『せっかくグルメ』で日村が犯したあやまちの元凶はなに?

話は、2018年4月29日の夜に伊予テレビで放送されていた『バナナマンのせっかくグルメ』のスペシャルで生じた事案である。


この時、松山市三津浜地区でロケーションが行われた分が放送されていた。


バナナマンの日村勇紀さんが三津浜地区の住民のみなさまから教えていただいたお店を回って、おすすめグルメをいただくと言う企画であった。


その際に、日村さんはとんでもない大罪を犯した。


その事案が生じた場所はどのお店であったのかおぼえていないけど、日村さんが店に入ってから数分後にスマホの電話の着信音が鳴り響いた。


この時、日村さんは住民の女性のスマホを勝手に持ち出したことが発覚した。


それに気がついた日村さんは、住民の女性にスマホを返した。


(日村さんがボードにメッセージを記載したあと女性のスマホを取ってしまった…ことだと思う…そのあと、相方の設楽統さんが日村さんの短所をズケズケいよったねぇ)


今回の事案の背景には『コンビ間で生じたなんらかのトラブルを抱えていたのでは…』と思った。


バナナマンに限った話じゃないけど、漫才コンビが結成されてから一定の年月が経過した時に『ピンでも売れたい…』と言う気持ちが生じてくると思う。


片割れがピンで売れると、相方がおもろないツラする。


仮に、15年以上前に結成した関西の漫才コンビを例に挙げてみる。


最初のうちは、なんば花月の向かいにある小さいシアター(劇場)で漫才をした。


ときにはキャバレーやストリップ劇場の前座で漫才をした。


年末恒例のM1グランプリに出場して、グランプリを獲得するために必死になって相方と一緒に芸にまい進した。


結成15年目(M1は、結成16年未満のコンビに出場の資格があるので、15年目が最後のチャンスである)のラストチャンスは、敗者復活戦で選ばれたあと決勝ラウンドへ…


なんとか3位以内をキープして、優勝決定戦へ進出…


そして、その甲斐が実って夢のグランプリを獲得した。


苦節15年、ようやく手にしたM1グランプリの称号…


それは、日頃から応援しているファンのみなさまのご声援・おしかりあってのM1グランプリである。


そしてまた、出身地の後援会のみなさまの支え、コンビのおやきょうだいのご理解などがあってのM1グランプリでもあるんや。


つらい苦しい下積み時代を忘れてはならない。


しかし、やっぱり売れてくると知らぬ間に欲が出てしまう。


今回の事案は、そう言った時に起こりやすいと思う。


過去にも、にたような事案があったと思う。


2006年に愛媛朝日テレビで水曜日20時からしよった『銭形金太郎』(ゼニキン)でコンビ同士のもめ事があった。(何月何日かおぼえてへんけど…)


問題のコンビは、オリエンタルラジオである。


企画は、銭金取り立て屋だった。


中田敦彦さんが藤森慎吾さんに貸したサンダルをグチョグチョにされたので、藤森さんにベンショウしてほしいと言うことであった。


中田さんは、くりいむしちゅーの有田哲平さんと藤森さんの家へ取り立てに行った。


その際に、サンダルのベンショウするために藤森さんの所有品をボッシュウした。


ボッシュウされた品は、プレステポータブルとマンガの単行本セットと他数点の高価品だった。


他にも、コンビ同士のもめ事の事案はNHK総合テレビの『バラエティ生活笑百科』(毎週土曜日12時15分から放送・継続放送中)でもたくさん取り上げられている。


これ以上話すと、長々となるのでここで止めておく。


苦楽を共に過ごしたコンビが末永くつづくためには、あの下積み時代を忘れずにケンキョな気持ちを持続させることが大事である。


それをきれいに忘れたら、今まで積み上げた努力が水のあわや。

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