第7話 新たな仲間

俺は今、奴隷を選んでいる。


数時間前


「あ、あんちゃんあの貴族んとこのガキ倒したのか!?」


「ん、ああ」


「ハハ、あんた変わってるな。」


「ん、何がだ?」


「だってイラつくからって貴族に攻撃する奴初めて見たぜ!」


「ま、まあそうだな。」


普通冒険者は貴族を殴ってはいけない。さらには、Fランク冒険者が殴るなんて死にに行くようなものだ。だから俺はその発言にに苦笑いを浮かべて国を移ることを考えていた。

しかしこの国は大きく転移魔法を使わないと無理だ。しかし転移魔法は高位魔法なので、初級すら使えない俺には無理だ。


「ところであんた奴隷を買う気は無いか、詫びで九割まけとくよ。」


「すまないその気は無………」


いや待てよ。奴隷から転移を使えるやつを探せばいいのでは?奴隷だったら力のことも隠せるしちょうどいいな。


「奴隷は買う気無しか。なら何が欲s「すまないやっぱ奴隷を買わせてくれ。!」


「お前……ハア、分かった。どういうものが欲しいか言ってくれ。」


「転移魔法が使える奴にしてくれ。」


「貴様に攻撃した後は逃亡か、やっぱり変わってるな子供みたいな考え方してやがる。」


「そうか?」


「ああ、自分から悪いことして逃げるみたいな。まあいっか。今から連れてくるから待っててくれそれとお前冒険者なら堂々としてろよなめられるぞ。」


「おう」


それから数分後今に至る


「こんなかで一番魔法が得意なのは誰だ?」


「それはこの子だな。名前はミリア、魔法は

16歳にして超級魔法まで使える神童だったんだぜ。」


(なぜお前がドヤる。)


「へえ、すごいなならなぜ奴隷になったんだ。」


「プライドが高い貴族が嫉妬していちゃもんつけて犯罪奴隷にしたんですよ。」


「そうか………。でも普通は兵士と一緒に訓練するんじゃないか?」


「そうなったから急いでさっき取り戻しにきたんだよ。」


「ああ、なるほど」


「まあこいつを買うなら金貨90枚だ。」


「九割まけてそれかよ。」


「そりゃ神童だからな。」


「まあいいや」


俺はミリアを買うことにした。


「じゃあ始めるぞ」


そして奴隷商人は魔方陣を地面に発動させた。


「ミリアこの魔方陣の上に乗ってくれ。そしてのったらこう言ええっとお前名前なんだっけ?」


「マクロです。」


「ああ、分かった。『わたくしミリアはこの魔方陣の上でマクロという人に仕えることを誓います。』って言ってくれ。」


そう言われるとミリアは、奴隷商人に言われた通りに魔方陣に乗り唱えた。


「よし、終わったぞ。」


「分かった。俺はマクロよろしくな。」


「ミリアと言います。よろしくお願いします。」


「じゃあ、いこっか。後ありがとな奴隷のおっさん」


「その言い方はやめてくれ。俺が奴隷見たいじゃないか。俺はミドロだ。」


「ありがとなミドロ」


「おう」


そして俺はミリアとの旅が始まった


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