先の開けたところに、何やら人を探している風の男たちがおりました。数は五名で見たところ全員かなりの手練れ。もしやすると敵の手の者かもしれませぬ」

「なにっ!?まさかまだ敵がいたのか!?」

 確かに一行は本隊との合流のために少しばかり寄り道をしていたが、まさかその間に敵に先回りされたのだろうか?

 一行に緊張が走る。なにせ道中で大分数を減らしてここまで来たのだ。向こうの戦力次第では撤退も視野に入れる必要があるだろう。

 ざわつく一行であったが、それを道順が締めた。

「……ともかく敵かどうかの確認が先でしょう。申し訳ないのですが、十兵衛様、偵察に行ってもらえますか?妖術でも使われていたら厄介ですので」

「承知いたしました。少々お待ちください」

 二つ返事で了承した十兵衛は与六郎たちを引き連れて物陰に隠れながらじりじりと進み、やがて報告にあった開けた場所までやってきた。

(今のところ妖術の気配はないが……さて、その男たちはどこにいる?)

 聞いたところによると怪しい奴らは五名。数は少ないが、代わりに強力な妖術を使ってくるかもしれない。十兵衛は刀の柄に左手を置きながら周囲を確認し、それらしい人影を見つける。

(あれか?……いや、だがあれは……まさか!?)

 見つかってはいけないと息を殺していた十兵衛。だがそこにいた者の顔を確認するや、彼は思わず驚きの声を上げた。

源内げんない殿!?どうしてこんなところに!?」

「お前は……いや、あなたは三厳様!?三厳様こそどうしてここに!?」

 互いに驚きあう二人。なんと峠の中腹で待ち構えていたのは江戸にいるはずの宗矩の家臣の一人・小瀬源内という男で、残る四人も漏れなく新陰流の門下たちであった。

 思わぬ出会いに彼らはしばし困惑していたが、そこからちらほらと交わした会話から互いにおおよその事情を察した。

「某は殿が……、宗矩様が護衛のお役目を任されたため、それに同行して駿府まで来た次第にございます」

「なんと!父上も今回の護衛任務に選ばれていたのですか!?」

「『父上も』ということは十兵衛様もですか!?」

 どうやら宗矩もまた上からの指示で、雅親の護衛に手を貸すこととなったらしい。


 護衛対象である雅親の目的地は江戸であったが、十兵衛たちが担当する区間は甲賀から駿府までと定められており、そこから先は次の護衛団に引き継ぐこととなっていた。

 その引き継ぐ先の護衛団に十兵衛の父・宗矩が参加しているらしく、源内たちはそれに同行して駿府まで来たとのことだった。

「殿たちは駿府におりまして、某らは前任の護衛団――つまりは十兵衛様たちを迎えるためにここまで来たんです。それを伝える伝令が先んじて向かっていたのですが、お会いにならなかったのですか?」

「あー、少し東海道から外れたところを歩いていた時分があったから……。もしかしたらそこで入れ違いになったのかもしれません」

「そうですか。ですが十兵衛様がいたのは不幸中の幸いでしたよ。あのままでは完全に待ちぼうけになってましたからね」

「こちらも見知った顔で助かった。最悪刃を交えることになっていたぞ」

 寸前のところでいらぬ交戦を回避した十兵衛たち。その後十兵衛は道順らに源内らを紹介したのち、彼らを護衛に加えて再度駿府に向けて歩き出した。増えた人数は五人ながらも全員かなりの腕利き。数を減らしながらここまで来た十兵衛たちにとっては心強い助っ人たちであった。

「いやぁ、それにしてもまさか十兵衛様が此度の件にかかわっているとは思っても見ませんでしたよ。柳生庄からここまでは結構な距離ですよ」

「驚いたのはこちらも同じだ。まさか父上まで駿府に来ているとはな」

 宗矩の参戦は想像だにしていなかったが、考えてみればそうおかしな話でもない。今回の件は幕府と朝廷の今後を左右しかねない一大事。情報保全の観点から頼れる相手は初めから限られていた。加えて護衛任務とあらばそれなりの腕も求められる。その両方を満たす者とあらば、なるほど父・宗矩とその家臣ほど最適なものもいないだろう。

 さらに話を聞けば今回の護衛には他にも幕府お抱えの各種術師たちも来ているという。彼らの中には十兵衛が怪異改め方になる際に師事した術師もおり、彼らに任せておけば敵の妖術も問題ないだろう。

「それはよかった。もし護衛が心もとなかったから江戸までついて行こうかと考えていたのだが、どうやらいらぬ心配だったようだな」

 武は宗矩。妖は師匠たち。これなら十兵衛がこれ以上出張る理由もあるまい。

 いよいよ旅の終わりが見えてきたところで一行は遠くに安部川。そしてその沿岸に建てられた駿府城を視界に収めた。

「駿府城……。いよいよか……」

 その後は大きな問題もなく、一行は無事駿府の城下町にたどり着いた。


 駿河国、駿府。現静岡県中央を流れる安部川流域の地域であり、古くから天下の要所の一つと知られている。

 居城は晩年の徳川家康も暮らしていた駿府城で、現在の城主は二代将軍・秀忠の息子にして現将軍・家光の実弟、徳川忠長が務めていた。

「では某たちは大納言様(忠長)にご報告してまいります」

 どうやら尾張とは違い忠長には話が通っているようで、護衛引き継ぎの細かなやり取りは駿府城内で行われるらしい。

 呼ばれたのは道順と雅親とゑい、そしてそれぞれの護衛のみ。この間それ以外の護衛たちはあてがわれた詰め所にて待機ということになっていたのが、十兵衛たちは特別に許可を得て江戸からやってきている宗矩たちに顔を見せに行くことにした。案内役は道中にて合流した源内たちが務める。

「ご案内いたします、十兵衛様。宗矩様たちは現在友重殿が間借りしているお屋敷に詰めております」

 ここで名前が出て来た友重とは柳生新陰流門下の一人で、今は忠長の剣術指南役を務めている木村友重のことである。彼はここ駿府では忠長家臣の森下なにがしという者の屋敷を間借りしており、その縁で宗矩たちもそこを一夜の宿として利用させてもらっているらしい。

 やがて目的の屋敷にまでたどり着くと、十兵衛たちは驚きをもって迎えられた。

「おぉ、帰ったか、源内……、って三厳様!?何故ここに!?与六郎殿や康成も!?」

「ははは、驚いただろう?三厳様は前任の護衛団に参加なされていたそうだ。俺もお会いした時は驚いたものだが……ところで殿(宗矩)はいらっしゃらないのか?」

「殿なら城へと向かわれましたよ。なんでも護衛引き継ぎの顔合わせか何かで」

「そうか、父上は不在か」

 どうやら宗矩は登城で不在のようだ。久しぶりに顔を見れると期待していただけに残念がる十兵衛たち。それを慰めるかのように家臣たちは酒の入った甕を取り出した。

「あぁでも引き継ぎ程度ならすぐに戻ってくるでしょう。それよりもせっかく会えたのです。久しぶりに皆で飲みましょうぞ!」

「おいおい。おそらくだがお前たちは明日の朝には発つのだぞ?それが酔って動けませんとでもなれば家の恥だぞ」

「もちろんほどほどにしておきますよ。ですがこんな日に呑まないのは嘘でしょう!」

 十兵衛たちと江戸の家臣たちの再会。それは十兵衛ですら二年ぶりであり、柳生庄に残った康成や与六郎からすれば十年以上ぶりの再会である。飲みたくなる気持ちは十兵衛たちも痛いほどに分かった。

「しょうがない。全員椀一杯だけにしておけよ。……これなら善祐もつれて来ればよかったな」

「まったくです。悪いことをしましたね」

 こうして十兵衛たちは森下某の屋敷にて、再会を祝ってささやかな酒宴を行った。

 この酒宴はしばらく続き、やがて二杯目が許され、そして夏の遅い夕刻が近付いてきたあたりで宗矩が帰還したとの報告がなされた。

「三厳様。ただいま殿がお戻りになられました。すぐに奥に参られますが、いかがなされますか?」

「おぉそうか。ではすぐに参ろうか。お前たち、怒られる前に酔いを醒ましておけよ」

 そう言うと十兵衛は少しふらつきながら立ち上がり、宗矩が待つ奥へと向かうのであった。

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