第8 本当にどうにかしたいなら逃げてはいけない

本当にどうにかしたいなら逃げてはいけない


1.仕事も恋愛も逃げたら一生改善されない・・・

 私が身を持って未だに痛感している事実があります。

 それは、仕事に対しても恋愛に対しても自分が関わろうとしない事は、後々の影響が果てしない事を・・・。

 私は高卒後の就職でいきなりつまずき、リタイヤしました。

 そして、フリーターをやったりニートをやったりの繰り返しだったと思います。

 人は、そういう世界から身を逃れて課題を放棄すると同時に自分の芽生えていた可能性を放棄する事にその時は気づきません。


2.やらない人は永遠に自転車に乗れない

 一見、話が脱線してないか?って突っ込みを受ける可能性が高いですが、こちらの方が結局はシンプルで一番わかりやすいと感じました。

 私たちは自転車に乗る事を放棄した瞬間から、自転車に乗ることが出来なくなります。

 一見、とてもシンプルで簡単な事だと思います。

 しかし、仕事や恋愛も結局は感覚を掴めないと同じ事になってしまうのです。

 なぜ私はパソコンをいじれるようになったか?

 どうして、ここまで入力が出来るようになったか?

 それは夢中になれていたからだと思います。

 結局のところ、のめり込めないものは吸収できないため、永遠に向上することはまず、考えにくいでしょう。


3.自転車に乗れなくなることの弊害

 もし、学校や会社が遠いと地域によっては車通勤の事もあれば自転車通勤の事もあるかと思います。

 ちょっとした買い出しも、自転車に乗れることで動きやすくなったりするわけです。

 しかし、それが出来ないと生活をするのに不便になったりするリスクが伴うわけです。


4.仕事、恋愛を放棄すると・・・

 一番重大なのは、周りに対して気を遣ったり相手のことを考える必要性が極端になくなります。

 その弊害で、相手の仕事の状況とは違ったトンチンカンな発言をしてしまったりズレた言動をとってしまったりするわけです。

 一番、ニート時代の後遺症で自分でも困ったな・・・と感じる点は、恋愛に関する事です。

 ニートとは悪く言えば、独りよがりな生活が続けば、誰かのことを考える習慣もなくなります。

 その弊害で、誰かの気持ちを考える事もなくなるわけです。

 これが一人暮らしで自力で生活をしようとしている方であれば危機感があるため、そこまで酷くはならないかもしれませんが、下手に親元でニートをやれてしまうと、他者に対する気遣いとかその辺が欠落して周りに対しても全くと言っていいぐらい無頓着になってしまうリスクが生じます。


5.結婚願望がない恐ろしさ

 恋愛を放棄することは、結婚しようとする願望も同時に消滅します。

 そして、願望がない事は就労意欲も同時になくなるわけです。

 何にせよ、意欲が無くなる事は想像以上に致命的な弊害で周囲に対してもベクトルが極端に向かなくなり、意欲がある人とは知らずうちに、どんどん差が生じるわけです。

 必ずしも結婚しているのが素晴らしいかは、私にはわかりません。

 しかし、意欲が無い事は想像以上に弊害があるとは自身の体験からは言えます。

 生物としては異性と性的な関係になりたいとか、異性とデートしたいとかはごくごく自然な感情ではあるのかもしれません。

 しかし、俗にいう恋愛ニートとか、意欲が無い状態が長期的に続くことで小さな可能性も確実に消えていきます。

 意欲がないことが、結果的に非正規に拍車をかけるリスクも否めません。

 自分を肯定すると、良い事と悪い事がよく見えてきて、時に自分に絶望する機会も今まで以上に増えます。

 ただ、私がお伝えしたいのは恋愛ニートもほどほどにしないと本当に取り返しがつかなくなるとお伝えしたいのです。

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