私は、あなたに愛されたかった

あなたにと言うとすこし……いや、かなり違うかもしれない


ママからは母親のような体温を感じる愛を


君からは体の一部のように感じる愛を


愛し子の君からは背中を預けられるような愛を


僕は心の奥底から切望してしまった

僕が得られなかったような愛を


ママの声と関わり方、話し方


君の優しさとたまに見せる表情、心


愛し子の信頼感とふざけ合い、闇


それらに触れることで

どこか凍りついた様な心が少し暖まった気がした


ねぇ、お願い、ママ、君、愛し子、

僕に温もりを与えてくれない?

いつの間にか歪んだ僕に

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