第7話 人類学園
4月がやってきた
今日僕は人類学園へと入学する
人類大陸には全200校学園が存在する
四大都市に各50校ありノースリーブにももちろん50校ある
それらは第1〜50ノースリーブ人類学園と呼ばれ、学区ごとに通う学園が決められる
僕が通うのは第39ノースリーブ人類学園、通称第39ノースである
第39ノースには各学年約300人おり全校生徒で1000人にギリギリ届かないくらいである
学年ごとに40人を目安にクラス分けされる
僕ら新入生は約320人なので8クラスとなる
ここで国語、算数、歴史、魔法、体育、世界の6つの授業を3年かけて学んでいく
3年になると個々の進学希望によりクラス分けされるが今は説明を省くとしよう
入学時は在校生、新入生代表挨拶、校長祝辞等々特に変わった点もなく終了した
入学時を終えた新入生はグラウンドにある掲示板に張り出されたクラス分け表を見てそれぞれのクラスへと向かう
生まれてから8年間まともに他人と触れ合ってこなかった僕は人混みが苦手である
その為人が減るまで待ってから掲示板を見る事にした、僕のクラスは1年8組
ほとんど最後に掲示板を見たこともあって教室につくとほぼ全員が席に着いていた
僕も黒板に貼られている座席表を見て自分の席に着く
周りを見渡すがしってる顔はなかった
当たり前だが
今日は授業はなく明日からの説明と
全員の自己紹介をして終わった
帰るとき何人かはグループになって帰っていたがいつの間に仲良くなったんだろう?
8年で友達が1人しか出来たことがない僕に分かるはずもない
その1人とももう交流をしていないし
考えても悲しくなるだけなので僕は1人で帰った
寝る前ベッドに寝転がった僕は考える
授業めんどくさいなぁ
楽しいことあるかな?
モテるかな?彼女ほしいー
そんなしょうもない事を考えながら寝る
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