第9.5話瑞稀視点

あの日私は何とか部員を一人でもと思い部活勧誘をしてた頃、勧誘って難しいなーと思いながら若干諦めながら中庭を歩いていた時に、たまたま暇そうにしていた新入生である翔平をみつけた。

私の勝手な思い込みだっかかもしれなかったが、なんだか学校っていうところに何にも興味なさそうな感じで、中庭に座っていた新入生の子がなんだか寂しいと私は思った。

だから学校は楽しいところだよと伝えたかった。

その伝え方はなんでもよかったからとりあえず私が楽しい事を教えたくて部活に勧誘した。

あの時の翔平はなんだかすごく警戒していたのか、すぐ断られたけどここは勢いだと思ってぐいぐいといってしまった。

普段はそんなに積極的ではないけど無理やりじゃなかったら無理だと思ったからそうしたんだよなー。

なんとか部活には入ってもらって何かあるたびにまだ数ヶ月だけど色々なことをした。

意外と翔平は面倒見が良く私ができないこととかやってくれたりした。

多分私のことはダメな先輩だなーとおもってるだろなー。

まあ別にそれでもいいとおもった。とりあえず翔平との接点を作りたかった。

前々から今の部活は廃部になりそうなのを先生から言われていたけど、なんとかしてきたけどもうダメだと言われて後三ヶ月以内にあと3人入部してくれないといけないらしい。

翔平との接点がなくなってしまうのはなんだか寂しいと何故か私は今おもっている。まだまだ翔平と楽しい事をやっていきたい!

だからなんとかしてでも存続に向けて頑張ってみせる!

まあここは先輩の腕のみせどころだな!

私はいい案が思いついているから明日翔平をおどろかしてやろう!

明日が来るのがたのしみだなー。

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