【ウェブ作家生活10周年記念エッセイ】佐伯達男のテレビのハナシ

そもそも、結婚の定義自体が分からない…

『ハンオシ』はふざけとんか…をきのう(10月26日)に書きまくったけど、まだまだ書き足りん部分があったけんもう一度筆を取る。

『なんで婚姻届に判を捺すだけのくそたわけたことがまかり通るのか？』とぼくはつくづく思う。

柊が明葉に婚姻届に判を捺させたことは、キョーハク罪に値する。

過去にあった事象で、元カレが勝手に婚姻届を市役所に出したトラブルがあったのですよ。

それ聞いて、どない思いますか？

『(勝手に婚姻届を出した元カレ)の親御は教育の仕方が悪い…』など言われた親きょうだいたちがどんな想いをするのか…

柊が明葉に対して犯したことが原因で、旭見晴夫婦は周囲からボロクソに言われとるけども、旭見晴夫婦はなんとも思わずヘラヘラしていた…

…と言うことは、百瀬家は『品格』の漢字二文字の意味なんか知らないと言うことですよ。

それ聞いてどない思いますか？

ぼくとしては、百瀬家は『品格』のない家だと思っている。

もう一つは、明葉と柊が交際０日で結婚したこと自体に問題がある。

『リコカツ』の咲(北川景子ちゃん)と紘一(永山瑛太)、そして『電撃婚』(Ｂｅｅティービー)の華絵(田中麗奈さん)とハチ(西村まさ彦さん)…も、交際０日婚だった。

おことわりしておきますが、ぼくは頭ごなしにアレいかんコレいかんといよるわけではありません。

『仕事のスケジュールの関係で交際期間を作れない』などのはっきりとした理由がある人や海上保安庁や自衛隊や医師など国民の生命と暮らしを守るためのお仕事についてる人たちなど…やむを得ない理由があって交際期間０日婚したと言うのであれば話は分かる。

けれども、柊には明確な理由が見当たらないので話にならへん…

柊は、旭をうとんでる…と言うことは、自分の親きょうだいたちをもうとんでると言うことや。

明葉は、おばあやんに育てられたと言うが、明葉のご両親は明葉をほかしてなんしよったんか…と言いたくもなる。

『ハンオシ』のようなひどくあいまいな形は、過去に放送されたドラマにもあると思う。

1979年の夏に山陽放送で金曜日22時からしよった山田太一さんの脚本のドラマ『沿線地図』の志郎がそうであった。

志郎は、銀行員の父親から『一流大学を卒業して一流企業に就職せえ…』とあつかましく言われたつづけた。

それが原因で、志郎は家出した。

同時に、電気屋の娘(志郎と同い年)とかけおちをしてドーセー生活を始めた。

…と言うことであった。

この時、志郎は父親から言葉の暴力を受けていたと思う。

それでは、柊はどないやった…と言うことだが、『ハンオシ』の２話のあらすじを読んだだけで結論は出すことはできん…

ハナシ変えるけど、ぼくがモバゲーのニュースの『恋愛』『結婚』のコラムで『日本の国で恋愛・結婚することはゼツボーだ!!』と書きよることについて話す。

ぼくが書いたメッセージに対して、『ドーゾ日本から出てください』とか『なんで日本にいるのか？』などと返信があったが、本当に日本の国で恋愛結婚に希望が持てなくなったのですよ。

コラムのタイトルで『モラハラ夫がどーのこーの』とか『シュウトメがどーのこーの』と表記されている…

そういったコラムが結婚自体に深い失望感を与えている…と言うてもカゴンではない。

だから、日本は『世界幸福度ランキング』総合最下位と思っている。

世界幸福度ランキング下位同然の日本で、幸せな結婚ができると思いますか？

理想に描いた新婚生活を過ごせる環境はあると思いますか？

『モラハラ夫がどーのこーの』とか『シュウトメがどーのこーの』などのコラムが目立っている以上、『日本は世界幸福度ランキングの下位のジョーレンである。』と言われてもショーコトナシですよ。

そのように言われてもいいのですか？

ハア～

しんどかった…