第30話負けない幼馴染になる。

幼馴染ということでいつでもしょーへーの近くに入れると思うのはもうやめようとわたしは思っていた。


最近は柚木もだいぶ積極的にしょーへーにせっしている。まさか遊園地に行ってるとは思わなかったけど。


明日からわたしは頑張ろうとおもっていた。


次の日の朝になりいつもはそんなに学校にも一緒にいかなくなっていたけど今日は一緒に行くために迎えにいくことにした。


呼び鈴を鳴らし

「しょーへー迎えにきてやったぞー!」としょーへーをよんだ。


「今日は珍しいな。どうしたんだ?」というしょーへーにほんとこいつは私がいまどんなおもいをしてるとおもってるんだと思いながらまあ私はいつものバカっぽいかんじでしょーへーに


「気まぐれだよ。早くいこーよ!」としょーへーにひっついてみた。その行為にこの人は


「暑いんだからやめろよ。」と照れてる感じもなく言ってくるこの人にまず私を女だと意識させるところから始めないとダメだなとおもう。


「いいじゃん!仲良しの証だよ!」と適当に言ってひっつく口実を無理やりつくる。


「もうしょーがないなほんとに。」という感じでゆるしてくれた。


そのまま学校に向かってると


「美希。こんなことは言いたくないけど当たってるんだけど。」というしょーへーの顔は赤くなっているのに気づきよしとおもう。

あえてあててたんだから。ちょっとでも意識して欲しいから。でもここはいつものようにしないとおかしいと思われるのでいつものように


「しょーへーはほんとにえっちだね!」と叩きながらとりあえずはなれた。


「いや俺は悪くないだろ。」という


「えー?そうかなー?気づいててもわざと今まで黙ってたんじゃない?」と私はちょっと煽ってみる。


「そんなことねーよ。はやくいくぞ!」


「まってよ!」としょーへーは照れた感じで先に行くがちょっと行くと止まってくれて私を待ってくれる。こういうところもほんと優しいんだから。


こういう優しいしょーへーもほんとに好き。

私は漫画とかではなかなか幼馴染は報われない。でも私は漫画の登場人物じゃない。

絶対に負けない幼馴染になってやると誓う美希だった。



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まだまだ不慣れな連載ですが指摘などもあったらコメントしてくださいね。


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