カースト最底辺の陰キャヲタクと俺を忌み嫌う最高位の金髪美女ギャルが義理の兄妹になりました。俺は全力で離婚させたいが義妹は我関せずの姿勢でいる件
雲川はるさめ
第1話
カースト最底辺の陰キャヲタクと俺を忌み嫌う最高位の金髪美女ギャルが義理の兄妹になりました。俺は全力で離婚させたいが義妹は我関せずの姿勢でいる件
俺が自分の部屋で
フォトナに夢中になっていた時だった。
母さんがノック後、神妙な面持ちで
いう事には。
「シンジ、あのね、、事後報告で悪いんだけど、わたし、再婚したの...」
「え」
俺はゲーム機を落とした。
だってな。
母親ときたら、俺に何の相談もなしに、
俺の知らない男?顔合わせもしてないやつと
結婚を決めたんだからな。
「いやいやいや、おかしいでしょ!?
父さんと別れて二年くらい経ってて。
フリーになったから、誰かと結婚はできるけど、ふつー、俺に相談くらいするでしょ!
てか、まずは顔合わせが先でしょ!?」
「いや、そうなんだけどね...
なかなか、言い出せなくて。
その顔合わせも、しなきゃいけないんだとは
ちゃんと思っているんだけど、ほら...」
柄にもなくモジモジしてる母さんに
俺はイライラしてきた。
「シンジ、私と元旦那との離婚を凄く反対してたじゃない?ほら、シンジは昔からお父さんのこと大好きだったから...」
「うん、そうだよ。元、プロ野球選手の
親父が誇らしいもん...」
「俺はその運動神経を引き継がず、
母さんに似て、運動音痴だけど...」
「大体さ、一回の浮気で、
別れるとか、それに浮気相手の女が
無理矢理、父さんに酒飲まして泥酔させて
襲ったって話じゃん...!
その位、許してあげてよって話!」
「だめなのよ、シンジ...。
一度、綻びが出てしまった夫婦関係を修復するのは中々大変なの...」
「.....っ!」
俺は悪態を吐いてから、ゲーム機を拾い上げた。
母親は尚も続けた。
「それで、ね。
今日からこの家に二人加わるから...」
「え」
俺はまたスウィッチを落とした。
カースト最底辺の陰キャヲタクと俺を忌み嫌う最高位の金髪美女ギャルが義理の兄妹になりました。俺は全力で離婚させたいが義妹は我関せずの姿勢でいる件 雲川はるさめ @yukibounokeitai
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。カースト最底辺の陰キャヲタクと俺を忌み嫌う最高位の金髪美女ギャルが義理の兄妹になりました。俺は全力で離婚させたいが義妹は我関せずの姿勢でいる件の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます