清水章吾さんが受けた悲惨な話

話は、週刊現代(週刊誌・講談社)の2021年10月16日号の巻末特集『人生は最後まで『想定外』の連続だ』の記事で、テレビでおなじみだったあの俳優さんのひさんな話からバッスイして書く。


その俳優さんとは、『頭では分かっていたけど、まさか最後の最後で財産を失ってしまうなんて…』の章で登場した清水章吾さんである。


ローン会社『アイフル』のCMで、白いチワワと共演していたおっちゃんと言えば分かる。


清水さんと共演していた娘役の女の子は、『アイフル』のイメージキャラクターを務めていた安田美沙子ちゃん(2002年のミスヤンマガグランプリを受賞した女の子と言えば分かる)と同じ事務所に在籍している辰田さやかちゃんである。


そななことはあとにしておいて、清水さんが受けたひさんな話をする。


『アイフル』のCMで大ブレイクしていた頃(おおかた2000年代なかばあたり)に、清水さんは1億円近くかけて埼玉県本庄市に豪邸を建てた。


この時、土地と家の名義を夫婦共同名義にしていた。


清水さんを襲った悲劇と言うのは、2018年頃に発生した。


この時、清水さんの奥さまが『税務上得になるから…』と言うて、清水さんに対してお子さまたちに生前贈与するようにと要求した。


清水さんは、奥さまの要求に答える形でお子さまたちに生前贈与をした。


その直後に、奥さまは清水さんに離婚届を突きつけた。


奥さまは『キライになったわけじゃないの…』と清水さんに言うてから『住宅ローンの残高を全部払う…』と理由を述べた。


清水さんは、言われるがままに離婚届に判を捺した。


その後、奥さまは清水さんを追い出した。


追い出された清水さんの側から見れば『要求するだけ要求しといて、しまいにゃ出て行けなんてあんまり過ぎるわ!!』…と言う気持ちである。


ほんで、無一文になった。


現在、清水さんは本庄市内にあるアパートで生活保護費を受けながら細々と暮らしている。


そのようになった原因は、清水さんが土地・家の管理などを奥さまに任せっきりにしていたことにあった。


また、金銭面も奥さまが管理していたので清水さんが稼いだギャラは奥さまに渡していた。


その結果、清水さんは手痛いしっぺ返しを喰らった…と言うことであった。


清水さんが受けた悲劇は、テレビドラマや映画の中でも取り上げられている作品が多くある。


その中で、伊予テレビで4~6月期に金曜日22時からしよった北川景子ちゃんが主演の『リコカツ』があった。


6ヶ月程前に書いた(『5月28日放送分の『リコカツ』はふざけとんか(大激怒)』)で書いたあの激怒バナシから取り上げてみる。


咲(北川景子ちゃん)と紘一(永山瑛太)、正(酒向均さん)と薫(宮崎美子さん)、咲の両親(三石琴乃さんと平田満さん)の3組の夫婦がそろって離婚のあいさつをしよった時に正が咲に対して『紘一と離婚せんといて~』と言うたシーンであった。


そのシーンにぼくが介入して『ふざけとんか!!』と激怒した話と言えば分かる。


最初に『正が思った通りの老後が送れなくなるから困るのか!?』と言うて、週刊ポスト(週刊誌・小学館)の2021年1月29日号に書かれていた記事(働きながら年金をもらうルールが変わる・定年制がなくなるの記事)を挙げた。


そしたら正が『そんなの関係ないわ…』とぼくに言うて否定した。


『それでは、老健施設に入所するための費用を咲と紘一に負担してほしいのか!?』と言うてアレコレ挙げた。


そしたら正は『ワシをボケあつかいする気か!?』と言うてぼくを凄んだ。


『それじゃ、なにがこまるんぞ!!』と言うたら正は『咲に甘えたい…』とぼくに言い返した。


『ウソつくな!!ホンマのことを言えや!!』とぼくが言うたら、正は『薫の代わりがいないと困るんだよ!!』と居直った声でぼくに言うた。


ああだこうだ言い合いしたけん、ホンマにしんどかったワ…


今になって分かったが、正は清水さんのようなひさんな目に遭うのがイヤやと言うことに気がついた。


その中で、もっとも困るのは医療費である。


『認知症』や『ガン』などの大病でこれまでの暮らしが一変した時に、必要なたくわえがなかった…または底をついた時、入院できなくなるなど…大パニックが生じてどうしようもなくなる…


特に、小さな事業所で働く人・事業主の人、そしてタレントさんなどで国民年金保険のみ加入している場合は、そうしたリスクに直面する。


…と言うことは、あのドラマの小さな会社に勤めているかれらも、そのような状況かもしれへん…


あのドラマと言うのは、伊予テレビで火曜日22時からしよる清野菜名ちゃんが主演のドラマ『婚姻届に判を捺しただけですが…』のことである。


『おひとりさまサイコー女子』の明葉(清野菜名ちゃん)…


『コンカツが趣味のOL』『自称モテ男』『2・5次元の俳優にはまるオタクOL』などの『森田デザイン』の従業員たち…


自分の家庭のことで頭がいっぱいで、従業員たちの保険などの福利厚生を後回しにしよる経営者…


『森田デザイン』は、こななええかげんな会社である…


それ聞いて、どない思いまっか?


明葉と『森田デザイン』の従業員たちの50年後の未来は、お先真っ暗な老後になることなどおかまいなしだから、どないなってもしらんわ…


それは、柊(坂口健太郎)にも言えてることだと思う…


明葉・『森田デザイン』の従業員たち・柊は、清水さんのような悲劇に遭った時には、ひどくオタオタするだろう…


…と書いてるぼくも、なんとかしないとたいへんだ!!


書籍化・メディア化を目指してウェブ作家生活を始めて10年になるけど、日に日にあせりが高まっている。


早くしないとたいへんだ~

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