ちゅーやとあねさん

パスカル

紅葉「…のぉ。中也」

中也「なんっすか？」

紅葉「このおなご…」

中也「…あぁ。探偵社で鉈（なた）振り回してる、サイコキラー感満載なのに治癒担当っていうギャップ女っすね。こいつがどうしたんですか？」

紅葉「…アトロポス」

中也「…え？」

紅葉「三姉妹の長女の。五つのほ…」

中也「ダメ。…いや。ちょっとまって、ここカドカゎ…」

紅葉「おかっぱ、スレンダー制服スタイル、シルエット画なんてもろに…」

中也「そーゆー女子いっぱいいるっ！いっぱいいるだろっ！」

紅葉「三十年ぐらい前の、超初期設定の、…作者はよく言えば『時代に合わせて設定を改変できる異能力』をお持ちのようじゃから、今から1巻買ってもその設定画は見られんけれども」

中也「いやいや。姐さん、年齢と言ってることが合わな…」

紅葉「黒タイツにピンヒール時代が懐かしいのぉ…今じゃドラゴン抱っこしている絵しか」

中也「だまれ」

紅葉、中也に口をふさがれる。

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

新規登録で充実の読書を

マイページ: 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる; 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める; フォローしたユーザーの活動を追える
通知: 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴: 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい