第6話 どんなに馬鹿な真似をしても
どんなに馬鹿な真似をしても
1.人生の1つずつの決断をしてきた人にはかなわない
私は、ニート時代を通じて人生の1つずつの決断をパッとしてきませんでした。
かつ、何も考えず漠然としてきて将来の自分の姿とかも含めて何も考えた事がありませんでした。
恐らく、養ってもらってる状況が長期的に続いたことで将来に対する危機感が決定的に欠落していたのだと思います。
2.正解はないが、決断することで自信が生まれていく
結局、正解不正解は未知の世界だとしても決断しない事はとても楽な事です。
なぜなら、自分が責任を持つ必要性がなくなるからです。
でも、私自身に置き換えてみてもダラダラニートをして過ごしてしまった事も含めて「ただ楽したい」「働きたくない」という印象も客観的には与えてしまうのです。
人生の決断をしないのが悪いとは言わないとしても、自分が今の方が楽という認識をしているからこそ、今に至ってしまっているのも現状ではあると強く感じており、やはり決断をしない人生に何もその人の魅力は無いのかもしれないと最近は強く感じています。
3.なぜニートがこんなに増えてしまったか
各家庭にもそれぞれ事情があると思います。
会社で全く使い物にならなくて、ニート以外に選択肢がなかったと強く思い込んだ私のような人種も居れば、働きたくないからニートをやってきた人も中には居るかもしれません。
ただ、一番言えるのは「がむしゃらに働く人が恰好悪い」という風潮も一つの原因なのかもしれません。
なんとなく、「頑張る人が頑張っただけ損をしてしまう雰囲気」が社会に蔓延してるような印象を見かけるような部分があったりして、ニートでも養ってもらえるなら働かない人が増えた事も否定はしません。
4.根本的に人は働くのが嫌いである
たぶん、社会人全般に言えるのですが仕事だからするのであって働きたくない人は圧倒的に多いと感じます。
そして、ニートが叩かれるのは「俺たちだって怠けたい」「あいつらだけずるい」となるからニートが叩かれるだけなのです。
そう、やってることは社会悪に見えてもニートは実はやりたいことをやってる人なのです。
ただし、社会的な信頼はないため後々の人生の末路は知らないよ、となります。
5.働く事が美徳なのか?
私たちは働く事で生計を立てている人がほとんどです。
もちろん、働かないと今日のご飯も食べられない人が圧倒的だし、飢え死にする人も居るでしょう。
私は、働く事が美徳とは一度も思った事がないし、感じた事もありません。
問題なのは、自分の仕事に自信や誇りを持てるかどうかなのです。
ただ、仕事をするだけなら誰でも出来るが、そこをどう発展的に考えて建設的に取り組めるかにかかってるのも現状です。
6.社会人でもニートみたいな人は普通に居る
たぶん、わかってる人も居るでしょうが社会人になって働いていると、仕事に対する意欲が明らかになくて定時になったら帰ってしまう人も見たことがあるかもしれません。
そして、そういう人が普通に給料をたくさんもらっている例も世の中にはあったりする場合もあります。
自身のニート経験から言わせても、「私より酷いニート候補が居るなぁ」と感じていて、そういう人たちは将来失業してしまったらどうなるんだろう・・・と考えた事もあります。
7.最終的に言える事
何も決断をしないでダラダラしているのが楽なので、ダラダラしてる人も多いのが実情かもしれません。
だからって現状維持の方が楽なので周りもとやかく言わないし、言いたくないのでお互いにダラダラしているケースもあったりします。
私は必ずしも「ダラダラするなー」とは言いません。
ただ、自分の決断が後々自分のためにならない事の方が現実には多いです。
周囲に悪影響を与えるということは、自分の決断は望ましくないのは確かなので、生き方を改めた方が良いかもしれません。
8.ニートに関する事を少しでも書き続けたい
自身の長期における経験談を過ごしても書かせてもらって、一人でも多くの方に想いを届けたいと考えており、何か力になれる事があれば私は幸いです。
私は「がむしゃらに働く事は恰好良い」とは必ずしも思わないが、「自分の人生に対して必死になってるみる」事はやるべきだと感じました。
少しでも夢中になれる事が出来たら私は嬉しいです。
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