第12話◆貯金をする為の心掛け #08
◇衣食住のその先は…
生活の三大要素は「衣・食・住」
寒暖や怪我等から身体を守る為に衣(ころも)が必要、生きて行く為には食物が必要、心身共に安全に過ごす為に住居が必要…では、その次は?
いつも立っている電車で、うっかり座ってしまい、割と集中する方なので、スマホを見ているうちに降車駅を過ぎてしまった。
「遅刻してしまうー」
動揺している暇は無い、目まぐるしく頭の中で考える。タクシーに乗って会社まで行くには、お金が必要。
バッグの中を確認すると、お金は分散して持つので所持しているけれど、財布が入っていない…クレジットカードが無いのだ。カードが無ければ、おつりのやり取りで時間がかかるし、ポイントも付かない。
とりあえず隣の駅で折り返して、最寄り駅で降り、空車のタクシーを探しながら、ひたすら通勤路を走る…会社に着いてしまった。
ここから導きだされたのは、まず「知識」。
その次は「健康」、ジョギングしていて良かった。
例え、今元気でも知識が無ければ身体の健康を損なう可能性がある。
変なサプリを購入したり、怪しい物に手を出して人生終わったり、異様な団体の健康法にのめり込んだり…例え病気でも、知識があればおかしな電話に惑わされず、お金を貯める事ができる。
かつて、故・志村けん氏が言った。
お金はあればあるほどいい、どれだけあっても困らない。
財布の中でお金同志がけんかしないよう、
きちんと向きを揃えて入れておく。
つまり、お金が大事な物ならば、お財布の中のレシートを片付け、きれいに整理整頓するのだなと受け取り、レジですぐ支払えるよう小銭は見やすく、お札とカード数枚だけ入れた財布を私は時々家に忘れる。何せ、出社するのに最低限必要な物は、鍵と定期券なのだから。
今日も突発的な出来事から、大切なお金が減るのを防げた。
節約やケチでは無い、生きて行くうえで必要な物、自分を絶対裏切らない物を守っているだけだ。
バーンはギャンブラー、ジー バーンは投資家、コツコツ バーンは経営者、コツコツは一般庶民。
「良い為政者とは、庶民に単調な日々を与える事だ」、とどこかで読んだ。
農作業に例えれば、毎日コツコツと作物を育てられる環境、江戸時代と同様。決して、いつ戦争に駆り出されるかと不安を抱える戦国時代では無い。
知識を蓄え、自分のお金を守る。
ダイヤモンドや金(Au)を持っていない、プラチナ(Pt)はある。もう失われた結婚の遺物だ、いつかお金に換えよう。
給料は今後増える事はなさそうだから、自分の今持っているものを大切にしよう、ATMで手数料を取られるような行き当たりばったりな生活から脱却して、地道にコツコツと貯めよう、自分で一生懸命働いたお金だ、合言葉は【金が減る】
欲望に負けない強い心を!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます