第8話 奴隷 ? 猫耳族ミーナ △
怪我をしたミーナを何とか助けたいと思って調べたら、回復魔法の威力を段階的に上げていくと上手くいく事が解ったんだ。
「もう少しヒールを強く放ってみるね」
「うん良いよ、お願いニャ」
「ハイヒール !!」
ケンタローは軽い回復魔法のヒールより一段階強いハイヒールでミーナの肩口の怪我を治療したのだ。
「あっあっ ! スゴい気持ち良い。ああーー ! スゴいスゴい ! あんっ あああっ❤」
「どうだった ? 」
「あん、スゴい気持ち良かったよ。腕がイッたみたいで、まだジンジンしてるにゃ ケンタローって、エロいね !」
「おいおい ! そっちじゃ無いよ。怪我の方だよ」
怪我人だから強く突っ込めないけど、ハリセンか何かでドツいてやりたい衝動に駆られた。
「ハハハハハ そうだよね。あっ痛みがひいたニャ。ありがとケンタロー ! 指も動くし、腕も動く…… 痛ったた。動かしすぎたニャ」
ハイヒールでかなり回復して喜んだミーナは無理に動かして少し痛かったようだ。さっきまでと違って元気そうな様子だけど、完治したわけでは無さそうだな。
「まだまだ ! さあ、もう一発いくぞ。 グレート ヒーール !!!」
「うわあーースゴいスゴいスゴいニャーー !! あっ あん あんっ ああんっ あーーーーーーーダメッ♡♡ 気持ちよすぎーーー♡ あああああああーーイッちゃうニャ❤ーー !! 」
その魔法は怪我をしたミーナの周辺に金色の光を放ちその優しい光が舞い降りていった。
ケンタローもミーナも初めて見る超高位の魔法にスゴく驚いた。
ケンタローにしてもまさかこんな物語のように幻想的な魔法だとは思いもしなかったのだ。
「ああ、本当に魔法が使えたんだね。もう、どこも痛くないニャ」
ミーナは包帯をとって腕をぐるぐると回しながら言うと、ケンタローに抱きついてキスをした。
「ありがとニャン、ケンタロー ! この恩は一生忘れない、大好きニャ」
「うおっ、無理するなよ、ミーナ !」
すると、自分とミーナの間が金色の光の線で繋がれた。
ミーナはケンタローにテイムされたんだ。
「ありゃりゃ ? 何これ ?」
「ミーナお前テイムされちゃったぞ」
「うわあー、どれい ? 私、ケンタローの奴隷ニャ ? あんなことやこんなことをされちゃうのニャ ? 痛いのはやめて欲しいニャ」
ミーナは勝手に奴隷プレイのような思い込みの妄想を抱いているようだ……
「分かった、分かった、よろしくな !」
「お手柔らかに頼むニャ !」
彼女は案外、嫌では無さそうだが……
ケンタローは小さな自宅に帰った。
何やらミーナはすっかりその気なのか泊まっていた宿も引き払って、荷物を抱えてやって来たのだ。
「ここに住んで御奉仕するニャン」
テイムされたことで鑑定の好感度がCからAに変わっていたが、その影響もあるのだろう、しかも本人から奴隷プレイを望んでいるのだ。応えてあげないとね。
でも俺、そんなスキルも知識もないぞ ! 俺なんかまだ、ほとんど童貞だからな。どうすんだこれ ?
「おいミーナ奴隷プレイなんてどうすれば良いんだ ?」
「私は未経験だから拙い知識ニャンだけど、縄で縛ってムチとローソクで責めたり、媚薬を使ったり、触手プレイとか……」
「おーい、どこが拙いんだ ?」
「私の趣味としては触手プレイでお願いしたいニャ」
「分かった、じゃあ触手でってできるかー ? 俺のどこに触手が生えてるんだー !」
「御主人様ったら意外と神経質だニャ」
ミーナは俺の隣に座ると上着をはだけて片方の胸をチラッと見せ、服の上から俺のジュニアをコスコスしてきたんだ。
コイツ、処女なのに手練れのようだな ? くそっ昼間の悪夢がよみがえるぜ ! だけどなかなか美乳だな。白い乳房にピンクの突起が見えてるじゃないか !!
「胸を触っても良いのか ?」
「奴隷にそんなこと聞かなくても良いんじゃニャいかな ?」
「そうか ! 奴隷万歳 !」
俺の中の理性という名のリミッターが取り払われると、さっきからずっと気になっていた、チラッと見えていた程々の大きさの白い美乳に触れて、ムニムニムニムニと揉んだ。
まだ下手くそだから、必死にモミモミするだけなんだ。ところが……
「あうっ、んんんんー、何でそんなに ? スゴい、ビリビリ来りゅ 気持ち良いニャ♡ ああ~ん♡ イキそっ♡」
ミーナはそれだけで、軽くイッた気がするほど、ものすごい気持ち良さを感じたのだ。
(素晴らしい ! 白くてきれいなおっぱい。最高に柔らかいし、ミーナってば感じちゃってるのかぁ ? スゲーよ !!)
テイムマスターケンタローが触れれば獣人には通常の数倍の快楽をもたらすのだ。触れただけでも気持ち良いのに、それに胸を揉まれる刺激が加わればたまらない快感となるだろう。
ミーナが感じている様子に気を良くしてもう片方の胸にも触れて揉み始めた。
「あああああーーーー ! スゴい、おっぱいってこんなに気持ち良いものなのニャ ? あっ うんっ あああっ♡」
ケンタローは尚も蹂躙し続け、ミーナの可愛い突起を舌先でペロペロした。すると、ミーナは小さな声をあげ、堪えられないといったように首を軽く左右に振って反応している。
「あっ ああんっ スッゴい気持ち良いニャ❤ ああっ あっ ご主人様の舌からもスゴいのが来るニャ♡ あああああっ♡」
ミーナは余りにも凄まじい快感が押し寄せて気を確かに保つのがやっとといった様子で、最初に優勢だった攻撃も疎かになっていた。
「ミーナも俺のここ、触って !」
「は~い、頑張るニャ」
そう言われて手が止まっていることに気付いて、やっと直にそれを握った。
これまでにも胸の神秘に触れ、その柔らかさを感じミーナの反応にも興奮させられていたけど、更に直接的な刺激を受けてケンタローはビクビクッとしてしまった。
至高の女、ブラウニー。一族ナンバーワンのゴブヨとたて続けにスゴい女と渡り合ったけれど、本当にキツかった。
「あんっ あんっ♡」
ところが、処女のミーナはスゴい技やモノは無くても、自分と同じくらいの技術と経験なので無理せず、身の丈に合った良い娘だと思えて愛しく感じられたんだ。
「ミーナ、お前って可愛いな !」
「嬉しいニャン ♪」
ミーナは喜んで唇を重ねた。二人とも馴れない中でケンタローが舌を出すとミーナもそれに応えて舌を絡め合った。
「んっ、んんーー」
決して上手くもスゴくもないがミーナは初めての経験で、ディープなキスにビリビリと電流が走るような快感を覚えた。それはケンタローもほぼ同じで、舌と舌を舐め尽くすように舐め合い、快楽を貪り続けるくちづけは続いた。
ミーナは責められ、思っていた以上の快楽を浴びて、無意識にケンタローを握る右手の動きが早くなっていたので、彼は危機感に襲われた。
それで、これはいけないとキスをしたまま右手で茂みを探した。
簡単に見つけた茂みに、ヌルッと触れ、少し撫でた。。
「あっ、あんっ ああっ !」
しかし続かない。ミーナはもっとして欲しいという想いで、左手でケンタローの手をそっと掴んで茂みに案内した。彼女はどうしても、そこに触れて欲しくて、もうたまらなかったんだ。
その指先が濡れそぼった恥丘をひと撫ですると、ミーナは身体をビクビクッと跳ね上げて待ちわびた快感を受け入れた。
いつもオナニーばかりしている耳年増のミーナだが、自分以外の指で刺激されたのは初めての経験だった。
しかしそれは自分の指よりも予想以上に心地好いものだった。
心の声はもっとしてと求めたんだ。
「あんっ くうーっ♡」
ケンタローは、いやらしくヌメヌメに湿りきった恥丘を撫でる感触が最高でミーナの色っぽい喘ぎ声と相まって更に興奮させられた。
もう一度撫で付ける。
「ああっ あーーん♡」
続けてもう一度、ぎこちなく撫で付けると同時にミーナが喘ぎ声が洩れた。声を聞いて、あーこれで良いのか ? と自分なりに考えると、一本だった指を二本に増やして、そのいやらしいヌメヌメの撫で付けを、繰返し何度も何度も往復させた。
「あっあっあっ、だめぇ、んっんっ んんっ♡ イッちゃうニャ❤ あっあ~あ~ああっ♡」
その刺激はとても効果的だったようだ。ミーナは上半身を固まってしまったかのように静止させ、足をピーンと伸ばして達してしまった。
泉は溢れ出しへ太ももへ垂れ落ちる程で、絶頂と同時にそこからピチュッと一筋、何かが飛んだ。
どんどんヌメヌメになっていく恥丘の感触が、病み付きになるような、なんとも言えない心地好さを感じた。
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