第27話お出かけ3

「ちょっとは落ち着いた?」と聞くと川上さんはうなずいた。まあ確かに入る前から苦手そうだなとはおもってはいたけど止めなかった僕にも責任あるよな。


「何か食べ物買ってくるけど何がいい?」と聞くと


「なんでもいいですよ。神田くんと同じでいいです。」


「りょーかい!」といい僕は買いに行くことにした。僕は何にするか考えていると突然声をかけられた。


「しょーへー?こんなところでどうしたの?」と声をかけられてビクッとしてしまう。この呼び方はもしかしてと振り返るとやっぱり美希だった。僕は内心今一緒にきている人のことを考えていたら


「しょーへーは誰ときてるの?家族?」

と聞かれここで嘘をついても仕方がないと思い正直にいうことにした。


「川上さんときてるんだよ。たまたまチケットが余ったらしくてさ。誘ってもらったんだよ。」とマスコットのことは伏せて多分あんまり知られたくなさそうだったから。


「え?柚木と。そーなんだー。私はね友達と来てるんだ。みんな待ってるから先行くね」と言いかけていった。これ以上なんかもっと聞かれると思ったけどよかった。ちょうど友達を待たせてたみたいだな。僕は安心となんだかなんで言い訳してるんだと思いながら川上さんの分の焼きそばを買って持っていく。


「さっき美希にあったよ。なんか友達ときてるみたいだったよ。」というと驚いた顔で


「美希にあったんですか!(まあどうせ帰ってから報告はするつもりでしたけど)何か言ってました?」


「いや別に何もいってなかったよ。あと嘘をついてもあれだったから川上さんときてるっていうのはつたえたよ!マスコットのことは言ってないけど。」とつたえると嬉しそうななんだか複雑な表情をしていた。


「そうですか。まあご飯を食べたことですしまだ乗ってないアトラクションにいきましょう!」


「そうだね!」と川上さんはなんだか吹っ切れてた表情でいった。



日が沈みかけてきた頃帰りの電車に揺られながら2人して横に座りしゃべっていた。


「今日はありがとうごさいます!写真も撮れてそれに乗り物までつきあってもらって。」という川上さんに僕は


「いやお礼をいうのは僕だよ。チケットをもらってそれに久しぶりで楽しかったよ。ありがとう。」と言うと川上さんとは笑顔で


「いいえ。そろそろつきますね。」と最寄りにつき2人は改札を出て解散するであろう場所についた。


「またどこか遊びに誘ってもいいですか?」と恐る恐る聞かれてぼくは


「いいですよ。またどこかいきましょう。」とこたえた。今日が楽しかったのかまた出かけても楽しいとおもえたからだ。

「じゃあ私はこれで!」といいぼくも


「きおつけてね。」と答えると2人は家路につく。




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まだまだ不慣れな連載ですが指摘などもあったらコメントしてくださいね。

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