切ない別れ(逆異世界転移)
異世界転生・転移ものは多いけど、まれに逆異世界転移ものもある。
スゴい! と思った逆異世界転移はアニメの「Re:CREATORS(レクリエイターズ)」。
作中世界での有名アニメやラノベや小説などジャンルばらばら複数作品の主人公たちが、なぜか作中現実世界に現れ出して、訳ありそうなリアル男主人公と絡んで、とっても強い二次元出身女キャラの謎を追う、なかなかシリアスな物語でした。
面白いと思ったのが、それぞれの作品主役が、まさにそのジャンルの主役たりえる要素を持っているところ。
魔法少女は魔法少女らしい矜恃で動いている。ロボットもの、ヒロイックファンタジー、ハードボイルド、とジャンルが違えば、同じ『主役』とはいえ、それぞれの矜恃や正義が違う。そこがカッコイイし、共闘も裏切りも、見ていて素直に納得できました。
というわけで、『逆異世界転移』とは『物語の中の誰かが現実世界に来ちゃう』ことです。
来たキャラは、私たちにとってのリアル世界に来たことで、元いた世界が作られたものだったとわかる。←つまり切ない展開が約束されている!
で。
この下から肝心の夢のメモなのですが、メモした自分にももうハッキリとは思い出せないで、バラバラした内容になっています。
20190309の夢。
オタクイベントが開催されていて、教会みたいな外見の会場で、調伏で悪い物を倒していた女の子。この女子は自分の力を虫みたいな形にして相手に飛ばすことができる。
病気?なにかの理由でうつるウィルスみたいなのにかかった動物(猫みたいだけど平たくて滑空できる。モモンガみたいだけどモモンガより大きい)が逃げて、動物と女の子が話している。
二匹一緒にいたのに一匹死んで色が変わってしまったのを女の子は見て知っていた。動物は相方が死んで悲しい。
お風呂場?プール?で複数人が楽しんでいるところに、生きているのが逃げて人間にとりついた?かで、暴れていた人間を正気に戻すために女の子は力を使った。
教会みたいな見た目のイベント会場を出た瞬間、少年神父から告白まがいの握手を求められて、若干引いていると、悲しそうに涙目でイベント会場への扉をくぐる少年。「?」となりながら教会の外の階段をおりる女の子。
その後、大人神父を見て「すごい! さすが本職!」という。
そこで少年も大人も頭に明らかにカツラをのせているのに気づいて、オタクイベントの登場人物を模しているのだと今さら知る。さっきの少年は、作中のセリフを模しただけだったんだ、とわかる。
慌てて「さっきの少年に謝っていたと伝えて」と大人神父に言う。
乙女ゲームから現実世界へ意識だけ主人公女子に転移。
最後。
乙女ゲー主人公と大人神父がお互い言わないけど両想いになるんだけど、
「本音と建前、どっちが聞きたい?」
とゲーム内の神父のセリフをわざという大人神父に、乙女ゲー主人公は、願いが叶う(想いが通じる)と自分が消えてしまうのをわかっていて、
「私が知りたいのはいつだって真実です。都合のいいウソなんかいりません」
と答える。
大人神父がそっとキスすると乙女ゲー主人公の意識がなくなる。
いなくなったことがわかり、どうしようもできなかった二人を想って、女の子はボロボロ泣く。
なぐさめようとする大人神父に、
「ごめんなさい。今は一人にしてください」
と断る。
女の子の意識はずっとあったけど、乙女ゲー主人公に乗っ取られて動けない状態だった。
でも乙女ゲー主人公の気持ちはずっと伝わっていたので、乙女ゲー主人公が女の子に身体を返してくれたのはわかっている。
その後、乙女ゲー内での大人神父ルートの時だけバグ(ルート表示されないイベント)が見られるようになるが、特別な演出だと思われて売れに売れたため、次回作には元から一定の確率で見ることができる、レアイベントを組み込むようになった。
↓ここから今の自分の感想↓
うーん。
部分的には映像として覚えているんだけど、心の動きや、細かいつながりは忘れてしまっていて、「切なかった」ということしか思い出せない。
調伏的なサイキックアクションな力は、乙女ゲー主人公だけでなく、現実世界の女の子も使える。
乙女ゲー主人公は、なぜか現実世界の女の子の意識に入り込んだ。
色々あって解決したのか(ここらへんがまったくわからない)、ゲーム内に戻ることを決めた。
現実世界の女の子の詳細もよくわからない。
大人神父と少年神父は、女の子と近所かなにかで知り合いの兄弟っぽい。リアル神父は兄だけ。
乙女ゲーの内容自体もさっぱりわからないけど、怨霊退治的なサイキックアクション系? 神父も出てくるということはエクソシスト系? てことはホラーゲーム?
私がこの時期、乙女ゲー逆行系を読みまくっていて、「恋するエクソシスト」(梨沙さま著)を読みたいなぁって思っていたから、この夢を見たのかもしれません。
目覚めてすぐは「逆異世界転移、新しい! 書こう!」と思ったんだけど、よく考えたら「アニメで強烈なの見てたわー」。さらに、詳細を思い出せなかったことで、書かずにいたようです。
丁寧に書いたらきゅんきゅんして面白そう。
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