第9話美希の家
僕は美希の家に行く前に自分の家に寄って荷物を置きにきた。
あー今日はいろいろあったなー。ほんとにつかれた。
と呟きながら休んでいると
「しょーへー!ごはんできたってー。はやくー!」
と美希が忙しなく僕の家まで呼びにきた。
「わかったよ!今行く!」と言いながら美希
の家に向かう.
「おじゃまします!」
「あら翔平くんよくきたわね。ゆっくりしていきなさい!」
「おばさんお邪魔します。」
「そんなにかしこまらなくてもいいのよ。ここはあなたの2個目の家だと思ってくれていいんだから。」
この言葉にいつも助けられている気がする。
「ありがとうございます!」
「そんなことよりご飯の前に手を洗ってきなさい。」
「はい。いってきます。」と脱衣所で手を洗いに行くと扉を開けると瑞稀が下着姿で立っていた。
あーやばいなー。でもここは見てしまったものはしかたがないとして、美希がどんな下着を履いているか説明をしてもいいかもしれない。上下ともに黒の下着で、少しばかりのリボンのアクセントが付いているやつだった。中学校のときよりも出るところはでていてすごくスタイルのいい体だった。これで一通りの説明は終わったが、とりあえず声をかけてみるか。「美希きたぞ!手を洗わせてくれ。」と言った時に
「きゃー!しょーへーのえっち!早く出ていってよ。」
と言われてすぐに扉をしめた。
はー。なんとかやり過ごせた。怖かったなー。もしかしたら死ぬんだと確信を持っていたが、まだ生きていていいのだと神様が言っているのかもしれないな。
そんなことを考えていると美希が部屋着に着替えてでてきた。
ばん!と美希に頭を叩かれた。「しよーへーのバカ!次はないからね!」
「ごめんなさい。」
「もういいよ。わざとじゃないんだろうし早くご飯たべよ。」
「おう!」とこうやって許してもらえるのは幼馴染の特権かな。
リビングにはもうご飯がならべられていた。
美希の横の椅子に座りご飯を食べていたらお母さんが爆弾発言をした。
「翔平くんさっき美希の着替えてるところみたんでしょ。結構いい感じに育ってたんじゃない?」と笑いながら言ってきた。
「お母さん!やめてよ。」と美希は顔を赤くしながら言った。
僕はここは流れに任せて「はいとても魅力的でした」といった。
「まあ翔平くんも言うようになったわね。」
「しょーへーのばか!」とまた頭を叩かれた。
こんな感じでいつもほのぼのとご飯の時間をすごしいた。
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