つまり、パスワードは俺に記憶されていた

ちゅるちゅる麺すすり(暫定)

第1話 続かないよ。

久しぶりのログインだったけどパスワードが合っていて、なかなかやるじゃないの自分。

ログインできたからついでに何か書いておこうと思ったのだというのは嘘であって、何か書けそうな感じがしたからログインしようと思ったのだというのが真実。そして、今回も小説ではない(小説ではないとしておいたほうがよろしかろう)。

さてさて。では。「ありのままの自分」という言葉があると思うのだけど・・・何せ友達なんぞいないから本当に人間が「ありのままの自分」などと言う言葉を使うのかが分からなく、まことにアレなんだけれど、よく使われる言葉として話を進めよう。「話を進めよう」なんていうほどのことでないに決まっているのだけれど。

私には「ありのままの自分」が分からない。言葉の意味が分からない。なんなの? 分からない。

こうしてみよう。「ありのままのカバ」。何だ、それは。

「ありのままのカバ」。

「ありのままのカバ」。

「ありのままのカバ」。

または、「ありのままのパソコン」。

または、「ありのままの靴ヒモ」。

または、「ありのままの落下」。

または、「ありのままの色落ち」。

または、「ありのままの東京」。

または、「ありのままの風景」。

なんだか、怪しい。「東京」「風景」は、なんかまずい感じがする。「なんかある」って感じをかもしている気配がある。

「ありのままの恋」。

「ありのままの体操」。

「ありのままの真心」。

「ありのままの横断歩道」。

分からない。

あぁ・・・終わりかたがわからんなぁ。

「ありのままの終了」。

いや、なんかいけてる感じがしたんだけど、全くわからん。ああっ!なんなん、何かわからんちっこい虫がスマホの画面にふ~んって!


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

つまり、パスワードは俺に記憶されていた ちゅるちゅる麺すすり(暫定) @LyknC

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る