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第65話 罠、再び」への応援コメント


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     よく映画にいる『皆を窮地に追い込むタイプ』ですね、イザベルは。
     何故かこういうタイプは最後まで生き残る法則がある。
     もしかするとそういう運命の仕掛けた罠なのかもしれませんね。

     胸の高さまで空中を泳いで来る人魚。微妙な高さです。
     2,3m上まで上がられたら、もう水中にいるのと変わらないので危険度が増す気がしますが、でも普通の人の胸の高さでだったら、背の低い者にとっては頭も同じ。
     やっぱり水中と対して変わらないですね。

     空中よりも、なんだか水中で襲われる方が個人的に怖さを感じます。
     地上と違って、前後左右どころか、360度どこからでも狙われる感じがするからです。

     空中も同じはずなのですが、水の中の敵は、魚系のそれも深海魚のような、怖くてキモい姿を連想するからです。

     昔読んだことのあるファンタジーマンガ――その頃はまだこんなに異世界モノが流行ってなくて、不思議な異世界の童話のような話でしたが――その絵が独自で怖かった(;´Д`)
     あるときの海の回に出てくるその生き物たちが、そら恐ろしい姿ばかり。
     そして人より大きい。 しかもフルカラーで生々しい! 
     性質は大人しくて、落ちた人を襲ったりはしないとあったけど、暗い海であんなのが、足元やまわりをふっと泳いでいたら、それだけで心臓発作起こすレベルでした。
     とにかくトラウマになって、今でも海が怖いです。
     
     水中なら魚の方が早いのは当たりまえだろうし、それが360度どこから来るのか分からない恐怖は、人類最古の先祖から受け継がれた恐怖心なんじゃないのかと思うほど(大袈裟っ!)

     今回の人魚はそこにもってきて、魚特有のヌメヌメで剣が滑るという事。
     これは確かに厄介です。これで皮膚も硬かったらとんでもなかったですが。

     マルコが一生懸命フォローしているようですが、もうイザベルたちには外で待っててもらった方がいいかも。
     倫理的には酷いですが、もう囮にしか使えません。

     ただ、今回リトがただの奴隷従者じゃない、というところを披露出来たところが良かったです。
     これで堂々とCランク冒険者の資格ありです(´∀`)

    作者からの返信

    いつもコメントありがとうございます。

    実は幼い頃から、水中にいる大きなナニカが、堪らなく恐かったのです。
    何故なのか分かりませんが、今でも怖いので水中戦はしません。
    書いていて怖くなるので。
    なんでしょう?殴れないからでしょうか。

    微妙な高さを飛ぶ人魚ですが、まだ奥に女王人魚がまっております。
    お楽しみはこれからです。
    他人を巻き込み、犠牲にして、自分だけ助かる。
    そんなパニックやホラー映画にいそうなイザベルです。
    どんな子か伝わって嬉しいです。

    リトはやればできる子なのです。
    自分の力を冷静に判断できて、調子に乗らないのが良い所です。