わし、幸田露伴。現代に転生してカクヨム、始めたのじゃが
露伴「速読過ぎて、カクヨム、速攻でアカウント停止された」
青切「出オチ……。星爆と判断をされたんですね」
露伴「わしは普通に読んで、普通に評価しただけじゃ」
青切「あなた、速読で有名でしたからね」
露伴「芥川など、目じゃないぞ」
青切「あれ、あなた、芥川龍之介より年上でしたっけ?」
露伴「わしは慶応3年生まれじゃ。芥川は明治25年。全然、年上」
青切「でも、カクヨム近代文学に、あなたの作品入ってないですね。芥川のはあるのに」
露伴「そうじゃ。どういう正気の沙汰じゃ、カクヨムの運営は。菓子折り持って言い訳に来い」
青切「(小声で)だれも読まないからしかたないじゃない」
露伴「何か言ったか、若造」
青切「いや、なんで、あの名作の数々が入っていないんでしょうね」
露伴「そうじゃ。そうじゃ」
青切「まあ、それはさておき。速読過ぎてBANされてしまった方が、他にもおられるわけですよ」
露伴「運営はいったい、どういうつもりでそんなことを行っておるのだ。言い訳を聞かせろ」
青切「BANされたからって、攻撃的な・・・・・・。まあ、星爆する輩と見分けがつかないのでしょうね」
露伴「そのために、ただ読むのが速い者がBANされてもよいのか!」
青切「そんな、私にすごまないでくださいよ。まあ、何と言いますか。星爆はやはり困るわけで」
露伴「小の虫を殺して大の虫を助ける、というやつか」
青切「そうなんですよ、いちばんわるいのは星爆をする連中ですよ。確実に踏みつぶさないと」
露伴「ぶっそうな物言いじゃな」
青切「そもそも、みんな、星にこだわりすぎなんですよね。それが元凶な気がする」
露伴「星をもらえないかわいそうな子である、おまえがそれを言っても説得力が・・・・・・」
青切「だれが、かわいそうな子じゃ。まあ、とにかく、単に速読の方が困らないようにしてほしい」
露伴「運営の人間に、速読の者はおらんのかな」
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