第8話、『 友美 』

 部屋を出た菊地は、廊下に立ち、天上を見上げながら、大きく息をついた。

 薄暗い保管室に比べ、廊下には大きな窓があり、明るい。 過去から、現実に戻ったような感覚を、菊地は感じた。


 田所も菊地に続き、廊下に出て来た。

 扉を閉め、菊地を向き直ると聞いた。

「 菊地君…… 君は、私を糾弾するかね? 」

 窓の外を見ていた菊池が、田所を振り返る。

 じっと田所の目を見据え、しばらく考えると、菊地は答えた。

「 そんな事をしても、何も解決しません。 今は、そのクローンの扱いを、今後、どうするかです。 …寿命は? 」

 視線を床に落とし、田所は答えた。

「 骨格の成長が、これ以上は、期待出来ない。 カルシウムが摂取出来ないのだ…… 生活している中での、脳の成長は著しい。 既に、頭蓋骨が脳を圧迫していて、脳圧が通常の2倍もある。 血中障害も深刻な状況下にあり、ヘモグロビンが異常に少ない。 酸素が体内に供給されず、白血病に似た状態だ。 状況が、今より悪化すれば… 1・2年だろう 」

「 死んだら、脳を摘出して、また、研究するのですか? 」

「 …… 」

 無粋な質問だ。

 自分だって、ゴシップがあれば、死肉を求めるハイエナの如く、タレントや政治家に群がっている。 自分の追い求める夢に向かって模索をしている田所らの方が、よっぽど崇高なのかもしれない。

 菊地は、無言でいる田所に謝罪した。

「 下衆な発言でした…… 」

「 …いや… いいんだ 」

 田所は、そう答えると、隣の部屋の扉を開けた。

「 入りたまえ。 君に見せたいものがある 」


 幾つものパソコンが並んだ部屋に、田所は菊地を案内した。

 保管室では無く、資料室のような部屋だ。

 手前にあったデスクに近付きながら、田所は説明を始めた。

「 503号の脳は、摘出した後も6ヶ月に亘って、微弱な脳波が検出された。 普通の測定器では検出出来ないものだ。 ある一定の周波数のみにしか反応しない…… 」

 机上にあった数冊のファイルをどけ、テンキーの付いたキーボードを準備すると、パソコンの電源を入れた。

「 私の研究チームは、色んなパターン信号を503号の脳に送り、反応した脳波をパソコンに入力して、積算したんだ 」

 机の引き出しを開け、中から1枚のディスクを取り出すと、パソコンに挿入した。 モニターに現れたウインドウに入力し、エンターキーを操作する。

「 それで、何がわかるのですか? 」

 菊地が尋ねた。

 モニターに現われたチェック・ボックスをクリックしながら、田所は答えた。

「 ある信号に対して、こんな反応が現われた… というデータを蓄積してあるんだ。 そして、それをパソコンを通じて文字に変換するんだよ。 つまり、これもクローンという訳だ。 脳だけのね。 電子頭脳とでも言おうか 」


 …これは、画期的な事だ…!


 おそらく、蓄積されたデータは、膨大なものであったと思われる。 人格の、全てを網羅する事は不可能だろうが、菊地は、かなりの期待と興味を抱いた。

「 …と、言う事は…… 」

「 そう… 拡大解釈すれば、故人と会話が出来るという訳だ…! 考えて応答する事は不可能だが、インプットした膨大なデータから、ある程度、それらしい応答はする。 まあ、新しい言葉は出て来ないがね… もちろん、503号だったから、こんな事が出来たんだ。 深い繋がりがあったと推測される君には、是非、見てもらいたいと思ってね 」

 菊地は、胸が高鳴った。

 田所が説明したように、生身の人間同士のような、完全な会話は不可能だろう。

 しかし、あの友美と、単語による『 言葉 』の交換が出来る説明になる……!

 単なるデータと化した信号かもしれないが、それが生前の友美に則したものであれば、菊地は満足だった。


 アクセス用のウインドウをスタンバイさせた田所が、菊地にパソコンの席を譲った。

「 話しかけてみたまえ、菊地君 」

 席に座る、菊地。


 …しかし、何を問い掛けたらいいのか判らない。


 不安気に田所を見上げる菊地に、田所はアドバイスした。

「 会話文だと、応答しないからね。 単語のみの方がいい。 赤、とか、食べ物、とか… 」

 しばらく考えると、菊地は、キーボードを打ち始めた。

 『 多岐 愛子 』

「 誰かね? これは 」

 田所が尋ねる。

「 笠井 友美の友人だった子です。 同じように、不思議な力を持っていました。 セントラルホテルで死んだ、仲間だった子です 」

「 うむ… エンターキーを押してみたまえ 」

 菊地が操作をすると、しばらくして、モニターに応答があった。


 〔 ともだち  愛子 〕


 菊地は、驚きの表情を表しながら、田所を見た。 無言で頷く、田所。

 菊地は、キーボードを操作し、次の入力をした。

 『 三上 里美 』


 〔 ともだち 里美 やさしい 〕


 『 沢口 春奈 』


 〔 いもうと同じ 春奈 大好き 〕


 間違いなく、友美の意志が反映されている。 菊地は嬉しくなった。

「 これは、凄い…! 本人と話しているようですね! 」

 田所も、満足のようだ。

「 遺族の話しでは、503号は、養子だったらしくてね。 直系の遺族が、いないんだ。 何か、情報を入力したくても、出来なかったのが実情だったが… 今、私が知らない名前にも、ちゃんと応答している。 これは素晴らしいぞ! 何か、短い文面を入力してみてくれたまえ 」

 菊地は、しばらく考え、ある文面を入力した。


 『 電車旅行の駅弁 』


「 …何かね、これは? 」

 田所が、尋ねる。

「 私しか、知らない事です。 誰でも理解出来る問い掛けじゃ、意味がないですから 」

「 うむ、確かにそうだな。 膨大なデータが入っているにしても、文面では応答した事がないんだ。 でも、記憶にある事なら、希望は持てそうだね。 今までは、それが出来なかった 」

 エンターキーを押し、応答を待つ。

 ハードディスクが、カリカリと音を立て、やがてモニターに応答が現われた。


 〔 しんせつなひと 思い出 〕


「 ほう…! 文面に応答しているぞ! これは初めてだ 」

 田所は、メガネを掛け直し、モニターに注目した。

 菊地は、更に入力をする。


 『 私は菊地です 』


 再び、ハードディスクが起動する。


 〔 菊地さん 菊地さん 菊地さん 菊地さん 菊地さん 菊地さん 菊地さん

   うれしい うれしい うれしい うれしい うれしい うれしい うれしい

   うれしい うれしい うれしい うれしい うれしい うれしい うれしい

   うれしい うれしい うれしい うれしい うれしい うれしい うれしい

   菊地さん 菊地さん 菊地さん 菊地さん 菊地さん 菊地さん 菊地さん

   菊地さん 菊地さん 菊地さん 菊地さん 菊地さん 菊地さん 菊地さん

   うれしい うれしい うれしい うれしい うれしい うれしい うれしい

   うれしい うれしい うれしい うれしい うれしい うれしい うれしい

   うれしい うれしい うれしい うれしい うれしい うれしい うれしい

   うれしい うれしい うれしい うれしい うれしい うれしい うれしい

   うれしい うれしい うれしい うれしい うれしい うれしい うれしい

   うれしい うれしい うれしい うれしい うれしい うれしい うれしい

   菊地さん 菊地さん 菊地さん 菊地さん 菊地さん 菊地さん 菊地さん

   菊地さん 菊地さん 菊地さん 菊地さん 菊地さん 菊地さん 菊地さん

   菊地さん 菊地さん 菊地さん 菊地さん 菊地さん 菊地さん 菊地さん

   私、うれしい 私、うれしい 私、うれしい 私、うれしい 私、うれしい

   私、うれしい 私、うれしい 私、うれしい 私、うれしい 私、うれしい

   私、うれしい 私、うれしい 私、うれしい 私、うれしい 私、うれしい

   私、うれしい 私、うれしい 私、うれしい 私、うれしい 私、うれしい

  うれしい うれしい うれしい うれしい うれしい うれしい うれしい

  うれしい うれしい うれしい うれしい うれしい うれしい うれしい

  うれしい うれしい うれしい うれしい うれしい うれしい うれしい

  うれしい うれしい うれしい うれしい うれしい うれしい うれしい

  うれしい うれしい うれしい うれしい うれしい うれしい うれしい

  うれしい うれしい うれしい うれしい うれしい うれしい うれしい

  うれしい うれしい うれしい うれしい うれしい うれしい うれしい

  うれしい うれしい うれしい うれしい うれしい うれしい うれしい 〕


「 …こっ、これは……! 」

 田所が、モニターに現われた応答に、釘付けになった。

 ウインドウ、いっぱいに表示された表現……!

 菊地も、思いがけない応答に、びっくりした。

「 …と、友美ちゃん…! 」

 ディスクが、尚も起動し、第2文を表示した。


〔 わたしは人間 わたしは人間 わたしは人間 わたしは人間 わたしは人間

  わたしは人間 わたしは人間 わたしは人間 わたしは人間 わたしは人間

  私を愛して 私を愛して 私を愛して 私を愛して 私を愛して 私を愛して

  菊地さん 菊地さん 菊地さん 菊地さん 菊地さん 菊地さん 菊地さん 〕


「 ……友美ちゃん……! 」

 デジタル化された、単なるデータ……

 しかし、菊地は嬉しかった。

 あの友美の意志が、こうして記録され、残されている。


 彼女が、確かにこの世に存在したという証……


 ある意味、菊地は、田所に感謝の念を抱いていた。

 田所が、菊地に言った。

「 君の名前に、こうも顕著に反応するとは……! 何か、もっと聞いてみてくれないか 」

 しばらく考え、菊地は、次の入力をした。


 『 君と同じ人間がいる 』


 その文面に、田所は注目する。

 〔 いない 皆  死 〕

「 彼女の記憶には、クローンの存在は、ないですからね。 やはり、こういう返事でしょう 」

 菊地が言った。

「 うむ… では、新たな脅威として聞いてみては、どうかね? 」

「 新しい展開として、ですか。 それなら…… 」

 キーボードを操作する、菊地。


 『 覚醒者を発見 』


 友美の記憶は、敏感に反応した。

 〔 助ける 〕

「 友美ちゃんらしいや。 …いや、待って下さい。 まだ、ディスクが起動してる……! 」

 第2文が表示された。

 〔 力の利用 阻止 たたかい 菊地さんに聞く 〕

 田所が言った。

「 君に相談する、と言っておるな… 503号にとって、君は、唯一の理解者であり、頼れる存在だったようだね 」

「 私は、彼女に何もしてやれなかった…… 確かに、理解はしていたつもりですがね。 悔いが残ります……! 」

 ディスクが、カリカリと音を立て、起動し始めた。

「 ? 」

「 何か、入力したかね? 」

「 いえ、何も? 」

 やがて、ウインドウに表示が現われた。


 〔 菊地さん どこ 〕


 田所は、注目した。

「 …こ、これは…! 向こうから質問している……! こんな事も、初めてだ 」

 菊地が聞いた。

「 意志を持っている、という事ですか? 」

 田所は、しばらく考えてから、言った。

「 いや… そうではないな。 一見、意志のように見えるが、データの連鎖だ。 ある物事を考えていた時、それに呼応した情報が、そのままデータとして記憶されているんだ。 とりあえず、答えてみてくれたまえ 」

 菊地が入力する。


 『 仕事中 』


 しばらくすると、モニターに応答があった。

 〔 いそがしいひと つまらない いつも仕事 いつも いつも いつも 〕

「 すねているぞ? 菊地君 」

 田所が、少し、からかい気味に言う。

「 そんな事、言ったって… 」

 少々、困惑しつつ、菊地は、次文を考えると入力した。

 『 菊地です 遊びに行こう 』

 エンターを押すと、モニターに表示が現われた。


〔 うれしい うれしい うれしい うれしい うれしい うれしい うれしい

  うれしい うれしい うれしい うれしい うれしい うれしい うれしい

  うれしい うれしい うれしい うれしい うれしい うれしい うれしい

  うれしい うれしい うれしい うれしい うれしい うれしい うれしい

  お弁当 お弁当 お弁当 お弁当 お弁当 お弁当 お弁当 お弁当 お弁当

  お茶 お茶 お茶 お茶 お茶お茶 お茶 お茶 お茶 お茶 お茶 お茶

  菊地さん 菊地さん 菊地さん 菊地さん 菊地さん 菊地さん 菊地さん

  菊地さん 菊地さん 菊地さん 菊地さん 菊地さん 菊地さん 菊地さん

  私、うれしい 私、うれしい 私、うれしい 私、うれしい 私、うれしい

  私、うれしい 私、うれしい 私、うれしい 私、うれしい 私、うれしい

  私、うれしい 私、うれしい 私、うれしい 私、うれしい 私、うれしい 〕


 菊地は、居たたまれなくなり、席を立った。

 モニターを見ながら、田所は言った。

「 503号は、君に対して、特別な感情を抱いていたと見える。 おそらく、それは恋愛的なものだったのだろう… 君も、彼女に対して、親愛な情で接していたんだね。 何も知らなかったとは言え… 私は彼女を、単なる研究材料としか見ていなかった。 経緯の説明にも、君の感情を踏まえない失礼な点があったと反省しとるよ。 済まなかったね 」

 部屋にあった窓から、外をじっと見ていた菊地は、答えた。

「 …いえ… いいんです。 私しか、知らない事実だったんですから…… 」

 モニターに表示された表現は、少女らしく、あどけないものだった。 それゆえ、菊地の心には、大きく響いた。


 本当に、そう出来たら……

 友美と楽しく、どこかで、ピクニックでも出来たら……


 今となっては、不可能だ。

 過去に残した悔いの大きさを、改めて感じ入る菊地であった。


 田所が、パソコンのアプリケーションを終了させ、電源を切る。

「 菊地君… 503号のクローンの事を、もう少し、詳しく話そう…… 」

 書斎デスクのイスに座ると、田所が言った。 菊地も、傍らにあったイスを出し、腰を掛ける。

「 実験は、色んな可能性を探りつつ、503号の、様々な細胞組織を摘出して行なった。ほとんどが失敗に終ったが… 再生力が強い肝臓に、遺伝子操作を施した卵子細胞と脳細胞の組織を組み合わせた、8号・12号・13号が生存している。 このうち8号は、人間体ではない。 胞状奇胎のように、バラバラだ。 頭部も無く、神経系も無い 」

 以前に、スタッフの会話の中で、聞いた事のある番号だ。 やはり、実験体であったらしい。

 田所は続けた。

「 12号も、奇形となった。 骨格が構成されず、8号と同じく、人口髄液の中で、透析機械による酸素供給で生きている。 …だが、13号は成功した。 先程も言ったが、完全な人間体だ。 性別的には女性で、『 愛 』という名前を付け、今年で12歳になる 」

 『 アイ 』とは、友美のクローンの名称だったのだ。 おそらく、潜入した時に、片山が遭遇した子供が、そうなのだろう。 確かに、聞いた声は女性だった。

「 腎不全が酷くてね。 今、透析をしている 」

 菊地は言った。

「 その子に、会わせて頂けないでしょうか? 」

「 構わんよ。 こちらからお願いしたい。 …実は、その事で、君に最大の相談があったのだ 」

「 最大の、相談? 」

「 まあ、知能的には、問題はないのだが… 以前から、意味の判らない事を言ってね…… 」

「 はあ… 」

「 最近は、君に会いたいと、言い出したのだよ 」

「 え? 私ですか? 会った事もないのに……? 」

 田所は、腕組みをしながら答えた。

「 ぼんやりしていると思っていたら、突然、『 菊地さん、どこ? 』ってね……! 」

「 …… 」

「 先程の、データ頭脳が聞いて来た通りの聞き方だ。 多分、503号の記憶だと思う。 『 菊地 』という名前に、我々は、心当たりが無くてね。 そんな時、君が取材に来た……! 最初、笠井氏から君の名前を聞かされた時、正直、私は、驚いたよ。 偶然にしては、あまりに条件が揃い過ぎているからね。 笠井氏と4429F、愛が言った名前、君の名前…… だから君を呼んで、あの薬の企画書を見せたのだ。 何か、知っているのではないか、と思ってね 」

 なぜ、自分をホテルに呼び出したのか? なぜ、あの企画書を見せたのか?

 菊地が、疑問に思っていた事が、判明した。 おそらく、あの尾行も、菊地の人物像を探らせる為に付けていたのだろう。

 田所は言った。

「 考えてみてくれ…… もし、自分に経験のない記憶が、歴然と存在したとしたら、どう思う? 行った事のない地名の記憶や、会った事のない人の名前が頭の中に浮かんで来たら、どう思うかね? 」

 菊地は考えた。

 おそらく、妙な感覚だろう。 自分が自分でないような… そんな感じなのだろうか。

「 子供には、どうしたらいいか… 情緒不安定になるでしょうね。 大人でも、心身喪失というか、ノイローゼ気味になるんじゃないでしょうか? 」

 菊地は、そう答えた。

「 うむ… まさに、愛は、その状態だ。 イライラするようになり、いつも機嫌が悪い。 加えて、体調の不調もある。 君に会う事で、何か転機があるのではないか、と考えておるのだがね 」


 田所によって明らかにされた、15年の経緯……

 それは、菊地にとって、衝撃的なものだった。

 菊地だけの記憶として、心の中にしまい込まれていたはずの過去は一人歩きし、何も知らない医師たちの手により、その記憶は、実際の形となって現在、この世に存在している。


 数奇な運命の巡り逢わせ……


 菊地は、その因果の渦に、再び巻き込まれているようだった。

( 今回の結末は、俺にも想像がつかない。 この収拾は、一体、誰がつけるのだろうか…… )

 果てしない不安を心に感じ、菊地は、しばらく無言でいた。 全てを話したと思われる田所も、じっと腕組みをしたまま、床を見つめている。


 その時、突然、机の上のインターホンが鳴った。

『 田所先生! 田所先生は、おられますかっ! 』

 久保の声だ。

 ボタンを押して、田所が応対に出る。

「 私だ。 B棟の情報室にいる。 何事かね? 」

『 あ、そちらにおられましたか…! た、大変な事に… 愛が… 愛が、逃走しましたっ! 院外ですっ! 』

「 なっ… 何だとッ!? 」

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