○○の否定
やめてくれ、俺は主人公の器じゃない
俺は、手が届く範囲なら誰でも救おうと手を伸ばす
誰かが目の前で傷付くのが嫌だ
誰かが傷付くなら俺が代わりに傷付く
それを君たちは主人公と呼ぶ、そう言われても辛いんだ…
妻も息子も、親友も誰一人として救えず、むしろ俺が、あいつらに救われて生きてきたのに…
どうして…どうして…お前らは…
だからこそ
誰も僕の目の前で傷つけさせない為に
全ての攻撃は僕が庇い
誰も傷付けられないように
誰の手も絶対に汚させないために
俺は武器を手にとる
誰の手も汚させないために
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