ちょっとずれた世界(異世界転移というよりホラー系?)
珍しくリアル自分視点です。
20210503の夢。
朝、家族みんなで車に乗ってどこかに出かける。
そこへの立体駐車場に続く坂道から車ごと落ちる。
家族にケガはなくて、車も無事でほっとしたんだけど、出先だからか、道がわからなくなる。
元の場所に戻ろうと車を走らせるものの、知っているはずの道なのに、進めば進むほど、見知らぬ道になり、乾いた黄色い砂が目につくようになる。
最初は溶け残った雪みたいに道の隅に砂がたまっているだけだった。
家に戻ろうと車を進めるのに、砂が増えて、砂漠に街が埋もれているみたいになっていって、もはや砂漠にぽつぽつと標識が埋もれているのがたまに見えるかもくらいになっていく。
戻ろうとしても、すでに道がわからない。
そんなわけだから、車は途中で動かなくなったので手放し、砂漠を歩いて進むことになる。
砂の丘から見下ろした先に建物や緑が見えたので、そこに向かう。
二車線の道路をはさんだ坂の両側に商店街が並ぶところが、その街?の入り口。
建物があるのなら、まずは子ども達をトイレに連れて行こう、ということになる。
(小さい子はトイレと飲み物、食べ物がないとどうしようもないので。おそらく、飲み物と食べ物は持参していたと思われる)
子ども達をつれてトイレに行くと、灰色に鈍く光る黒に塗られた独特なトイレだった。
トイレの壁もドアも床も便器も手洗い場もすべて灰色がかった黒。
模様?アクセントに赤が使われていて、なんだか
鏡だけは普通に鏡なんだけど、自分以外が黒いので、見ていてなんか怖い。
小さい子たちの補助をして個室から出たら、一人でできる大きい子がいなくなっていた。
あわてて名前を呼びながら探すけどいない。
小さい子たちを連れて商店街の方に戻る途中で、整えられた庭を通る。
和風な庭には、緑の苔の中に飛び石が敷いてあり、そこを小さい子たちが喜んで飛び跳ねて通っていると、反対側から、なにやら行列が来たので道を空ける。
女性のファッションショーみたいな集団で、子どもたちは嬉しそうに見ている。
私も見ると、中の一人が、華やかながら真っ黒な装束で目を引いた。よくよく見てみると、その人には顔がなかった。
(物理的に、首から上が空洞でなにもないのに頭飾りは浮いた状態でついている。身に着けていたのが、長袖、手袋、長いスカートだったので、もしかしたら中身はカラっぽというか、目に見えない存在だったのかもしれない)
怖くなって、行列について行きたそうな子どもたちを連れて、急いで庭を出る。
同じように急いでどこかに向かう人たちがいて、もしかしたら帰り方を知っているのかもしれないと思って、聞いてみると「逃したら帰れない」と足を止めずに進み、商店街の前に来ると、その人たちはいきなり消えてしまった。
気づくと、小さい子どもたちもいなくなっていて、再びトイレに戻ると大きい子と合流できる。でも小さい子たちはいない。
少し前に子どもたちの叫び声がしたらしいけど、私は聞いていない。
大きい子だけを連れてまたまた商店街に行くと、さっきは見ることができなかったバスが停まっているのが見える。
バスが停まっているのが、さっきの人たちが消えた場所だったので、さっきの人たちはきっとこのバスに乗ったんだ、バスに乗らないと帰れないんだと思い、大きい子と乗ると、すぐにバスは動き出し、本当に元の世界に戻れた。
でも、小さい子たちはいないままだった。
どうにかして再びあの世界に行かなければ、と思ったところで目が覚めた。
↓ここから起床後の思考です↓
こうやって書くとそうでもないけど、体感では、とにかく怖かった!
最初は、異世界転移?百年後とか未来にタイムリープ?かと思ったけど、そうじゃない。
ゲームの「サイレントヒル」を思い出した。
サイレントヒル(初代)は、旅行中、気がつくといなくなってしまった娘をお父さんが探すホラーアドベンチャーゲームです。
先がよく見えない霧の中で、ラジオがざりざり鳴り出したら、「なにかが近づいてきた!」という心臓バクバク感が、もうもうもう(涙)。白く視界がハッキリしない世界だけでも怖いのに、それだけで恐怖は終わらないあたり。。。制作者様のパッションを感じました!
サイレントヒル(初代)と映画(一作目)をずいぶん昔に一回見ただけなんだけど、とにかく怖い! という印象が残っています。
映画(一作目)がまたイイ感じにサイレントヒルでスゴかった。
↑
(ホラー系ゲームは恐怖で思考が停止するので、自分では操作できません。なぜかゲームプレイからのエンディングを見せてもらう機会が多くあって、流れだけは知っている)
↑
サイレントヒル、ゲームにしても映画にしても、たった一回見ただけでここまで強烈に覚えていられるのが、ほんとスゴい(自分史上かなり怖かった)。
本格的な異形(敵)が出てくる前に起きられて、本当に良かった!!
(サイレントヒルの敵は魔物じゃなくてクリーチャー←生理的に気持ち悪い系)
3以降は見ていないか、見たけど忘れているのか、自分の中でのサイレントヒルとは『男性が大事な家族を探す物語』。
お母さんがあんな世界で子どもを探すのはハードル高いもんね。
(最初の映画ではお母さんが頑張ってて、ほんとスゴいと思った)
夢の中でも、いつの間にかいなくなっていたお父さんがあっちの世界で小さい子たちを探してくれているといいなぁ。
お母さんと大きい子がいる現実世界と、お父さんと小さい子たちがいるずれた世界とで、うまいこと連携して現実世界に全員が戻れたら、いい話になりそう。
ホラー的には、ずれたまんまの方がいいのかも?
どっちにしてもコワイ(>_<)。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます