プロ野球珍プレー好プレー番組がなくなったのでさみしいよぅ(>_<)

1982年頃、中日ドラゴンズに在籍していた宇野勝さん(うーやん)がオデコにボールゴツーン…がきっかけでプロ野球珍プレー好プレーがテレビで放送されるようになったことはご存じでしょうか?


いろんな珍プレー好プレー番組があったけど、一番おもろい珍プレー好プレー番組はテレビ愛媛でしよったみのもんたさんのナレーションの番組である。


『珍プレー』『好プレー』『痛い』『乱闘』『退場』…


…と言ったコーナーで構成されていた。


過去に『珍プレー好プレー』番組で見た中でぼくが印象に残っているシーンを挙げてみる。


1987年6月、郷ひろみさんと二谷友里恵さんの結婚披露宴があった週に熊本藤崎台球場で開催された巨人-中日戦で、中日宮下投手が投げた球が巨人クロマティ選手に直撃した…激怒したクロマティ選手が宮下投手をどついたことで大規模な暴動が発生した…中日星野仙一監督が巨人のコーチのひとりにけり入れたあと巨人王監督とおらびあいの大ゲンカになった(クロマティ選手は、その後出場停止と制裁金の処分を受けた)


1989年9月、西武球場(メットライフドーム)の西武-ロッテ戦


ロッテ平沼投手が投げた球に西武清原和博選手が激怒してバットを投げつけた上にけりを入れて逃げた…清原選手は、ロッテの選手たちに取り囲まれた上にディアズ選手からブルドッキンクヘッドロックを受けた…西武の選手たちが集まって大変なことになった…平沼投手は西武ベンチへ詰め寄って『清原出てこいや!!』とおらびまくるなど、ひとりがエキサイトしよった…止めに入った選手二人がひどく困っていた(清原選手は、出場停止2日と少額の制裁金を受けたが、甘すぎるわ!!)


1990年6月23日、西武球場の西武-ロッテ戦


ロッテ園川投手が投げた球はボーグと判定された…ロッテ金田正一監督が高木球審に詰め寄って『なんでアレがボーグだ!!』とおらんだあとグーで右肩をどついた…『退場!!』…金田監督は高木球審にケリを入れたあと暴れ回った…その末に、選手たちを引き揚げさせるなど勝手し放題した…(金田監督は、出場停止30日と制裁金100万円の処分を受けた…記者団の問いに対して金田監督はヘラヘラ嗤い(わらい)よった…どつかれた高木球審は、90年のシーズンで審判職をやめた…)


1990年3月頃、ナゴヤ球場で開催された中日-西武のオープン戦


西武鹿取投手(高知県出身)が投げた球が中日ディステファーノ選手に直撃…ディステファーノが激怒した…大宮龍男捕手が止めに入ったけど、大宮捕手はディステファーノ選手からボコボコにどつかれた…(大宮捕手が日本ハムファイターズ時代にも同じ局目に遭ったが、その時ロッテ・レロンリー選手からボコボコにどつき回された…どつかれた大宮捕手は二度もサンザンな目に遭った)


1990年4月7日、ナゴヤ球場で開催された中日-横浜大洋(DeNAベイスターズ)戦


大洋清水選手がホームインするさいに、ブロックした中日中村捕手と激突した…判定はアウトだが、中日与田投手(現監督)が清水選手に殴りかかろうとした…その後両チームの選手たちが詰め寄って大暴動に発展した。


同日夜・東京ドームで開催された巨人-ヤクルト戦


ヤクルト内藤投手が投げた球を巨人篠塚選手が打ったが、ポール際の内か外かをめぐってヤクルトの選手たちから猛抗議があった…審判4人が集まって協議した結果、ホームランであると判定…ヤクルト側の抗議は却下された。


1990年のいつ頃かおぼえてないが、東京ドームで開催された巨人-広島戦


広島バッテリーは、巨人クロマティ選手が敬遠で歩かせて、原辰徳選手で勝負しようと思ったが、クロマティ選手が敬遠球を打った…これにより、広島はサヨナラ負けとなった。


1990年のいつ頃の土曜日かおぼえてないが、広島市民球場で開催された広島-巨人戦


この日のプロ野球中継は、NHK総合テレビで中継されたが、中継開始早々に内野のバックネットに忍者のコスチュームを着た男がよじ登って、巨人軍をいじりまわす垂れ幕をかけた…コスチューム男は逮捕されたが、垂れ幕がかかった状態で中継された…


1990年のいつ頃かおぼえてないが、ナゴヤ球場で開催された中日-巨人戦


巨人槇原投手が中日バンスロー選手にプラッシュボール(危険球)を投じたことが原因で両軍が入り乱れた…星野仙一監督が審判4人に抗議していたが、その時に巨人側からとんだ野次が原因で星野監督が『なんやコラ!!』と怒鳴ったことが原因で暴動が広まった…(中日ディステファーノ選手がその時に巨人のコーチ数人をどついた…ディステファーノ選手は制裁金100万円の処分を受けた)


1991年5月10日、東京ドームで開催された日本ハム-ロッテ戦


ロッテの投手が投げた球が『ボール』と判定された…それが不満なのでロッテ金田正一監督が山崎夏生球審に抗議した…その時に金田監督が『バカヤロー』と叫んだので山崎球審は『退場』と叫んだ…しかし、金田監督がエキサイトしたことによって暴動が起こった…(金田監督はその翌日、山崎球審にわびに行ったがその際に『バカヤローはすまなんだのぉ~下手くそと言えばよかったかな~』とヘラヘラした口調でいよった…)


1991年のいつ頃かおぼえてないが、秋田県の球場で開催されたロッテ-近鉄戦


ロッテ園川投手が投げた球が近鉄トレーバー選手に直撃した…園川投手はトレーバー選手からボコボコにどつき回されたが、その間に両軍の選手が乱入して大暴動になった…一時はおさまったが、トレーバー選手が再びエキサイトした~途中でこけた~その間にロッテ金田監督からケリを喰らった…


1993年の6月8日、富山アルペンスタジアムで開催された巨人-ヤクルト戦(今の天皇陛下さまが皇太子時代に雅子さまと挙式を挙げる日の前夜だった)


ヤクルト古田敦也選手がホームイン…巨人吉原捕手がブロックアウト…ネクストバッターサークルにいたヤクルトハウエル選手が吉原捕手のラフプレーに激怒した…吉原捕手はハウエル選手にどつかれた…それが原因で大暴動に発展した…


平成の皇太子殿下の結婚の儀があった日に金沢の石川県営球場で開催された同一カードの試合で、巨人篠塚選手がサヨナラホームランをかました。


ホームランをかまされたヤクルト伊藤智仁投手は、ふたけた奪三振を得たのに1失点で敗戦投手となった。


1994年5月11日、神宮球場で開催されたヤクルト-巨人戦…


ヤクルト西村投手が投げた球が巨人村田真一選手の頭部を直撃した…生命の危険が及ぶと分かっているのに、それを放置して試合を続行した…その結果、巨人グラッデン選手がヤクルトの捕手をどついたので大暴動に発展した…巨人グラッデン選手は退場…ヤクルト西村投手も危険球退場となった。(その翌日の試合は警告試合となった)


1996年5月1日にナゴヤ球場で開催された中日-巨人戦(伊予テレビで中継しよったのを見た)


5回の裏に、巨人ガルベス投手が投げた球が中日山崎武司選手に直撃したが、山崎選手がガルベス投手に殴りかかって行ったことが原因で大暴動に発展した…ガルベス投手もボコボコにどつき回された…巨人側が一方的に試合を止めたので、30分前後試合が中断した。


1996年8月29日に広島市民球場で開催された広島-巨人戦(愛媛朝日テレビで放送しよった中継を見た)


広島江藤智選手が守備中にイレギュラーバウンドが顔面を直撃した…タンカに載せられて救急車で病院に搬送された…試合が20分前後中断した…


その2日後、ナゴヤ球場で開催された中日-巨人戦(NHK総合テレビでしよったのを見た)


巨人落合博満選手が打席に立ってた時、中日野口投手(丹原高校卒)が投げた球が指に直撃した…落合選手はその翌日から試合を欠場した。


…他にもいろんな事案があったけど、書き切れないので、ここまでにしておく。


今現在のプロ野球はリクエスト検証が導入されたので、もめると言うことがなくなった…と思う。


2004年暮れに、東北楽天ゴールデンイーグルスが誕生したのを機にパ・リーグは北日本・東日本・西日本にふたつずつ計6球団でフランチャイズ問題が解決した。


『セ・パ交流戦』『クライマックスシリーズ』などが導入されて、日本のプロ野球が再び活性化したけど、あとひとつ何か足りないような気がするんだけどねぇ~

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