第13話 勇者セクシーパワハラ歓迎会 △
勇者という肩書きに恥じない十分な実力を持ち合わせたバーキンは。金髪碧眼、背は高いが腹が出てスゴく太っている。
顔もブサイクで女性からの人気は全く無い。
そんな見た目のくせに、女好きなところが問題なんだ。
今回のターゲットは若くて可愛いテイマーのペネロペだった。
どこからか、ペネロペというスゴく可愛いくて向上心の強い女の子が、よりランクの高いパーティーに移籍したいという話を聞いたバーキンは、目障りなケンタローを追放して入れ替えようと画策したのだ。
何とかして仲良くなり、上手くいくならば自分のものにしたかった。悪く言えば手篭めにしたかったのだ。
そして、入れ替えは計画通りにいった。
勇者パーティーにたまたま欠員が出そうで、代わりに私が候補に挙がったと聞いた時には夢のようで、すぐにOKした。
加入もすぐに決まり、勇者バーキンが私のところまで直接迎えに来たのよ。
挨拶をすると、バーキンは私の頭の先から足元まで舐め回すように見た。私の自慢の胸やお尻のラインににくぎ付けね ! 勇者もその辺の男と変わらないなって笑えたわ、ふふふっ。
両手で握手をし、抱擁して歓迎されたのだけど、背中をサワサワと長い時間撫でられて気持ち悪いし、ちょっとあれ ? とは思ったんだよね。
まあまあ、それから勇者パーティーのメンバーが歓迎会をしてくれたのよね。
歓迎会は最高級のレストランですごく美味しい料理だし、メンバーは良い人ばかりで安心したんだ。
ただ、隣の席のバーキンは私の事を、可愛い可愛いと連発してくれるんだけどさぁ、嬉しくもなんとも無いわ、ブサイクのくせにやめてほしいわ、ホント。
それに、何度も肩や背中に触れてくるしボディータッチが多いのよね。
何だかスケベなジジイみたいで困るわ本当。太ももにまで触れられるなんて、さすがにキショくって焦るし !
「君は太ももはまだ少し細いみたいだね。これからは勇者パーティーで活躍してもらわないといけないから、もう少し鍛えた方がいいな !」
とかそれっぽいこと言って、私の足の付け根の辺りをグッとつかんで太さを確かめるようにぐにっぐにってしてきたの。
内腿とかは敏感なところだから思わずビクッとしちゃうくらいの反応しちゃったわ !
それからあろうことか、上へ下へと、さーー、さーーってさすられたのよ。
ウソーーー ! このエロ勇者、信じられない ! って思うのに、身体はビビビビって来たもんだから逆に思わず声が出そうになっちゃってさぁ……
「んっ、っ……」
スカーレットさんは気が付いてないのかな、お酒飲みながら髪の毛を編んでるみたいなのでまだ良かったけど。
「ホント細いなぁ、だけどキレイな足だ」って小さく囁くと足の付け根の方まで指が来て、アソコの際をサスサスサス~て何度かなぞられちゃたんだよ、ぞぞぞーっとしたわ !
「こんなのっ、キモいし嫌です、やっ やめてください……」
周りに聞こえないように拒否したんだけど全然やめてくれなくって、それどころか反対にもっとギリギリのところまで責められて、指がくにゅってアソコに食い込んできちゃった。
「ぁっ んんっ !!」
(ええええ~~ !! パンツの隙間から良いところにねじり込まれちゃったよ~~)
どうしても声が我慢できなくって小さく漏れちゃたのよ。
テーブルクロスの下で見えないと思って、そんな風にくにゅっ、くにゅってされたら堪らないよう。我慢しなきゃ ! 周りの人にばれちゃうよ !!
「ぁぁぁぁぁ~ 本当に止めて…… 」
冗談じゃ無い、コイツ調子に乗り過ぎよ !! バーキンの手をどけようとして掴んだのだけど、びくともしない ! コイツ何ていうパワーなの ?? うわあああー 全然動かないよー !!
もう奥からチロチロと滲みだしてくるのが自分でも分かるくらいだったんだよ。
「ぅぅっ」
絶対アソコはひどく濡れちゃってたと思うんだよね。イヤだなー !! 私もバージンじゃないから多少の事なら平気だけどさ。
ブラウニーは席を外してたけど、スカーレットは気付かないのかなぁ ? それとも、バーキンがこういうことしてるの知ってて見過ごしてるの ?
ヌチャッ ヌチャッ !! 「ぁぁぁ~~~」
耳を澄ますと、水音が聞こえる。あ~~ ダメだ~ ! アソコは相当濡れ濡れだぁ。
声も漏れちゃってるし…… チラチラ彼女の方を見たりしてるのに助けてくれないの ?
「あら ? あんた達そんなに近付いて、とっても仲が良いのね~ !」
「違うんですスカーレットさん ! バーキンさんが……」
「そうそう、そうなんだよー !! ペネロペが来てくれて本当に嬉しいなぁ !!」
「あらあら !」
私のSOSはバーキンの声に掻き消されてしまった。
スカーレットはバーキンの手癖の悪さなど知り尽くしていた。イチイチ感知していたらやってられない。
バーキンの事が好きな訳でも無いし、何なら気持ち悪いくらいだから大きな声をあげて席を立っても良かったんだけど、勇者パーティーに入れてもらった恩もあるし、これくらいのことで騒いでクビになるのは、それこそ耐えられないから……
私が葛藤しているとバーキンは私の耳元で小声で言ったの。
「ちょっと撫でただけなのにぐっしょぐしょに濡らして敏感過ぎだな。ピクピクと良い反応して、ここが辛いんだろう ??」
うわーナニソレって感じだけど、いやらしい言葉に子宮が勝手に反応して奥がじんじんしてきた気がしてさぁ、こんな周りに人がいるんだから、一応平静を装ってたのよ……
やっとブラウニーが帰って来ると、エッチな指は退却してくれたんだ ! この日はこれでお開きで、暫くはこれ以上危ない事はなかったのよね。
きっとバーキンも私が変な反応しちゃったから魔が差しただけなんだろうって思ってたのよね。
そしてあの悪夢のように厳しい討伐依頼よ。
安全だった森の入り口付近の広い道から繁みに覆われた道に入り込んで戦闘も始まると、私のことをバーキンが心配して、ずいぶんと庇ってくれた。
だけど狙いはそれだけじゃなかったみたいで、バーキンは私の胸をもみしだくと次第にアソコも服の上からスー、スーっと擦り出したのよ。
歓迎会のバーキンのイタズラは魔が差しただけなんていう、私の安易な思い込みはそうでなかったと簡単に打ち消されてしまったのよ。
勇者にとってはゴブリンやライトボア等は脆弱な魔物で、軽く倒せるけど、私には大変なのに…… バーキンは片手間に私の身体をいじくりまわすのだから堪らないわ。
その内、服の中にまで手を入れてきた !!
「ええっ ?? あっ んんーー やっ めっ……」
もう声も出ちゃってるし、戦いよりもバーキンの指に耐えている感じになってきたのよ。
道に迷って迷走してた時は本当にキツかった。そんな状況でも魔物との戦いの合間を縫って乳房は揉みしだかれ、乳首は摘ままれるし、アソコはくにゅくにゅっ、くにゅくにゅといじられるの。
「あっ、イヤッ ヤメてっ、あっ あああーーー !!」
スカーレットは後ろから絶対に見えてるし、聞こえてるのに黙ってるのね。目が合ったらウインクされたし……
バーキンが好きでも付き合ってる訳でも無いんだし、手を払おうとするんだけどこの男、スゴい力なのよ、流石は勇者ね。
「ヤメテ、こんなのダメッ ああっ んー」
「何を言ってるんだよ。お前のここは、こんなにグッチョグチョでひどいもんだぜ ? スケベな奴だなぁ」
身体をずらしたりして逃げようとするんだけど、実力が違い過ぎる。いやらしい手がピッタリと食い付いて逃げられないの……
それどころか一番敏感な突起も探り当てて、擦りあげられてしまったのよ !!
「あっ あああっ うぐっえっ いぐっっっっっっっっっっ !!!!!!!」
精一杯声を押し殺したけれど、とうとう逝かされちゃったよ !!
散々いじられて大変だったけど食事もして夜営に入った。
バーキンと二人になると彼は猛烈にアタックしてきた。
「ペネロペ、もっとぐりっとイカせて欲しいんだろ ?」
「大丈夫です。なんともありませんから、エッチな事しないで下さい」
「このパーティーに引っ張ってやったのは僕だよね ? それとも、僕のことが嫌いなの ?」
「そっ それは、キライでは……」
「じゃあ……」
バーキンは唇をゆっくりとペネロペの唇へと近付けていく。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます