編集済
レンゲちゃん。
親父から絵を教わってた、幼稚園の時の僕ですやん。
追記
「デッサンとは、考え続ける事だ」
とか幼稚園児に言ってましたからね。
なんとなく書いただけだと歯軋りして怒るし。
まぁ、それがあるから今の僕の考え方があるんすけど。
世の中にしろ。創作にしろ。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
それはキツイですね。正解のない「絵」で厳しくされるのは特にお辛かったでしょう...。
追記ありがとうございます!
デッサンですか...。幼稚園児には高度すぎる気がします。
小さい頃は身近な大人の価値観が絶対だと思いがちですが、だんだんそうではないことに気付いていく。
その気付きがあるから他者をある程度許せるようになっていくのかもしれない、と思っています。
編集済
なるほど。
どうして「高度な知能」にモモウラ教授が取り憑かれたのかが、僕なりに解釈できた気がします。
それはレンゲの学習障害の改善に成功したから、なんでしょうね。
教授からすると学習障害を抱えた愛娘は、不幸で不憫に思えたんでしょう。
それを治してあげられれば、きっとこの子にも幸せな未来が訪れるはず。
平凡な幸せが待ってくれているだろうという、親としての普通の期待が、過剰に現れた結果だったんじゃないかと思えます。
そしてそれが幸か不幸か成功し、教授から見たレンゲは、とても幸せそうに見えたんじゃないでしょうか。
それで「高度な知能=幸福」という観念が固定化された。
正しさになった。
幸せそうに見えたのはレンゲの、父に褒めてほしい一心からのものとはいえ。
そうして父としての教授が思う幸せとレンゲの幸せとに齟齬が生じて、そこに同僚がつけ込んだ形になるのでしょうけど、それを教授は認めない。
同僚が奪ったという解釈になるのも、なんか頷けます。
教授もまた、幸せな家族(像?)を守ろうとした一人の父親だったのかもしれません。
そのままのレンゲを受け入れられなかったというのは、悲しさというか弱さといえばいいのか、それは分かりません。
でも、教授や同僚が、カズマとドッペルがお互いをそのまま受け入れて理解し合おうとしたように、レンゲやクロさんを受け入れられたらな、と思ってしまいます。
そこをちゃんと理解しているのが、皮肉にもソラという(笑
いや、もしかしたら皮肉じゃないのか?
やっぱアイツはラスボスだ(笑
作者からの返信
たくさん解釈いただいてありがとうございます!
特に「高度な知能=幸せという観念が固定化された」という考察にハッとさせられました。
「教授」のキャラクターを考え始めた当時は、自分の娘を「周囲に恥ずかしくない、自分の完璧さを証明する存在」としてモノ扱いしてしまう酷い人間、という感じでした。
小丘真知さんの考察から、一つの固定観念に縋るしかなかった弱い人間、だったのだと自分の中で解釈し直すことができました。こんなにも深く読み解いていただけて、すごく有り難いです…!