『3』にまつわるテレビのハナシ

今年(2022年)1月10日にNHKBSプレミアムで17時30分からしよったビートたけしさんがMCを務める『たけしの芸能史』の番組を見た時のハナシである。


テーマは『3』にまつわるハナシであった。


テレビの歴史を語る時に、常に『3』と言う数字が登場する…


若い年齢の読者のみなさまが聞くといまいちピンとこないと思うので、ぼくが覚えている範囲内でご説明いたします。


まず、『3』と聞いて思い出されるのは、『トリオ』である。


男性歌手の『3』と言えば…


橋幸夫さん・舟木一夫さん・西郷輝彦さんの『御三家』…


郷ひろみさん・西城秀樹さん・野口五郎さんの『新御三家』…


野村義男さん・田原俊彦さん・近藤真彦さんの『たのきんトリオ』…


北川大介さん・竹島宏さん・山内惠介さんの『イケメン3』…


…があった。


女性歌手では…


美空ひばりさん・江利チエミさん・雪村いづみさんの『三人娘』…


園まりさん・中尾ミエさん・伊東ゆかりさんの『スパーク三人娘』…


………


3と言うわけではないが、付け加えて…


工藤静香さん・生稲晃子さん・斉藤満喜子さんの『後ろ髪ひかれ隊』…


AKB48のメンバーだった柏木由紀ちゃんと高城亜樹ちゃんと倉持明日香ちゃんの『フレンチキッス』…


……って、ちょっとちごたかな…


そしてもうひと組忘れてならないのは、『中三トリオ』である。


若い読者のみなさまから『中三トリオってなんでしょうか?』と言う問い合わせがあったので、お答えしたいと思います。


『中三トリオ』が誕生したのは、半世紀前ぐらいに南海放送で日曜11時(『ニノさん』が放送されている時間帯)にしよった『スター誕生』(スタ誕)である。


その当時の日テレ(親局)の音楽企画の部署のスタッフさんたちが『スタ誕』の放送回数100回目の記念になにかビッグな企画を立てよう…と言うことで、『中三トリオ』のプロジェクトを始めた。


この時、『スタ誕』のオーディションで見事合格した当時女子中学生だった山口百恵さんと森昌子さんと桜田淳子さんの3人を選んだ。


3人とも、1958年〜昭和33年の生まれである。


『中三トリオ』でそろって共演したのは『スタ誕』の番組と芸能雑誌の特集などであった。


3人が高校に進学したあとは『高一』『高二』『高三』…とトリオ名が変わった…


それでも、ブレイクしたのでホンマすごいわ…


山口百恵さんが出演したドラマと言えば、宇津井健さん・三浦友和さん(ダンナさん)・秋野暢子さん…が出演した『赤いシリーズ』(大映テレビ・TBS)が有名である。


映画では、『古都』『伊豆の踊り子』…があった。


代表曲は『プレイバック』『横須賀ストーリー』『絶体絶命』『秋桜』『愛染橋』『いい日旅立ち』…


…たくさんのお歌を歌われた。


1980年のファイルコンサートの一番最後の歌を歌ったあと、山口さんはマイクをステージの上に置いて終わらせた。


この時、21歳で三浦友和さんと結婚した…


そしてそのまま引退した。


森昌子さんは、1972年に『せんせい』で歌手デビューした。


代表曲は演歌中心である。


『彼岸花』『立待岬』『哀しみ本線日本海』『越冬つばめ』『愛傷歌』…


あっそうだ…1985年のNHK紅白歌合戦で森昌子さんが紅組の司会を努めた時を思い出した。


その時の様子をぼくはテレビで見ていた。


森さんは、紅組のトリで『愛傷歌』を歌っていた。


しかし、歌っている時に涙をたくさん流して泣いていた…


泣いている森さんの周りに紅組の歌手のみなさまがたくさん集まっていた。


泣いていた森さんは、どんな気持ちに置かれていたのか…


この当時、森さんは森進一さんと結婚したことなど…いろんなことがあった。


ぼくは、そんなことを思いながらあの時の様子をテレビで見ていた。


2004年冬に、森昌子さんは森進一さんと一緒に今治国際ホテルのディナーショーにゲスト出演するなど…2〜3年の間音楽活動をなされていた。


それ以降については、不明である。


桜田淳子さんは、『天使も夢見る』で歌手デビューした。


代表曲…『私の青い鳥』『幸せ芝居』『サンタモニカの風』…


…を歌われた。


1978年のドラマ『必殺シリーズ』(朝日放送)でオープニングのナレーションを務めるなど…


ドラマにもたくさんご出演なされた。


やっぱり印象に残っているのは、山陽放送で土曜20時からしよった『8時だヨ!全員集合!!』の後半のコントで、志村けんさんと共演した『アタシってダメな女ね…』の夫婦コントである。


…他にもいろんなんがあったね。


ハナシは変わって…


もう一つ、昭和のテレビの歴史に『3』が登場するのがあった。


それはなんでしょうか?


答えは、1958年〜昭和33年にある。


ハナシそれるけど、その前の年の1957年にNHK松山拠点放送局がテレビ放送を始めた。


その翌年にあたる1958年に南海放送がテレビ放送を開始した。


時は流れて、1970年代に入ってテレビに1958年生まれの歌手さんやタレントさんたちが多く登場した。


具体的にあげると…


歌手の石川さゆりさん・岩崎宏美さん・三東ルシアさん…


演歌の小金沢昇司さんは、1987年に歌手デビューした。


女優さんであげると…


『水戸黄門』シリーズなどのテレビドラマや幸福の科学関連の映画作品(日活)にご出演した芦川よしみさん…


1980年代のミノルタのCMの水着のコで、クイズダービー(クイズ番組)の2枠の回答者・伊予テレビドラマ『リコカツ』の紘一(永山瑛太)の母…などのドラマに多数出演した宮崎美子さん…


そして、南海放送のアナウンサーだった戒田節子さんも1958年の生まれである。


スポーツ選手では…


柔道の山下泰裕さん…


プロ野球東京読売巨人軍の原辰徳監督…


プロ野球近鉄バッファローズ・福岡ダイエーホークスで活躍していたカズ山本こと山本和範さん…


…他にも、たくさんいましたね。

(覚えている範囲内であげました。)


またハナシは変わって、他にもテレビで『3』と言うと、歌やドラマアニメなどであげられる『三部作』がある。


まだまだ『3』にまつわるハナシがたくさんあるので、話をしたいけど、長々となったらいかんので、今日はここまでにしておく。


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