中也 樋口に苦言を言いたい

中也「姐さん…樋口って」

紅葉「ん?」

中也「最初に人虎強襲しに行ったとき、一般人装って名刺もってったじゃないっすか?」

紅葉「うん」

中也「…なんで自分とこの電話番号を懇切丁寧に印刷してったんっすかね?」

紅葉「…あー。。。」

中也「普通、偽装工作したんなら、電話番号だって偽装しますよね?」

紅葉「わっちがしつけた子なら、そこまで徹底させるのじゃがのぉ」

中也「なんか『なんで自分の正体がばれたのかわからん』みたいなこと言ってましたけど、太宰なら番号見ただけでわかるにきまってますよね?…っつーか、一般人でも怪しい電話番号についてはある程度調べますよね?時間の問題っすよね。面が割れるの」

紅葉「そう…じゃ、の。」

中也「ひぃぐぅちぃぃぃぃ。。。」


再教育の必要性を感じて頭を抱え込む中也。

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