メモ20240322 リアルよりの夢に推しが

 私は女子学生で、通っている学校のクラスメイト?知り合い?としてミスラさんがいる。


(ソシャゲ「魔法使いの約束」に出てくるキャラの一人、赤髪長身の男性で私の推し)


 帰宅途中、公園近くの坂道で、ミスラさんはお葬式に胸元につけなくてはならない黒い花を探していたけど見つからない。

(お葬式に黒い花を胸元につけるのがこの夢の世界でのルールだった)


 私は「花ならちょうど家にあるからとってくる」と言って、家に急ぐ。


 家に帰る途中、乗り合いマイクロバスがあって乗ると、バスの床に横たわっている白装束の死者の霊ぽい人が運転手になにか手渡していた。

 運転手が運転しながらそれを見るから走行がふらふらして、慌てて私はバスのステアリングをとる。


 運転手に感謝されて、家の前を通る時、「お母さんを呼んできて」と言われ、母を呼ぶ。


 仏壇のある部屋の入口がリアルとは少し変わっていて、ようやく入ると死んだ父が寝ている。


 生きているみたいだなと見ていると、死んだはずの父が目を開けて話し始めた。

「のどが苦しいからうがいをしたい」


 話せるけど動けないから、どうやってうがいしてもらおうか考えていたら、畳の床がたわんで光り、チョコレートを包む銀紙みたいにぺりぺり勝手に開いて、金色の光があふれ、床下には若くてスーツを着た父の体が横たわっていた。


 そう言えば少し前の夢で「肉体を取り替える」と聞いたのを思い出した。

(リアル私が前に夢を見ていたのか、夢の中の自分が過去に聞いたかはわからない)


 自然と父は新しい体と重なり、スーツを着た新しい体で立ち上がり、スラスラ話せるようになった。


 父がイスに座って足を組んだところに母が帰ってきて喜ぶのを見て、良かったと思った。


*****


 起きてすぐは、突拍子もない夢だな〜と思ったのですが。


 ミスラさんはネクロマンサーだから筋は通るのか、と後から思いました。


 (ネクロマンシーは、死者や霊を介して行われる魔術である。ネクロマンシーを行う術者をネクロマンサーという。←Wikipediaより抜粋)


 ただの夢だとしても、もう苦しくなくて、自由に歩いたり話したり飲んだり食べたり出来ているのなら、すごくほっとするなぁと思いました。

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