第233話◆合鍵

以前、夜歩いていて家の前までたどり着いたら、鍵が無い。

家人がいた時なので、ドアベルを鳴らせば家に入る事はできた、しかし…

来た道を戻り、必死に鍵を探してコンビニ近くの歩道で見つけた。ポケットの財布を確認した時にでも落ちたのだろう。


磁石を貼り付けた合鍵をメーターボックスの中に隠していた時があったが、メーター交換時に作業員に見られてしまい、それ以来隠す場所を色々と考えた、窓の防犯用格子のパイプの中とか。


金属製の郵便受けの内部に銀色のアルミシールで鍵を留め、扉にダイヤル錠を取り付けていた。一週間に一度しか中を確認せずにいたら、隣の住人に不要チラシを入れられた。


極力落とさないよう気を付けて、内部にキーホルダー用のフックがあるコールマンのリュックを購入。

女性用のバッグだったら、内部にファスナーポケットが付いている。そのファスナータブに穴の付いている物を選び、キーストラップをくぐらせ鍵が落ちないようにする。


何も無い安物のバッグの場合は、内部ポケットの縁にハトメパンチをプレスして金属ハトメを取り付け、キーストラップを通す。


ジョギングや近所への外出は、長い紐を付けた合鍵を首に掛ける。またはポケットにファスナーのあるジャージを着用する。


万一の場合もあるので、親族に鍵を預かって貰っているのと、いつも行く所に置き鍵をしている。一人暮らしは自衛が必要。


  ◇  ◆  ◇  ◆


友人が鍵にいたずらされて家に入れないと鍵屋を呼んだら「開いてますよ」との事、思い込みで10,000円の損。

親族がバッグを盗まれて、鍵屋を呼んだら15,000円の損。


横浜の人が飲んで夜中に帰って来たら鍵を紛失していて、ネットで探して鍵屋を呼んだら東京の業者で、80,000円請求されたそうだ。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る