第6話 一族ナンバーワンの手練れ △
ゴブ人の可愛い女の子3人が俺を揉む。あっそんなところまで……
こっちが照れてしまうぜ。ヤバイよ、みんな上手過ぎだろ ? 一応マッサージなんだよね……
「ああ?っ、ヤバイって !」
ジュニアのきわをサスサスすると時折、すっすっと触れて刺激を与えるんだ。間違いない、狙ってるな ? 彼女の目がそう言っている。
「ボスはこういうの初めてですか ? 好きな娘と楽しんで良いんですけど、ボスはどの娘にしますか ?」
えー ! ボスってスゴいな。
「ちょっと待ってくれよ !」
どうしよっかな ? あっ、鑑定してみよう !
ゴブヨ美しさC、スタイルD、好感度A、特筆ー精力強は可。
ゴブコ美しさD、スタイルC、好感度A、特筆ーいつでも可。
コブチサ美しさD、スタイルD、好感度A、特筆ーいつでも可。
ゴブマナ美しさC、スタイルD、好感度A、特筆ーいつでも可。
はあ ? 何だこれ ? テイムと俺のチャームの影響か ? 皆に本当に愛されてるんだな、ヤりたい放題じゃないか !
ケンタローがモテていたのはテイムマスターの能力が魔物に強力なチャームを放っていた為であり、完全に彼の勘違いだったのだ。
モテたことのない人が急にチヤホヤされると、こうなってしまうのは至極当然のことである。今日ばかりは許してあげても良いのではなかろうか ?
「おおっ、んっ」
さっきから俺のジュニアを狙ってるゴブヨが直に触れて来た ! ヤバイぞ。どんどん攻めてくるぞ。
「良し、ゴブヨにするよ !」
「良いですよ。じゃあ僕らは……」
二人もそれぞれ楽しんでいる。スゲーなゴブリンの上層部って。
ゴブヨはジュニア全体をキュッキュッとしながら尖端をパクっとしてしまった。
上手い ! 柔らかな刺激を与え、なんとも言えない加減で最高に気持ち良い。
右手をとられて彼女の胸に誘われた。
彼女の意のままに胸を優しく揉むと良い声で応えてくれる。
「あんっ」
あーー、 あかんあかん ! この人も俺より相当達人だ。くわえられただけで分かるさ ! 勝てるわけ無い、瞬殺さ。散々マッサージで焦らされていただけに、ああーーもうダメだー。
上下にチュパチュパと音を立てて動き出すと、とんでもない快感が脳天を突き抜けて、腰がくくくっと引けてしまうけれども彼女は逃がさない。
もうダメだ、駄目駄目駄目駄目ぇーーー !!! 限界はもうホンのすぐそこまで迫っているんだぁ。成す術もなく撃沈されてしまう。せめて。せめて、ボスの面目をー、起死回生の一発を !!
今までの人生で最速の動きで左手を彼女の泉に沈める。そして、
「Gパワースペシャルヒーーール !!」
「ああああーーーー !! 気持ち良くて死んじゃうーー !!」
「あー俺もダメだーーー !!」
「ドーン」
「グア、ハアッハアッハアッ、厳しい戦いだったぜ !」
ぐったりとしたゴブヨを抱き止めた。
「ボス ! 一族ナンバーワンの手練れのゴブヨを失神させるとはさすがですね。一生ついてきます」
「俺もついてきます !」
「えー ? そこに感心すなっ ! 何で一生やねん !」
あれっ待てよ。ジェネラルの奴、俺に刺客を差し向けたな !
えっ ? まあ、エッチな刺客なら大歓迎だけどね。
その後食事も用意された。
彼等なりに精一杯だろうけど、ゴブ人の食事は粗末なものだった。
だから彼らは、ひ弱なんだろう。のぼせていたけれど急に現実に引き戻された気がした。
ケンタローには味気無いものだったけれど、もてなしてくれたゴブ人達に感謝していただいたよ。
そして、彼らを率いて皆に明るい未来を届けたいと強く思ったんだ。
さて、明るい未来を届けるにはのんびりしていられないぞ。
やることは山ほどあるんだ。まだ日は高い。
巣穴を見回って最初に気付いたのは怪我や病気で死にそうな奴が多かったことだ。
幸いにも回復魔法をグレートヒールまで取得していたので手当り次第に回復魔法で治療したんだ。
マズイ !! 魔力が足りない……
一緒についてくれたハイドに頼んで重症の人から治療すると、すぐに限界が近付いた。
「ああー、もうダメだー !! くそー、悔しいなー ! まだ半分もいってないぜ。くっそー !」
「ありがとうございます。これでもとても助かりました、何人かは危なかったよ、ボス」
「ペース配分間違えなけりゃ、もっと治してあげられたのに !」
悔やんでも魔力は戻らない。
できることを考えると、戦闘にあまり魔力を使わないケンタローはそのまま狩猟に出たんだ。食料が壊滅的だったのだ。
コテツ達は勿論、ゴブ人も10人程連れて来た。
ここで思い出したようにウルフにも名前をつけたんだ。
ウルタロ、ウルジロ、ウルコとした。
淡い光を放ち一回り大きくなってウルフは大喜びだよ。
「おーー、つよっ ! やったー !」
「わほほ、ありがと」
「ケンタロ、うれしい」
カタコトだけど話せるみたいだ。ちょっと驚いたね。
ブルーコンドルにもアクアと名付けたんだ。
アクアは目を開けていられない程の眩い光を放ったのだ。
「あなたの為なら何でもするわ、忠誠を誓います」
そしてブルーコンドルだったアクアは、一回り大きくなりグレートコンドルに進化したのだった。
更に驚くことに、アクアは可愛い女の子の姿へと化している。
「えーーーーーー」
「ケンタロー、あなたの変化のスキルが私に影響を与えたのよ。嬉しいわ」
「コテツもできるかな ? 再び名付ける、君をコテツと……」
アクアと同じ眩い強い光を放って進化したんだ。
「うわあーー、スゴい」
そこにいたのは強きオーラを纏う魔仙狼だった。
「ケンタロー、ありがとう。力が溢れそうだよ」
コテツもアクアと同じように人へと姿を変えたんだ。何気に俺よりかっこ良いぞ。「くそ」小さく呟いた。
「良し。これならかなりやれるはずだ。行こう !」
俺達は縄張りを越えて森の奥へと進んだ。ゴブリンは倒さずにテイムする。
オークを2頭見つけたんだ。コテツは爪撃の一閃でウルフは3頭の連携でそれぞれ簡単に倒した。オークの肉は美味で食いでもある良い獲物なんだ。
下っ端ゴブ人に護衛のウルフをつけてアジトへ運んでもらった。
俺達は更に進む。すると、アクアが上空から見つけたんだ。
「ケンタロー北西にオークが3頭いるわ」
北西に進むと、情報通りオークを見つけた。
今度はアクアも上空から援護してゴブ人のリーダーハイドの見せ場もあった。
ハイドはウルタロの援護を受けながら、オークの剣をかわして袈裟斬りの致命傷を与え、リーダーの面目を保ったんだ。
これだけあれば暫くは困らないはずだからね。帰り道は薬草と山菜を見つけたので採取しながら戻ったんだ。
アジトへ戻るとオーク肉にゴブ人達は大喜びで随分とハグの歓迎を受けた。
そして、オークを皆で解体した。睾丸を取り出し、皮の処理と干し肉にする方法を教えたんだ。知能も上がりかなり上手くできるようになった。塩や砂糖が無いのが痛いね。
解体が終わって町へと戻ることにした。
オークの睾丸は強壮剤の原材料として中々の値で売却できるから、10個全部持って来たんだ。
色々と買い物もしておきたいし今晩は町の自宅に泊まってくるからと手下のゴブ人等には伝えてきたのだ。
さあ町は人が多いなぁ。あっ獣人の美少女3人組だ !
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