第11話◆貯金をする為の心掛け #07
◇基本を考える
生まれた時から存在するスーパー、何でも買って手に入れるのが当たり前だと思っていた。
しかし、元から工場で作られた加工品だったわけでは無い。何でも最初があり、すべてが手作りだった。味噌、醤油、梅干し、らっきょう、こしあん…亡くなった祖母が黙々と作っていたのを思い出す。
食べ物の基本を考えると、おおむねパワーの源である炭水化物と水を加熱した物。
すなわち「米+水」、「ジャガイモまたはサツマイモ+水(ふかし芋)」、「小麦粉+水(チャパティ)」「トウモロコシ粉+水(トルティーヤ)」等の主食が考えられる。
しかし、これだけでは味気なく、実際には塩が添加されており、この2種のみの摂取では脚気になってしまう。
テレビのCMで「おいしいものは、脂肪と糖でできている」と言っていた。
ジャガイモ+油+塩 → ポテトチップス
小麦粉+バター+砂糖 → クッキー
急に美味しそうになって来た、食べたい。
これらを基本として、更に調味料や香料で変化を付け、肉、魚、野菜などをプラスして、応用する。
三大栄養素(たんぱく質、炭水化物、脂質)と言うが、ベジタリアンが存在するので、「野菜さえ摂っておけば何とかなる」と思っている。
基本:ブロッコリーをゆでる → 応用:マヨネーズをかける、ピザ生地に載せチーズを振りかけてトースターで焼く、小麦粉をバターで炒め牛乳でのばし塩こしょうしたシチューに入れる…
基本さえ身に付けば、外食費を支払わずに済むようになる。これが貯金への第一歩。
石鹸は、昔は海底だったヨーロッパの草木や海藻を燃やした後の灰と動物の脂肪を混ぜ合わせた物。元々日本は、植物のムクロジやサイカチなどで洗濯をしていた。
化粧品も江戸時代はへちま水で、平安時代の美白はウグイスのフン。
着物は手縫いだったし、足に履く物は藁ぞうりでわらを編んで作っていた。かごは竹を編んだ物、家具は木を切って組み立てた物。
お金を使いたくない…作るしかない!
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